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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師 《ネタバレ》 バートンらしいダークな映像満載の王道的な悲劇と血まみれミュージカル。今までのバートン作品やデップが好きだから、というだけの人は止めた方が正解かもしれませんので注意。ちなみに私が観に行ったトコでは、予告が始まっても大きな声で普通にお喋りしていた若干お年を召したご婦人方が数十人いらっしゃいましたが、上映後は皆さん足どり重く無口になっていましたね。 髭剃りでどれくらい稼いでいたのか分かりませんが、喉を掻っ捌いた後のトドメの脳天逆落としは合理的だなぁと感心してしまいました。悪趣味というかさすがバートン!みたいな。殺して落としたら後処理(肉の処理)担当のラベットが大変なんだけど血糊は別として殺しは妙にリアルだった。ラスト、知らずに殺めてしまった嫁を抱きかかえ「斬れ」とばかりに首をもたげ、嫁を包み込むように崩れていったトッドには哀愁を感じたな。ミュージカルとしては皆さん高音も十分に出ていて上手かった。[映画館(字幕)] 7点(2008-01-22 20:51:43)(良:1票) 22. スパイダーマン3 《ネタバレ》 映像は半端じゃなく凄かったけど、今回は盛り込み過ぎてて消化仕切れなかった印象がありますね。ちょっとずつ伏線残してるし尺が欲しい。ヒーローとして人を助けるという働きがあまりなく、寄生されたとはいえ自分の内面との戦いがメインなのは、等身大としての英雄として理解できるが2の焼き直しに見えたな。それにしてもハリーが不憫だ。 シリーズを通してヒーローとしての葛藤、平凡な人間としての葛藤などもしっかりと描写されていて単なるアクションヒーローに終わっていないのはライミの手腕なんだろうな。演出から脚本から、これだけ盛り込んでライミには素直にお疲れ様と言いたい。でも完結と言っていたようですが次がありそうですね。[映画館(字幕)] 7点(2007-05-25 00:44:25) 23. スーパーマンII/冒険篇 冒険編とはよくつけた。7点(2003-10-19 15:12:31) 24. スーパーマン(1978) 好くまとめてあります。クリストファー・リーブは頑張ってもらいたいです。7点(2003-09-30 03:40:50) 25. スペース・カウボーイ 爺さんみんな、元気で渋くて面白かった。7点(2003-09-12 20:44:26) 26. 300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~ 《ネタバレ》 スパルタの豪快かつ豪胆な勇猛果敢なる300人の男たちを描いた300(スリーハンドレッド)。スタイリッシュな映像美で容赦の無いえげつない描写も美しくありました。その続編となる今作ですが、神話の世界のような異形な異教徒を思わせたペルシア軍はクセルクセス王は相変わらずイイ味を出してますが、すっかり毒気を抜かれたかのように並の人たちの集まりになっていて拍子抜け。それを補うためか、妖艶で冷酷かつ優れた戦闘能力を持った女傑アルテミシアが出てきますが、彼女はキャラも立っていて良かったですね。 今回の主役デミストクレスは前作のレオニダスがあまりにも凄かったため、大きく割りを食ってしまった感がありますが、いかんせんスケールダウンした人にしか見えない。男気の塊でグイグイ周りを引っ張ってくれるカリスマ性を併せ持ったレオニダスの後任には荷が重かった。脇を固める人たちも、また父子ネタをやってるし、キャラが薄く印象に残らずイマイチだったかな。荘厳な音楽とビジュアルは前作を継承してて良い感じでしたし、ほぼ同時軸での物語で悪くはなかったんですけどね。[映画館(字幕)] 6点(2014-06-21 22:16:46) 27. スノーホワイト(2012) 《ネタバレ》 大多数の女性の願望でもあろう、『永遠の若さと美貌』を渇望する魔女役のセロンは妖艶でハマりすぎてましたね。若さを吸い上げて美顔状態にしろ、邪悪度アップした顔つきにしろ、魔法が抜け老化した顔にしろ、様になってるのは流石でした。クリステン・スチュワートのスノーホワイトも悪くはないですが、陰気で華やかさに欠けるし存在感が薄い。セロンとは完全に格が違いましたね。新解釈と位置づけて戦う白雪姫になっていますが、いっその事、魔女が主役で勝っちゃうのもアリだったんじゃないの?と思います。 『マイティ・ソー』のクリス・ヘムズワースが作品が変わっても斧を持っていてウケましたが、この人はほんと頼もしさが溢れてるしイケメンですねぇ。道中で無駄死に扱いされたら嫌だなぁと思いつつ観てましたが、悪くない扱いで安心しました。 世界観もビジュアルも好みの部類なので退屈はしませんでした。[映画館(字幕)] 6点(2012-06-18 22:06:04) 28. SPIRIT スピリット(2006) 《ネタバレ》 王道的なストーリー展開ですが、リンチェイ(あえてこの名前)は華麗で優雅な動きだった。棒術、剣術、三節棍と素手以外も集大成と言うだけあって披露していたが惚れ惚れする様な上手さで相変わらず素晴らしい。勝つために手段を選ばない日本人と崇高な精神を持った日本人。これを観た向うの人はどう思ったんだろうか? 関係ないが最近ありがちな曲のタイアップはどうにかならんものか。契約の問題だか知らんが興醒めもいいトコ。[映画館(字幕)] 6点(2006-03-31 01:48:08) 29. スプラッシュ ダリル・ハンナ、とってもキュートな人魚でした。6点(2003-10-19 13:32:27) 30. スターシップ・トゥルーパーズ パワードスーツがカットされたのはしょうがないかな。バーホーベンらしさの出ている残虐シーンは期待通り。6点(2003-10-13 18:43:46) 31. スピーシーズ/種の起源 B級SFとしてベタベタですが、ヘンストリッジが綺麗なので許す。6点(2003-09-13 00:28:50) 32. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 単なるアクション映画に堕ちたなぁと。ep3で、どうケリを付けてくれるのかな。6点(2003-09-12 18:19:49) 33. スケアリーストーリーズ 怖い本 《ネタバレ》 原作未読。幽霊屋敷で見つけた本を持ち帰るとひとりでに物語が書き綴られ、主人公として名を刻まれた者は現実として恐ろしい結末を迎えてしまう、というお話。児童文学が原作でレイティングGだけあってグロはいっさいなく、それほど怖くもないので苦手な人や子供でも安心して観るコトが出来ると思います。逆に慣れている人にはいろいろと物足りない気がしますね。原作は短編集で独立していたお話をピックアップし、ひとつのストーリーにまとめたそうですが、いじめっ子の案山子の話は振りもあるので良いのですが、他は「なぜこの子にこの化け物なんだろ?」的な疑問が浮かぶし落ちもイマイチな感じでした。怪奇ファンで作家志望の内向的なメガネっ子主人公ステラ役ゾーイ・コレッティはキュートで雰囲気があるので今後ブレイクするような気がしないでもないですね。[映画館(字幕)] 5点(2020-02-29 00:49:55) 34. スプリット 《ネタバレ》 23人の人格を持つ男vs女子高生3人組。23人の人格といいつつ、出てくるのは見た目とギャップのある女性や子供など数人のみだし監禁場所や内容も特に驚きはなかったかな。人格の主導権争いもふーんってだけでベタだしね。人格が変わる事により肉体構造も変わり女子高生がえじきになった辺りで「あー、シャマランには珍しくホラーになっちゃうのか」と思ったらさらにその上をいくラストでそこはビックリだった。途中で「アンブレイカブル」の音楽を使ってたから違和感を感じたけどダンが出てくるとはねぇ。アメコミ映画が大流行りだからシャマランもヒーロー物をやりたくなったとしか思えなかったな。今回はダンに対抗できるビーストという怪物誕生物語で盛大な前フリ映画でしたね。まぁぶっちゃけあのラストシーンは丸々カットで、性的虐待を受けてたケイシーが多重人格者ケビンの表に出た人格ビーストもろともオッサンの記憶も払拭したラストにした方が筋が通った気がしますが、こういう流れにしたいなら続編は早々にやって欲しいトコですけどね。再来年は遠いな。[映画館(字幕)] 5点(2017-05-30 21:42:52) 35. スノーホワイト 氷の王国 《ネタバレ》 そもそも前作は続編を作るほどのモノだったかな?と思いましたけどなんで作ったんだろう。前作の主役スノーホワイト(クリステン・スチュワート)が揉めて出ないって時点で企画も止めりゃいいのに。「予算取っちゃったから使ってください」って苦肉の策だったのかな。 セロンは魔女そのものって貫禄があったしエミリー・ブラントは歪んだ母性と氷になり切れない儚い雰囲気があり両者女王っぷりがハマってはいた。クリス・ヘムズワースはソーのイメージが強すぎて誰にも負けなそうなオーラがあるけど今回は適度に弱くて女優陣に翻弄された感があったな。まあキャストは豪華だったけど全体的にアッチ行ったりコッチ行ったり中途半端な出来だし既視感を覚えるシーンが多々ある。ドワーフ役の男女4人がいい味を出してたのが救いでもあるけど「ホビット」を思い浮かべた人も多いだろうな。古典の童話で普遍的なテーマの愛を描きつつ、現代でウケそうなアクションやラブストーリーを入れるにはセンスが大事だなと思いました。[映画館(字幕)] 5点(2016-05-29 01:07:42)(良:1票) 36. 推理作家ポー 最期の5日間 《ネタバレ》 エドガー・アラン・ポーは多少読んで知ってる程度。思いのほかグロいシーンがあるので苦手な方は注意が必要。19世紀半ばの街並みなどの情景が作品の陰気な雰囲気に合ってますね。実際のポーの最後と結びつけた終わりにしてますがファンには納得できる最後なのかな?と思いました。犯人に対するあのオチはカタルシスを感じた、フィールズはなかなかカッコ良かったな。ポーを演じたキューザックは生え際が後退してきたので、フランシスコ・ザビエルに瓜二つでした。彼の映画化があれば是非キューザックで。[映画館(字幕)] 5点(2012-10-31 22:53:41) 37. スプライス 《ネタバレ》 ビジュアルとか面白そうな雰囲気はあり異形の生物ドレンはキモ可愛い。でもすべてが予想通りに展開するというか至って平凡な作品。人間と動物の遺伝子を組み合わせ新生命体を製造(創造)するという神の領域へ踏み込んだ内容ながら科学者夫婦のマッドぶりも無いため倫理(道徳)感に訴えるモノも無い。人間の本能というか欲望だけ。母親に蔑ろにされて育ったエルサも自らのDNAを使ったドレンに同じような事をし、そのドレンも夫婦相手に色々と仕出かすという。考えてみるとエルサのDNA(血筋)がおかしいってコトじゃないのかね? まぁ異形の生物と人間のある意味「ぶつかり合い」が見ものかな。「ソッチ系」の倫理(道徳)感を思うと本国で大コケだったのも分からないでもない。フリークスが好きな人向け。[映画館(字幕)] 5点(2011-01-21 01:01:27) 38. スパイダーウィックの謎 《ネタバレ》 原作未読。どうも妖精というと花のように小さく可憐で儚げなイメージしかないんですが、デッカイのいっぱいいるんですね。造形が向こうらしかったけど、映画は兄弟vsゴブリン軍団に絞って見せているので妖精たちの関係性が分かり辛かった。半端に現実を織り交ぜずに、もっとファンタジーの世界に振りきっちゃっても良いんでないかと思いました。無難なつくり。[映画館(字幕)] 5点(2008-05-04 17:46:25) 39. スリザー いたってよくあるSFホラー物で過去の作品のオマージュというかパロディが溢れています。良く言えばホラーへの愛があり、悪く言えばオリジナリティの乏しい凡作。まぁ「おバカだなぁ」と思いながら観るのがベターな80年代風B級ホラー。エンドロールで帰ってしまうとチョッピリ損をしますので注意。[映画館(字幕)] 5点(2007-12-11 00:13:06) 40. スパイダーマン(1977) CG使いまくりのライミ版と比べようも無いほどショボイのですが、悪くないです。個人的に、歴代スパイダーマンの中ではレオパルドンが出てくるヤツが一番好きですがw5点(2004-01-10 23:19:54)
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