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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. 黄昏(1981) 老いを正面から取り上げた佳作。ヘンリー・フォンダはこれまでのキャリアを併せて見事に一本、といった感じでアカデミー主演男優賞を受賞。いいもん見させてもらいました。キャサリン・ヘップバーンの方が実は力演していたのではないか、と思ったら、こちらも主演女優賞受賞。しかも4度目。さすがです。監督は「11人のカウボーイ」を撮ったマーク・ライデル。実に手堅いです。[地上波(吹替)] 7点(2008-04-01 02:04:30)(良:1票) 22. 大巨獣ガッパ 《ネタバレ》 メンコを持ってました。私にとって長い間謎の映画だったのですが、ついに見てしまいました。ガッパの顔はまるでニワトリの様。妖怪のカッパを連想させる名前は、造形とは何の関係もありません。特筆すべきは、皆さんもご指摘の主題曲。完全にやられました。この主題曲の破壊力たるや、すさまじいものがあります。ガッパの火炎放射の比ではありません。ズンチャカ、ズンチャ、ズンチャカ、ズンチャ♪と、耳に残り、後遺症に苦しむ旋律です。ときどき、思い出したように「グゥワップゥァア~~アァ」と口ずさんでしまいます。映像が語り尽くしていない部分を、冒頭(歌詞1番)と、エンディング(歌詞2番)に流れる主題歌が、補ってくれています。他にも、チープな火山島、黒塗り現地人風日本人、ハリボテ米軍潜水艦、温泉芸者の登場、企画倒れのプレイメイトランド、羽ばたかない空中飛行、タイトルは大巨獣なのに歌詞は大怪獣、タコをくわえて日本上陸、自衛隊の全力攻撃などなど。つっこみどころ満載なのですが、爆笑しながら見たので、この得点。[地上波(邦画)] 7点(2007-12-09 01:58:18) 23. タイトロープ たまたまチャンネルを合わせたら見入ってしまい、お、当たりかなっ、てな感じの映画。グッドです。[地上波(吹替)] 7点(2007-02-16 21:55:07) 24. ダーティハリー5 《ネタバレ》 シリーズ第5作です。正確には、ビデオ字幕無し原語鑑賞です。見逃していたのですが、アメリカの貸しビデオ屋で借りて見ました。このシリーズは、2作目以降に原題で「ダーティ・ハリー」とタイトルに入っていないので、英語タイトルでどの作品が何番目の作品かとか、探すのが大変でした。インターネットなど普及していなかった時代の話です。さて、これで、シリーズ完結!というめでたしめでたしの終わり方ではありません。ただ、なんとなく終了。うーん、なんだかなあ。マグナムでカタつけてくれよ、というのが率直な感想です。でも、ハリー・キャラハンで5作品もできるだなんて、すごいことだと思います。多くの人に愛された名刑事キャラクターでした。[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2012-08-19 14:00:42) 25. ダーティハリー4 《ネタバレ》 シリーズ第4作です。人にまかせていられるかと、イーストウッド自らメガホンを取っちゃいました。お気に入りのソンドラ・ロックもばっちり起用しました。しかし、他のイーストウッド監督作品と比べると、シリーズものとしての縛りがあるのか、垢抜けない出来映えです。ハリーも年食ったなあ、というのが素直な感想です。オートマグナムをもっと全面に押し出して見せて欲しかったところです。[地上波(吹替)] 6点(2012-08-19 13:43:59) 26. ダーティハリー3 《ネタバレ》 なんとシリーズ第3作です。相棒は女性刑事となりました。しかし、彼女の存在がストーリーにふくらみをもたらせたとは思えませんでした。刑事映画の金字塔とも言える第1作の素晴らしさにはとうてい及ばない出来映えです。「ハリー・キャラハンが主人公である」、もうそれだけで作っちゃった感じです。最後はきっちりマグナムでカタをつけんかい!、と思ったものです。でも、ブーブー言いながら、それなりに楽しんで見てしまいました。はい。[地上波(吹替)] 6点(2012-08-19 13:29:38) 27. タイタニック(1997) 《ネタバレ》 アメリカの映画館で鑑賞しました。全米ナンバーワンヒットというセンセーショナルな宣伝に私はいつも懐疑的です。というのは、公開第1週の週末にもかかわらず、信じられないことですが、ガラガラなんてことはよくあるのです。アメリカの劇場で本当の満員に私が遭遇したのは、「オズの魔法使い」(クリスマス時のリバイバル公開)と本作だけです。(「ゴジラ」なんぞは、「え、これでナンバーワンヒット?」って感じの入りでした。)しかも、本作の場合、公開から1ヶ月以上経って映画館に行ったにもかかわらず、その日曜日はソールドアウトで見ることができなくて、改めて翌週に見る羽目となりました。こんな経験は初めてでした。要するに、「タイタニック」は正真正銘のとてつもない大ヒットだったということです。お話の方は、せめて船を下りてからいちゃいちゃしなさい、と主人公のお二人に申し上げたいです(それじゃ話にならないか)。[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2010-10-17 00:20:29) 28. 007/カジノ・ロワイヤル(2006) 「ロード・トゥ・パーディション」で実に卑劣な悪党を演じたダニエル・クレイグがボンドになってしまった。どうなることやと思いきや、立派な正義の味方、主人公に収まっていて、驚いた。 良い味出しているし、前半のアクションシーンが楽しかった。[DVD(字幕)] 6点(2007-09-23 00:46:36) 29. ダーティファイター/燃えよ鉄拳 まさか続編ができるとは! しかし、できは悪くないです。のりが良く、爽やかな語り口で、適度なつっこみ箇所ありの映画です。ビール飲みながらの鑑賞に最適ですね。前作ではちょいと目くじら立てて見ましたが、本作の満足度は高く、ほのぼのと見てしまいました。邦題はミスマッチですが、それを含めて、B級テイストがこの映画の持ち味と思います。[地上波(吹替)] 6点(2007-06-24 09:10:39) 30. 太平洋の地獄 地味だが、味わい深い映画。戦争のむなしさがよく伝わる。鑑賞時は知らなかったのだが、スタッフがなかなの顔ぶれではないか。[地上波(字幕)] 6点(2007-05-20 12:02:27) 31. 弾丸を噛め 大昔、試写会にて鑑賞しました。ほのぼのしていて雰囲気のいい映画です。 良い役者がたくさん出ているので、誰かのファンならば見て損はないと思います。しかし、埋もれた傑作、というレベルではありません。[試写会(字幕)] 6点(2007-04-12 19:10:17) 32. 大陸横断超特急 テレビで放映を知るとついつい見てしまう。肩の力を抜いて見られる良作。点数もこのぐらいで。[地上波(吹替)] 6点(2007-01-13 14:03:01) 33. ダンディー少佐 ペキンパーらしさが見られない残念な作品です。ストーリーに筋が通っていないのが致命的ですね。アパッチを追うその一点だけに絞って描いて欲しかったと思います。戦闘シーンのカットなどズタボロで、どこを注視すればよいやらわかりません。キャストは本当に豪華です。[ビデオ(字幕)] 5点(2011-04-29 21:31:34) 34. ダーティファイター(1978) ゆる~~い映画です。イーストウッドは強く、ソンドラ・ロックはとてもかわいいです。史上最弱の暴走族ぶりを見せてくれるブラック・ウィドー達も良い味出しています。クライドの演技は拍手ものですね。でも、点数もゆる~~く、このくらいで。[地上波(字幕)] 5点(2007-04-12 15:52:20) 35. ダブルボーダー どうしてこけてしまったんだ、ウォルター・ヒル! バイオレンス・銃撃戦好きの方、B級映画好きの方にお薦めします。結構掘り出しものと感じるファンがいてくれるといいのですが。でも、すごく面白いわけではないので、自己責任でどうぞご鑑賞を。試写会をタダ見してブーブー文句言ったらバチ当たるかしら。[試写会(字幕)] 5点(2007-01-04 22:06:22) 36. ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー ピーター・フォンダは「イージー・ライダー」という名作がありながら、ぱっとしない時期が続いていました。いっぽう、この頃のスーザン・ジョージは全盛期でした。現代版ボニーとクライドっぽく、スマッシュ・ヒットをねらったと思われるのですが、あまりに軽すぎる作品となりました。あまり期待しないで見れば、楽しめると思います。[試写会(字幕)] 5点(2007-01-03 17:53:43) 37. ダ・ヴィンチ・コード 話題作だったので、しっかり見ようと思い映画館へ行きました。金を返せとは言いませんが、残念ながら期待を満たしてはくれませんでした。謎解きのカタルシスを感じられなかったのが痛いですね。ロン・ハワード作品としてはがっかりでした。[映画館(字幕)] 5点(2006-12-29 22:47:05) 38. ダークナイト(2008) バットマンとロビンがテーマソングに乗って登場、みごとにジョーカーを成敗! そんな勧善懲悪ドラマを見たかったです。私がリメイク作品に主に求めるのは、オリジナルに対するリスペクトと進んだ映像技術による新表現であって、新解釈や新たなストーリーではありません。他のオールドファンはどう思っているのでしょうか? どうやらリメイクするスタッフは何かひとひねりしないと気が済まないようです。ヒース・レジャーの怪演は素晴らしいものでしたが、冗長で退屈なストーリーと台詞にがっかりしてしまいました。[DVD(字幕)] 3点(2013-08-14 09:31:11) 39. ダウン 《ネタバレ》 予告編からしてB級ホラーのにおいプンプン。さあ、今日は思いっきりこきおろすぞ、と意気込み観賞。そして期待にたがわぬ破綻ぶりに満足。エレベーターが上がったり下がったりする映画。1点献上。[地上波(吹替)] 1点(2006-12-30 21:16:01)(良:1票)
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