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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 第9地区 《ネタバレ》 今までのあらゆるSF映画のエッセンスを注入したうえで敢えてB級路線を選んだもう1つの『アバター』。人間社会に対する皮肉、戒めが込められています。低予算ながらいきなりPOV手法で始まる回顧形式の物語から異星人の「敵」であった主人公が己のために異星人と手を組み人類の「敵」となる姿は悲哀に溢れている。新味に富んだ新しい映画だと思います。低予算ながらヨハネスブルグのスラム地区という設定や冴えるウェタ・デジタルのVFXなど製作者はマジで作ってる様子が清々しい。続編を匂わす終わり方をしましたが運命にあがなえなかった主人公が見せる最後の人間愛が切ない。[映画館(字幕)] 7点(2010-05-14 01:07:49)(良:1票) 2. ターミネーター4 《ネタバレ》 人類VSマシーンの宿命の対決を描いたシリーズ第4作。今回は成長して抵抗軍を率いることになるジョン・コナーと若きカイル・リースとの出会いを焦点にしてプロトタイプターミネーターらとの壮絶な戦いを描いていく。一言で言えば旧作に対する愛情が溢れんばかりに詰め込まれた本作。1作目と2作目につながる演出やファン泣かせの場面がてんこもりにされており、旧作に対する思い入れを感じにくかった3作目とは大きく異なる雰囲気を見せます。カイルはあのお約束の台詞を発するし、モトターミネーターをおびき寄せるときにラジカセから流れる音楽はアレ。そしてスカイネット本部でついに姿を現す最新型ターミネーターのあいつ!!ダダッダッダダン!!をバックに生足が見えたときは本当に嬉しかったです。あの一連の場面は2作目へのオマージュだし、最後の武器はなぜかいつも鉄棒というのも憎い!意外に不評なようですが心ゆくまで楽しませてもらいました。ブラッド・フィーデルを意識したダニー・エルフマンのスコアやリンダ・ハミルトンの出演、クレジット冒頭に出るスタン・ウィンストンへの弔辞などこれまでの作品への敬意を感じた作品でした。さあ次回作「エピソード5 スカイネットの逆襲」がこれから楽しみです。[映画館(字幕)] 8点(2009-06-24 21:06:47) 3. ダークマン はっきりいえばB級なんですが、とにかくサム・ライミのコミック演出で爆発させてしまった特急クラスの怪作。個人的にお気に入りの作品だけど、ここのレビューを見てると隠れファン多いのねー・・・ダークマンは。すてきだ。 「死霊のはらわた」シリーズに比べると、オバカなお遊びがやや少ないのが残念ですが、あのジェダイマスターによる陰湿な復讐劇は何度見ても飽きないですね。「スパイダーマン」の原型ともいえるこの作品にあえて良かったです。ピンクの象をよこせ!!(笑)8点(2003-11-28 04:46:11)《改行有》 4. タキシード(2002) ジャッキーが演じなくてもストーリーが成立するということ。そして、ハナから強いと分かってしまっている人間が「タキシード」の力で強くなる・・・という、現実と架空のギャップに苦しめられました。大富豪デブリン様はいいですね!ジェームス・ボンド役でも似合いそうです。5点(2003-04-28 20:44:54)
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