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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ウォー・ダンス 《ネタバレ》 上から(先進国)目線だったり、やらせ的な演出が気になったり(ナンシーと母が手を繋ぐところや、ドミニクが反政府軍の要人に兄の消息を尋ねにいくこと、ナンシーと母がお墓参りに行くことなど制作側の要望があったのでは?と疑ってしまう)するけども、彼らが語る体験は本物。 誘拐され人殺しを強要されたり、親を失って親戚の家で使用人のようにこき使われていたり、父を殺され母は最近まで行方不明であった為に弟や妹の面倒を1人で見ていたり…そのような、悲惨な体験をしている子ども達が、音楽の全国大会で奮闘する様は心に響く。彼らの、南部へのコンプレックスも伝わってくる。 アメリカ製作じゃなかったらどうなったのかな?と思わないでもないが、エンタメ性も兼ね備えたドキュメンタリーとしては成功していると思う(ドキュメンタリーにエンタメ性は不必要という意見もあるだろう、自分もこの立場) 先進国目線で、貧しい=かわいそう、というのはおかしいと思っていたが、戦争(紛争)=悲惨というのはどの国・どの時代にも言えることだな、と改めて感じた。 たまたま、紛争をしている地域に生まれただけで、彼らに罪はない。どんな環境に生まれても、そこで頑張るしかないのかな…等と複雑な気持ちに。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-05-05 03:28:34)《改行有》 2. ウディ・アレンの夢と犯罪 良かった点→イギリスも日本ほどではないが、家族主義なのか?と新たな視点ができたこと。 …あとは特になし。ウディアレンが合わないのか、この人の作品は2時間が3時間ぐらいに感じられる。少なくとも、イギリス3部作といわれる「マッチポイント」と今作は合わなかった。 評価の高い過去作も印象に残っていないので、恐らく合わないんだろうな。[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-11-22 00:10:22)《改行有》 3. ウィンターズ・ボーン 予想以上に面白くなかった(笑)期待値が高すぎたのかなー うーん…印象に残るシーンがない(怖い!と生理的な嫌悪を感じたシーンはあるが) 大勢の人物が出てくるが、主人公家族以外の各キャラの背景がほとんど描かれていないので、ただの「いい人たち・悪い人たち」でしか無かった。勿体ない。 なんとも言えない寂しい感じ・乾いたような感じは伝わってきたが、それだけ… 惜しい作品だなー[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-19 22:57:14)《改行有》 4. ウォーク・トゥ・リメンバー ストーリーとしてはありきたりだが、演出(というか見せ方?)の良さゆえか、楽しめた。 冒頭は登場人物が多いのとガチャガチャと騒がしくややこしい気がするが、話は至ってシンプルなので気にする必要はない。 ドラマのような演出がクドイと思う人も居るかもしれない。 場面が結構飛ぶので、連ドラを映画にしたような感じとも言える。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-21 21:34:56)《改行有》 5. Vフォー・ヴェンデッタ 2013年12月にCS(字幕)で2回目の鑑賞。 アクション・SF・ラブストーリー・哲学…と、全部詰め込みながら成立していて凄いなぁ…と思い、当時放送されていた「安堂ロイド」が目指していたができなかった形がこれか、と。安堂ロイドもアクション+SF+恋愛を描きたかったようだが、上手くいかなかった。 好きな映画なので思い出補正がかかっているかと思ったが、充分楽しめたのでよかった。また数年後に見たい。 【公開当時に映画館で見た際のレビュー↓】 ヴィジュアルを楽しむ映画。 まず映像が美しいし、演出がとても洒落ている。 この鮮烈な映像を見るだけでも価値があると思う。 ただ、大画面じゃないといまいち迫力にかけるかも。[映画館(字幕)] 8点(2011-01-21 20:28:37)《改行有》
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