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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. SUPER8/スーパーエイト(2011) 《ネタバレ》 スピルバーグの“宇宙人モノ”全部乗せ、みたいな映画。J.J.エイブラムスは余程スピルバーグに心酔しているのか、それともAMBLIN制作の作品だからなのか、スピルバーグ的なクセが其処彼処にある。その分スピルバーグの嫌な部分もけっこうありますが。 その他のスパイスとして『スタンド・バイ・ミー』、ロメロの『ゾンビ』辺りが効いてるかな。列車事故のシーンは『ファイ・デス』シリーズを思わせる気合の入り方。それ以外にも『エイリアン』等などヒット作へのオマージュ的な細かいお遊びがたくさん散りばめられていて、映画好きには結構楽しめる。 まったく予備知識無しに観たため、田舎町でゾンビ映画を撮る少年達を前振りに、列車事故、軍の秘密作戦と来て「ああ、そういう映画ね……」と思いきや、まさかの宇宙人モノというバカ展開も、個人的には楽しめた。 まぁツッコミ所も多々あるが、そこは考えちゃダメ。決して神妙に観る映画では無いので、多少の穴は大目に見て笑って楽しむのが良いでしょう。後味も悪くないし、そこそこの佳作。SFホラー映画好きの暇つぶしにはけっこうお薦めかも。w[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-11-04 15:41:15)(良:1票) 《改行有》 2. 300 <スリーハンドレッド> これ、映画がオリジナルだったら0点か1点のところだが、マンガ原作ってことで、ならしょうがないか…と2点かな。戦闘シーンなんか、まさにマンガ。有り得ないほどのリアリティの無さ。主人公は強すぎると(もしくは敵が弱すぎると)面白くない、という失敗の典型だな。背景のCGも観ていて疲れてくる。 あと、レナ・へディはどうもドラマの印象が強すぎて、う~むサラ・コナーはローマ時代にタイムスリップしてもやっぱり強いなぁ、と。w[地上波(吹替)] 2点(2010-05-19 19:49:42)《改行有》 3. スティグマータ/聖痕 どーせC級D級のつまんないホラーだろうと思って観てみると、意外や意外、結構マジメにしっかり作ってるじゃないですか。お話は、キリスト教モノのエソテリックホラーとしては及第点以上の出来ではないでしょうか。ただ、しかし。どのシーンもどっかで見たことあるような画なんだよなぁ……。「エクソシスト」「ゴッド・アーミー」「エンド・オブ・デイズ」等々など……、既存のシーンの寄せ集め的な観が否めない。もっとイマジネーション豊かな監督が撮れば、もっともっと面白くなったろうに。残念ながらこういう所に監督の才能の無さが露見してしまいますなぁ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-19 18:34:42) 4. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 つまりこの映画を一言で言うと……。アナキン・スカイウォーカーは、フォースは強かったが頭は弱かった、という事ですね?[地上波(吹替)] 4点(2009-02-22 13:55:53)(笑:1票) 5. 推手 老いるってなんだろう……。70歳と言えども矍鑠とした主人公は、太極拳の達人で書も達筆、中医にも通じている。しかし、言葉が通じないために家では居場所が無く、慣れない皿洗いを始めたら作業の遅いジジイ扱い。世間は、人生の先達にしてまだまだ現役の人達に、少々リスペクトが足りないんじゃないだろうか? そんなメッセージが押し付けがましくなく語られる。淡々と進みつつもクスりと笑える前半に、後半はけっこう動きのある展開で、観ていて飽きさせない作りもお見事。さらに、ラン・シャンはもちろん、嫁と父の間で板挟みになる息子も堅実な演技で良い。一つ残念なのは、最初の1ヶ月が語られないために、どうしても嫁のマーサが我侭に見えてしまうこと。おそらくそんなことは無いのだろうと思いつつも、中国人である義父を理解しようとせず、仕事の邪魔者としか見ていない様子が強調されて目に付く。また、せっかく太極拳を大きなモチーフに使っているのだから、それ(特に推手)を使って義父と嫁の和解もあって良かったんじゃないだろうか。その上で別々に暮らす方が後味はより良くなった気がする。[DVD(字幕)] 7点(2008-05-10 13:17:08) 6. ストリート・オブ・ファイヤー 公開当時に劇場で観て、そのカッコ良さに大興奮したのを覚えてる。ライ・クーダの音楽は秀逸! バスの中でのドゥーワップ・アカペラコーラスなんか鳥肌モンだね。懐かしいなぁ~。w その後も何度もテレビで観たが、さすがに大人になってからだと学生時分ほどはノれなかった。魚屋の兄ちゃんみたいなゴム(?)のオーバーオール着たウィレム・デフォーとハンマー振り回す決闘も、ナンかのんびりしてて笑っちゃうんだよね。w 観ている間は楽しいが、後に残るものは何も無い。まあ、ある意味潔い「娯楽活劇映画」のあるべき姿ではある。それにしても、マイケル・パレはカッコイイのになぜかB級路線まっしぐら。前線に上がって来れないなぁ~、もったいない。[映画館(字幕)] 7点(2007-10-30 04:15:15) 7. スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー 《ネタバレ》 くっだらないバカ映画だねぇ~! ほんと、昭和30年代の少年マンガの世界。でも、こういうの好きだよ。全編CGの背景と実写の芝居の合成なんだが、狙い澄ましたチープさは、変な力みが無くて好感が持てる。話が明るく単純なせいか、「キャシャーン」と違って気負わず観られるのも俺的には高ポイント。また、「ゴジラ」、「インディ・ジョーンズ」シリーズや「スター・ウォーズ」シリーズ、「サンダーバード」、ジャパニメーションの各映画等々など、いろんな映画へのオマージュが、これでもか! とばかりに盛り込まれているサーヴィス精神も楽しく、作り手のオナニーに終わってしまった「キャシャーン」とは大違い。さらに言えば、粋を通り越してコテコテの夫婦漫才になってしまったヒーローとヒロインの掛け合いのユルさもいい。まかり間違ってもコレの続編などを作って欲しくは無いが(笑)、このテイストでもっともっと練りこんだストーリーであれば、この監督の次回作には期待したい。[DVD(吹替)] 7点(2006-06-15 00:41:31) 8. スティング 映画史上に燦然と輝く名画中の名画。初めて見たのは20年以上前、まだ中学生の頃だったけれど、初見でもう完全にKO。それ以来何十回観たことか。寸分の無駄も無い脚本、スマートな演出…。ストーリーもラストも全て判っているのに、何度見ても引き込まれてしまう。役者陣は、主演の二人は言うに及ばず、敵役のロバート・ショウ、さらには脇役の一人一人に至るまでカッコイイ。ハリウッドでは、この映画のリメイクが何度も話に上るが、この作品を超えられるのか? と言う点で誰もが尻込みをして、結局着手されないんだとか。分かる! この映画を超えるのは並大抵のことじゃ無いね。それくらい素晴らしい! この映画を観たこと無い人がいるなんて信じられないっ、アタシにダマされなさいっ!10点(2004-04-22 00:04:01)(良:1票) 9. スクービー・ドゥー ま、いかにもアメリカのバカ映画って感じ。「面白い!」とは言わないけれど、結構キライじゃない。日本語の吹き替え版を、ビデオでしかも片手間に見てちょうどイイって感じの映画。真面目に見るからみんな怒っちゃうんだろうなぁ。「ハリウッド」と聞くと、どうしても世界規格とか思っちゃうけれど、結局ハリウッドってのはアメリカの映画産業なんだな、と。5点(2003-11-06 03:17:41)
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