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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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21.  007/オクトパシー  ムーア・ボンドの中ではマシという評価だが…そうか?悪役にルイ・ジュールダンなんて全然危機感を煽る迫力・凄味が皆無だし、「黄金銃を持つ男」にも出てたブスのモード・アダムスがボンドガールに返り咲きなんて興醒めもイイところ。5点(2003-01-30 23:47:34)

22.  007/ゴールデンアイ  ピアース・ブロスナンの5代目ボンド初登場の巻。最早イアン・フレミングの面影ナシだが、タイトルからも007が外されて旧作以来のファンにはチト淋しい感じ。ブロスナンは可も無く不可も無し。ロジャー・ムーアやティモシー・ダルトンよりは若返ってマシだが、それ以上のサムシングを秘めたカッコ良さにまでは至っていない。6点(2003-01-28 11:05:21)

23.  007/美しき獲物たち  黒人の女殺し屋に扮したグレース・ジョーンズの迫力に負けてて、どうするよ、ロジャー・ムーア!いや、悪ボスのクリストファー・ウォーケンもか。ボンドガールのタニヤ・ロバーツは新鮮味に欠ける。ギラーミンの怪作「シーナ」とかの方が、まだ楽しめた。主題歌を歌うは当時の人気お耽美系バンド、デュラン・デュラン(グループ名の由来は…映画「バーバレラ」を参照!)。何はともあれ、コレで漸くロジャー・ムーアのボンドともオサラバと喜んだのも束の間、四代目ボンドにティモシー・ダルトンと聞いて、激しく落胆。5点(2003-01-28 03:46:10)

24.  007/リビング・デイライツ  ティモシー・ダルトンが「フラッシュ・ゴードン」に続く恥の上塗りを演じたのがコレ。折角ロジャー・ムーアをリセットした意味がまるで無いジャン!!ボンドガールも何か不景気な娘ばっかりだし。a-haって…そういや、そんなのがいたっけ…。今何してんだろ?5点(2003-01-28 03:30:11)

25.  太平洋の地獄  おお~!三船敏郎とリー・マーヴィンのたった二人しか出ないジョン・ブアマンの異色戦争映画じゃあーりませんか!!確かに二人の火花散る演技合戦はド迫力!!仮にコレをリメイクしようったって、今時のアクター二人だけで104分持たせられないって!!名手コンラッド・ホールのキャメラも素晴らしい色彩感覚!!酒を酌み交わして別れる二人の友情溢れるイキなラストに…8点!!8点(2003-01-27 03:13:25)

26.  黄昏(1981)  いやぁ、この時期の邦題にしちゃナカナカ良いね。よく「オン・ゴールデン・ポンド」にしなかったよナァ。ただ、「黄昏」ってタイトルは既に1951年の同名作品(監督:ウィリアム・ワイラー、主演:ローレンス・オリヴィエ)があるから一捻りして欲しかったけど。ところで本作だが、原作はアーネスト・トンプソンの舞台劇で、脚色も本人自身(オスカー脚色賞)。じっくり静かに地方色を描出するのが上手いマーク・ライデルが監督。アベックでオスカー受賞となった老夫婦役の二人は抜群の演技で、正に圧倒的と言えよう。特に4度目のオスカーとなるキャサリン・ヘプバーンの抑制の利いた静かな受けの芝居はメリル・ストリープ辺りの出しゃばり”名演技”とは明らかに一線を画している。ヘンリーの方は、明らかに”功労賞”を匂わせるが、矢張り有終の美を飾ったと思いたい。個人的には40~50年代の名演(「怒りの葡萄」「荒野の決闘」「十二人の怒れる男」等)に一つくらい受賞させとけよ!と言いたいが…。70年代のイメージ(「テンタクルズ」や「スウォーム」や「メテオ」)が悪過ぎるからなぁ。まあ、仕方ないか…。8点(2003-01-26 23:25:59)(良:3票)

27.  タワーリング・インフェルノ  制作者:アーウィン・アレン、監督:ジョン・ギラーミン…コイツらには後々何度となく煮え湯を飲まされたが、コレは…まぁ、パニック・ムービーとしては上出来の一編。第一の勝因は二つの原作を巧みに折衷させて見事な脚本に仕上げたスターリング・シリファントの「ポセイドン・アドベンチャー」に次ぐ大活躍!!個人的に「ミスター・パニックムービー」の称号を与えたいくらいコノ手の映画への貢献度は偉大だ。お次はお約束のオールスター・キャスト!スティーブ・マックィーン、ポール・ニューマン、フェイ・ダナウェイ、ウィリアム・ホールデン、フレッド・アステア、ジェニファー・ジョーンズ、ロバート・ボーン、ロバート・ワグナー、リチャード・チェンバレン、O・J・シンプソン…!!結構豪華なのは勿論、各人に見せ場がキチンと用意されているのが凡百の顔見せ駄作パニック映画群と決定的に違う点。中でも出色なのは皆さんも仰ってる通り、マックィーン演じる消防隊長オハラハン!実際ニューマンが中盤まで引っ張るが、彼、オハラハンの登場で一気に影が薄くなったからねぇ…。この存在感は流石の一語!上記のスター中死亡するのは…《ネタバレ》人知れず不倫してて人知れず焼死するロバート・ワグナー、(どなたかが実に上手く評してたけど)芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を彷彿させるロープ椅子脱出シーンでロバート・ボーンとリチャード・チェンバレンが墜落死、ジェニファー・ジョーンズお婆ちゃんが展望エレベーターから墜落死…とそれほど意外性はない。個人的にはフェイ・ダナウェイには派手に焼死して欲しかったんだが…残念!因みに当時スタントマンだったジョン・ランディスが飛び降り役を派手にやってたそうだ。うーーーーん、何処に出てるんだろ?当時のNY市長だったリンゼイも特別出演…って誰よ、そのオッサン!?難を言えば、出火の原因がショボ過ぎるってコトかな。あと、ラストはあの程度では鎮火しないと思うけど…「それを言っちゃあオシマイよぉ!」ってか?8点(2003-01-26 02:35:42)(良:1票)

28.  タクシードライバー(1976)  1976年カンヌ映画祭グランプリに輝いたことでスコセッシとデ・ニーロの名を一躍世界に轟かせた異色の問題作。確かにコレは細かなストーリーを追う映画じゃあナイ。その真価はベトナムの傷跡を終結(1975年)直後に活写したタイムリーな見事さにあると思う。しかもベトナムの戦争描写一切ナシに!その一点だけ取ってもオリバー・ストーンの「プラトーン」なんかよりゃ遙かに秀抜。所謂「ニューシネマ」群とも決定的に違うのは「ジリ貧のまま無様な死を迎える」という70年代不景気映画の通過儀礼みたいなワンパターンな幕切れをいとも軽々と飛び超えている点だろう。コレも或る意味痛快。トラヴィスに共感出来ようと出来まいとコノ作品の持つ価値には何ら関係無い。トラヴィスを通して「コイツは…この男は何かヤバイっていうかヤバ過ぎ!!」というメッセージを受け取るごく普通の感性さえあれば充分だ。デ・ニーロの演技と狂気の境を行き来する存在感は(デートでポルノ映画に誘おうが、モヒカン刈りになろうが、売春宿でドンパチやろうが)彼への好悪の感情を超えて、ただひたすら観る者を圧倒する。晦渋に陥る愚を犯さず、テーマを貫徹させたスコセッシの鮮やかな手腕にも拍手を贈りたい。ただ…余りにも重苦しい作風にエンターテインメントとして考えると「王道」から外れ過ぎており、個人的にマイナス1点。9点(2003-01-25 04:25:22)(良:1票)

29.  ダイヤルMを廻せ!  グレース・ケリーはこの年、本作に加え「喝采」(オスカー主演女優賞!)「裏窓」「トコリの橋」と正に大車輪の活躍ぶり!!クール・ビューティの大輪が狂い咲きって感じで何かもう圧倒されるナァ。本作では不倫の若妻を演じているが、下品さ・下世話さは勿論欠片もナシ。うーーーーむ、或る意味ミスキャストの極致かも。一方レイ・ミランドの方は憎々しげに妻の殺害を企てる夫役を好演。彼無くして本作の成功はなかったのでは。鍵や鋏、ステッキなど小道具を伏線に活かしきっているフレデリック・ノット(ブロードウェイで大ヒットした同名舞台劇の原作者)の脚本も見事。ま、それもこれも当然ヒッチコックのサスペンス演出は前提ていうか必須条件とした上での話だけどネ。リメイク版は…グレース・ケリーとグウィネス・パルトロウじゃあ雲泥の差、ヒッチコックとアンドリュー・デイヴィスじゃあ月とスッポン!!比較するのも愚か、「頭が高い!控えおろう!!」というものだ。8点(2003-01-24 02:08:39)

30.  ダンス・ウィズ・ウルブズ  ヒロインの”拳を握って立つ女”というインディアンネームが何とも凄くて印象的。え?他には?うーーん、うーーーーん、やっぱ3時間はチト長い…よね?7点(2003-01-20 00:50:57)(良:1票)

31.  ターミネーター2  第1作を超えたって…?どぉこぉがぁ?制作費だけジャン!シュワが悪役やらんでカッコイイ味方アンドロイドなんて…笑っちゃうよ、全く。悪いけど、インパクトの点で前作のシュワとT-1000じゃ雲泥の差。そりゃT-1000の方がCGバリバリで金はかかってそうだけど、「I'll be back!」の捨て台詞の直後に警察署を単身襲撃して壊滅に追い込むシュワとは迫力が違うんだよ、迫力がぁぁ!!続編としてはそう悪くはないけど、1を超えたっていう不遜な考えは何としても撤回して貰いたいネ。シュワも馬鹿だね~、ここで再び無口な殺人アンドロイド役を演ってりゃあ、不動の悪役スターの地位を確立出来たろうに…。キャメロンに「もしかしたらオレってA級大作でもイケてる?」と勘違いさせた罪深さに6点。6点(2003-01-18 12:03:05)(良:1票)

32.  ダーティハリー3  2はガンアクションの佳作だったが、コレは…監督がダメダメ過ぎる!J・ファーゴ?知らないなァ。シーゲルに監督させろよ!でも、悪役がどうしようもなくダメダメ(俳優名も浮かばんわ!)だから、シーゲルでも如何ともし難いかも。一作目のアンディ・”サソリ”ロビンソンとまではいかなくても、2のデビッド・ソウルとかハル・ホルブルックくらいの存在感は出せよな。新パートナーの女刑事も娯楽作なんだから、もっとセクシーフェロモン全開みたいなナイスバディ姉ちゃんに演らせろっつーの!実際の婦警みたいに地味でリアルで魅力が無さ過ぎじゃ!76年時点で既に老け始めたイーストウッドも2までの精悍なイメージを維持できてナイし。バズーカくらいじゃ誤魔化せないよ~ん!5点(2003-01-16 02:08:17)(良:1票)

33.  大脱走 《ネタバレ》  ジョン・スタージェスが絶頂を極めた記念碑的一作。捕虜収容所からの脱走といえば、本作を真っ先に思い浮かべる方もさぞや多いコトだろう。原作は史実である集団脱走に参加していたポール・ブリックヒルのベストセラー小説。これを映画的にアレンジして本作となった。当時のスターが多数出演しているのも話題になったが、ハッキリ言って渋過ぎるチョイス。人気絶頂みたいなノリで出たのはJ・ガーナーくらいで、他は個性派、演技派のオンパレード!かのマックィーンですら「荒野の七人」で注目の個性派って感じで未だ完全にブレイクした訳ではなかったのだから。「鶏鳴狗盗」ということわざがあるが、意味は「つまらない特技の持ち主でも使い所によっては意外に役に立つ」て感じかな。そういう特技の持ち主がツルんで脱走計画を立て、抜け穴を掘りつつジワジワ準備を進める前半の丹念な描写が、後半で一気に開放感溢れる脱走シーンに転じる際にグンと活きている。難点は”脱走不可能”って謳い文句の割に所長初めドイツ軍側の警備が余りにヌルいこと。ま、あんまり厳し過ぎたら映画にならんと言われれば其れ迄だけど。油断したってコトかな。収容所から脱走した後も追いつ追われつのスリリングな展開で飽きさせない。結局最後まで逃げおおせたのは、76人中僅か3人(J・コバーン、C・ブロンソン、ジョン・レイトン)というのも作品を安直な印象にせずピリッと引き締めていると思う。8点(2003-01-07 01:51:25)(良:2票)

34.  タイタニック(1997) 凄い賛否両論ぶりですナ。私はマァ…どっちかと言えば「否」ですかね。なるべく前評判は事前には気にしないようにしてるんですが、オスカー総ナメともなれば話は別。期待するなって方が無理な注文ですよ。ワクワクして観た感想は…ヒロインが(3時間出突っ張りには)ゴツ過ぎ、乗客のパニックの描き方が甘いってかヌル過ぎ(特に三等客室!)、恋物語がストーリーの柱というのは如何なモノか、「泣かせまっせ」という狙いが見え見え過ぎ、されど船が浸水して傾くシーンは流石に凄い!…てなトコですね。ディカプリオ(I'm the king of the world !)は可も無く不可も無し。予備知識なしで観たらボチボチの佳作だったのカモとは思うんで、余りヒドイ点は付けませんけど個人的にキャメロンには失望。やっぱアンタB級が似合ってるよ、ウン。あ、1912年のタイタニック号沈没を忠実に描いた作品としては1958年の英映画「SOSタイタニック」の方が(特撮のチャチさに目をつぶれば)コレより随分マシだし、ラブストーリーに豪華客船沈没を絡めた作品なら1937年の「歴史は夜作られる」でのシャルル・ボワイエ&ジーン・アーサーのオトナの恋の方が遥かにロマンティックなんで、未見の方には是非オススメ。6点(2003-01-04 02:26:18)(良:1票)

35.  ダイ・ハード2  1でも書いたけど、前作は細かい伏線が心地よく張り巡らされていて先を読ませぬ面白さだったのに比べると…。原作がロデリック・ソープじゃないから?余り役に立ちそうもない脇役(リムジン運転手とかパウエル巡査とか)がラストに意外な活躍で盛り上げていた前作に対し、本作に於けるマクレーンの異様な超人ぶりでのワンマンショーはチト興醒め。何より悪役が今イチ。フランコ・ネロにしてもウィリアム・サドラーにしてもジョン・エイモスにしても、前作のアラン・リックマン、アレクザンダー・ゴドノフのような危険なオーラが出ていない。何気にT-1000も出てるけど、呆気なく死ぬし。ま、「エルム街の悪夢4 ザ・ドリームマスター 最後の反撃」で売り出したばかりのレニー・ハーリンの気合いが充実していたので、シリーズ続編として観なければコレはコレでナカナカ面白いとは思う。惜しむらくはJ・マクティアナンが監督してれば…と思ったけど、よく考えたら3がアノ出来じゃあんまり変わらないか(^^)。7点(2003-01-02 18:08:53)

36.  ダーティハリー2  続編として観ると前作のド迫力には及ばないが、1本のアクション刑事モノとして鑑賞すればそう悪くない。何てったって脚本がマイケル・チミノにジョン・ミリアスだから、徹頭徹尾サービス満点!ココまでガン・アクションを堪能できる刑事モノってそうそう無いと思うよ。ただ、欲を言えば、ドン・シーゲルに監督してほしかった…!テッド・ポストも頑張ってるんだが、演出が有無を言わさぬ力強さに欠ける。7点(2003-01-02 17:32:53)

37.  007/カジノ・ロワイヤル(1967)  007シリーズ番外編。監督がジョン・ヒューストン単独ならば、もうちょっと面白くなったのかも。実際はヴァル・ゲスト、ケン・ヒューズ他総勢5名の共同監督なので、ストーリーの脈絡も滅茶苦茶なツギハギのフランケンシュタインのモンスター的怪作に成り果てている。スタッフは面白がって撮っているみたいだけど、こちらはシラケ気味で何か正月のオールスター隠し芸大会でも観てるかの如きチープさが全編に漂う。パロディってのは相当な技量を要するモノなんだと痛感。4点(2002-12-31 03:51:15)

38.  ターミネーター  キャメロン起死回生の一作。成功の立役者は当然シュワ。無表情で無口な殺人アンドロイド役なんて正に彼のためにあるようなモノ。これなら大根のシュワでも何ら違和感がないし、アノ棒読みの「Get out!」や「I'll be back!」も活きてくるってモンだ。いくら倒してもゾンビの如くムックリ起き上がってくるタフさも、あのマッチョな体格が有無を言わさぬ説得力を放つ。シュワ唯一の適役だった、と個人的に決めつけてたりする。ストーリーの方はタイムパラドックスを知り抜いたSFマインドの持ち主がスタッフにいなかったらしく、可成りテキトーかつ好い加減。過去で死んでりゃあ、未来から来れる(ラ抜き表現)訳ねーだろ!まぁ、そういうアバウトさもシュワの迫力で誤魔化してたんだが、燃やされてヒョロっちい機械になった途端に全然ダメ。例えCG使っててもダメだったと思うぞ。それほどシュワが良かったってコト。以後のシュワが如何にダメダメかは…ここでは語り尽くせないので割愛! 8点(2002-12-29 04:27:04)(良:1票)

39.  タイタンの戦い(1981)  「キング・コング」に魅せられた男・レイ・ハリーハウゼン最後の劇場公開作という点に敬意を表し、6点。って敬意表してないジャン(^^)!でも、ギリシャ神話モノでは既に「アルゴ探検隊の大冒険」というマスターピースがあるからネェ…。この手のジャンルには名優とか出さない方がイイのに、オリヴィエとかM・スミスとか出すし。おかげでモンスターの印象が弱い、弱い。モンスターそのものの出来も今イチ。ラストを飾る大海獣クラーケンなんてイーマ竜(マニアしか知らないか)に腕を付け足しただけみたいな感じで、造形的にも「シンドバッド七回目の冒険」(58年!作)のサイクロプスやドラゴンの素晴らしさには遠く及ばない。特に致命的なのは主役のペルセウスを演じるハリー・ハムリン?とかいう俳優が全然颯爽としておらず、ちっともファンタジーを感じられない点。ま、これはハリーハウゼンの責任じゃないけどね。有終の美を飾りたかったんだろうけど、「ハリーハウゼン老いたり」て感じ。だけど、昨今のCG垂れ流しSF映画なんかより遙かに良いのは確かなんで勘違いしないで欲しいナ。あ、アンドロメダ役のジュディ・バウカーは結構可愛かったよー。6点(2002-12-29 02:27:42)

40.  ダイ・ハード  B・ウィリスにとっても、J・マクティアナンにとっても正にBEST。勝因の大半は練り込まれたプロットの巧みさにありますが、有名俳優を一切使わず、個性派で固めたキャストも可成り貢献していると思います。特にハンス役のアラン・リックマンとカール役のアレクサンダー・ゴドノフの好演が光ります。テオ役の黒人もコンピューター・ハッキングを担当する知能犯を演じる皮肉さが利いていますし。 2,3の敗因の一つに「悪役のインパクトの弱さ」が挙げられると思いますね。確かにフランコ・ネロやJ・アイアンズの方が知名度では上かもしれませんが、何をしでかすか読めない不気味さ等が決定的に欠落していました。 W・アザートンの突撃レポーターもB・ベデリアにグーで殴られるまでは笑えましたが、2でのスタンガンを食らわされる辺りになるとチトやり過ぎで興醒めでした。レジナルド・ベルジョンソン扮する黒人警官も本作では最後にオイシイ所を持っていく役回りでしたが、2では顔見せ程度の出演で寂しい限り…。「正編を凌ぐ続編無し」の法則は本シリーズも例外ではなかった、ということですネ。9点(2002-12-22 00:59:49)(良:1票)

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