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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. スリー・ビルボード 《ネタバレ》 ダメ人間が成長する話に弱いことを改めて実感。 ミルドレッドもディクソンも「怒りに囚われた」共感できないどうしようもない人間だが、いくつかの出来事を通して赦しを学んで成長していく、、かもしれない映画。 ディクソンが資料を死守し、レッドが赦しを与え、次第にミルドレッドも変化していく。。自己犠牲と赦し、成長、号泣してしまいました。 どうしようもないディクソンが一番変化するが、要するに子供がそのまま警官の制服を着てただけだったんだろうな。マイノリティがあるがゆえに、誰かに自己肯定してほしかっただけなのかもしれない。 それに引き換え、曲がりなりにも「大人」なってしまっていたミルドレッドは一筋縄ではいかぬ。怒りに囚われているところを、手紙、ディクソンの行動、ジェームズ君とのデート(と決裂)で心理が変化していく過程が大変よい。 最後は、ありゃ殺さねーな。彼らは怒りから少し解放されているように見える。[映画館(字幕)] 9点(2018-05-20 00:08:42)(良:2票) 《改行有》 2. スミス都へ行く 《ネタバレ》 キャプラ、ジェームズのゴールデンコンビ。 こいつらは期待を裏切らない、と実感した。 アメリカの民主主義の理想、腐敗はするが理想が勝つ、という清々しい「夢」を描いていて、素直に感動させる。 最初バカにしていたサンダース秘書も、次第に心動かされていくありきたりな展開も大変心地いい。 ジェームズ・スチュアートが最後喜んではしゃぐ映画は何本見てもいいかもしれない。[CS・衛星(字幕)] 9点(2012-05-01 23:20:14)《改行有》 3. 素晴らしき哉、人生!(1946) 《ネタバレ》 CSにてクリスマスに鑑賞。 これにはおもいっきり泣きました。ヒックヒックいいながら泣きました。 ジョージのやってきたことが最後に報われる、これぞ素晴らしき哉、人生!です。 水野晴郎さん、映画って本当にいいもんですね、と心底思った。 唯一気になるのは、やっぱりちょっと長く感じるかな。 まあ、キャプラ×ジェームズ、最強コンビですね[CS・衛星(字幕)] 9点(2012-04-26 01:28:37)《改行有》 4. スローターハウス5 《ネタバレ》 この映画の良さ、というか好きなところは何より映画全体を覆う雰囲気というか、空気のようなもの。 美しいオープニング。美しいドレスデン市街のシーン。独特なエンディング。 カーアクションもあるし、飛行機に乗るときの山岳救助隊はホラー演出みたいだし、見所いっぱいあります。 でも、やっぱり映画自体の佇まい、空気感が何より素晴らしい。[CS・衛星(字幕)] 10点(2012-04-26 00:28:52)《改行有》
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