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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ダーク・プレイス(2015) 《ネタバレ》 思ったより入り込めませんでした。 幼い頃に一家惨殺事件に遭い、幼くして一人生き残った女の子は取り調べで家族を殺したのは兄だと証言する。兄に関しては当時流行っていた悪魔崇拝をやっていただの少女に悪戯を働いただの悪い噂もあり、また本人も容疑を否定しなかったことから28年経った今でも刑に服していた。結果的に冤罪だったわけだが、なぜ兄は無実の罪を被ったのか、そもそもあの日何が起こったのか、それを詳らかにしていくサスペンスミステリーといったところか。 ただ見せ方の問題なのか、謎が解かれていく展開に普通ならわくわくしたりするのだが、これはあまり高揚感は湧かなかった。人物に魅力を感じなかったせいか。唯一癒されたのはデイ家の無邪気な少女たちでしたが、色々出てくるダメな人たちのせいで無邪気な笑顔が曇っていく様も嫌でしたね。 感情移入もできず、盛り上がりもない映画でした。[インターネット(字幕)] 4点(2021-12-12 14:10:02)《改行有》

2.  ダーク・シャドウ(2012) 《ネタバレ》 う~ん、新作レンタルが80円になってたから勢いで借りたものの・・・失敗だったかな。 内容は、過去に漁業で栄えた一家の御曹司がドロドロの恋愛事情の末に吸血鬼にされ地中深くに埋められたのだが、200年後にたまたま発掘され復活するというお話。 設定自体はまあ有りかと思うのですが、問題は内容。自分を工事で掘り出した工員たちを皆殺しにした時点で「んんっ!?」まあ200年間水一滴も飲んでないんだから・・・と自分を納得させようとするも何とも言えない不快感・・・。 そんな不快感を何とか隅っこのほうに追いやりながらの中盤、炎を囲んでキャンプ中の若者たちをまたしても惨殺!なぜこんなほとんど意味を感じられない殺戮の描写を入れるのか、理解に苦しむ。 この映画は当たり前ですがジョニー・デップさん演じるバルナバス視点で描かれており、バルナバス側を「善」という扱い方をしています。 が!!! 上記の不快感やバルナバスとアンジェリークの恋愛事情などを観てると、バルナバス側よりむしろアンジェリーク側に感情移入してしまいます。200年前の恋愛観はわかりませんが、アンジェリークはいわばバルナバスに「遊ばれた」のであって彼女が復讐したいと思うのはむしろ当然。バルナバスには言い訳する余地はありません。にもかかわらず現代に蘇ってなおアンジェリークと浮気をしようとする(というかした!)始末。もう救いようがない。 こんな不快な主人公は久しぶりに見ました。ティム・バートンっぽいと言えばそうですが、今回は不快の種類が許容できない類だったことが残念。面白くないというのではありませんが、本来謝るべき立場の人間が不遜に立ち回るストーリーが不快だったという話。[DVD(字幕)] 3点(2012-12-03 18:30:19)(良:2票) 《改行有》

3.  TIME/タイム 《ネタバレ》 「時間=通貨」として何をするにも自らの寿命を対価として支払い、また対価として受け取る。そんな世界の話でしたが、仮にも「命」を題材として扱う内容のものとしては雑すぎる印象を受けました。特にウィルの母親が突然のバスの運賃の値上がりのために亡くなったのは何とも言えない気持ちになりました。いくらスラム街の話だとしてもそれはないだろう。前日までの運賃(対価は命)が倍になってるなんて。世界観云々よりその雑っぽさが気になる映画でした。 雑と言えば、それほど貴重な存在の「時間」をあんな簡単に銀行強盗できていいのだろうか。それこそスラム街ならあんなこと考える輩はいくらでもいるだろうに。それでもやらないのは銀行が超厳重だとか、なにかそれなりのセキュリティがあって強盗自体に意味が無いとか、それなりの理由があっての事だと思っていたら、簡単にやっちゃいました主人公二人。しかもそんな二人が人々に時間を分け与え、世界の均衡が崩れていく・・・ておいおい、どんだけこの世界の基盤弱いんだよ。ギャンブルでも自分の寿命以上の時間を賭けちゃったり、あれできたら無一文でもどんだけでも大勝負できるじゃん、と思ってしまった。 みなさんねずみ小僧にたとえられてますが、私も中盤から義賊気取りになるこの二人には少々興ざめしました。「長々と生きることに意味を感じない」などとのたまわっている割に自分たちは寿命をあれこれいじりまくり。それなら最初から「俺は何年」「あたしは何年」と自分の寿命をきっちり決めて生きていってほしい。死にそうになると自分の寿命を補充する義賊なんて魅力は無い。 やはり製作側がこの世界の「時間」を所詮「通貨」として見てるからなのでしょうか。それともそんな風にしか見れない作中の人たちの世界観を表現したかったのか。上述に書いたように、「命」を扱う話としては大事なところが粗すぎた。もっとしっかり確立した世界観でもってこういう話は作らないと、粗ばっかり気になる作品となってしまう。設定はとてもとても良かったのに。[DVD(字幕)] 6点(2012-09-10 01:30:12)(良:2票) 《改行有》

4.  ダークナイト ライジング 《ネタバレ》 正直自分の中で前作よりはかなり落ちます。前作は私にとっては「アメコミにして非アメコミ映画」でした。アメコミを題材としながらのとても現実的な描写に衝撃を受けたからです。しかして今作は・・・、アメコミへの回帰?とでも言えば良いのか。簡単に言えば現実味が無くなりました。残念でなりませんが・・・。 具体的にはまず島に隔離幽閉されたゴッサム市民の行動。テロ自体もショー的要素が多すぎて気に入りませんが、テロ勃発後、ただの一人も島からの脱走を試みようともしてないというのが非現実的すぎる。いくら警察にバリケード張られようが、いくら爆弾が爆発すると脅されようが、現実には必ず一人くらいは脱走をしようとする人が出てくると思うのですが・・・。しかもそんな何ヶ月にもわたって脱走者が皆無だなんて、逆にゴッサム市民の正気を疑う。テロに屈しすぎだろう。しかし一人もそんな人が出ないなら出ないでそれなりの観客への説明は必要だろう。「橋を警察に警備させたから」なんて不十分もいいとこ。船とかヘリとか手段はいくらでもあったはず。この点は今に至っていまだに消化不良。 評価すべき面白かった点も、『ダークナイト』としてではなく、強いて言うなら『キャットウーマン&ジェームズ・ゴードン市警本部長』として面白かったです。それくらい今回はバットマンの影が薄い。キャットウーマン=アン・ハサウェイさんはハマってましたね。超綺麗!美人!!そして粋!!!まるで峰不二子のような怪盗っぷりに魅せられっぱなしでした。ゴードン本部長(=ゲイリー・オールドマンさん)も病室で敵にやられるのかと思いきやしっかり返り討ちにしてるところなんかもう渋すぎて・・・。かっこいい! その分、上述のように「ダークナイト」は存在感薄かったですね。穴から出るまでのくだりがグダグダすぎるように感じました。また、前作は「ホワイトナイト」ハービー・デントとの対比で「ダークナイト」が映えましたが、今回はそれもない。 アルフレッドもラストまでにどこかで戻ってくると思ったらほんとに最後まで戻ってこないし・・・。ゴッサム市の惨状を見てバットマンと連絡を取ろうとも思わなかったのだろうか。意見の相違で立場を違えたとしてもあまりにも淡白すぎる。 あぁ、、、やっぱ現実味無いな今作・・・。レビュー書いてて自分の中で何がこんなにくすぶってたか整理できた気がします。5点、だな。[映画館(字幕)] 5点(2012-08-21 00:39:10)(良:1票) 《改行有》

5.  抱きたいカンケイ 《ネタバレ》 あのナタリー・ポートマンと堂々と「セックスフレンドです」と公言できる関係なんてなんて羨ましいんだろうか。いやいや少し不謹慎か。でもそういう映画ですもんね。まあこういう話の定番ですが、体を重ねてれば愛情も少なからず湧いてきますよね。「割り切った関係」というのは意外に難しい。この映画の場合は極端な例ですが、現実は「割り切ってる」「割り切ってない」の境目というのがもっと複雑で曖昧で、それが仕事に入り込んでくる場合もあるし、友人関係に入り込んでくることもあるしで。それら全てを今までどおりに回していこうすることの何と困難なことか。そういうのをわからせてくれる映画でもありますね。この映画の場合お互いがくっついてしまえば円満解決なわけですが、「今後どうなることか・・・」などと映画のその後について想像を巡らせてしまう私でした。 「セックスから始まる関係」というコピーを見てどんなものだろうと借りた映画でしたが、まあ恋愛ものとしてはオーソドックスに落ち着く映画でした。可もなく不可もなく、5点。[DVD(字幕)] 5点(2012-07-18 13:54:39)(良:1票) 《改行有》

6.  ダイ・ハード4.0 《ネタバレ》 このシリーズはもう吹き替え以外では見られない(笑)それくらい強烈な印象のマクレーン刑事(=ブルース・ウィリスさん)が今度はいかにも今時なサイバーテロ事件と遭遇します! その辺がわかればタイトルもなるほど、と。でも4.1を作るならまだしも、作らないならただの日本の配給会社の惰性と感じる。変な邦題付けるなっての。 内容はあるプログラムを作るために利用されたハッカーを守るというもの。シリーズ全編を通してマクレーンは相棒のような男たちと一緒に事件を解決していきますが、今回は彼がその役に相当するみたいです。今までは相棒たちもマクレーンと同じくらい男くさい奴らでしたが、今回はちょっとなよっとした感じで、「これで務まるのか」と疑問符でしたが、彼の役回りもけっこうおもしろかったです。[地上波(吹替)] 7点(2011-12-09 10:11:04)《改行有》

7.  ダイ・ハード3 《ネタバレ》 日曜洋画劇場で観賞☆私は、普段は洋画を英語音声・英語字幕で観ることにしているのですが、この『ダイ・ハード』シリーズに限っては吹き替えのマクレーンの声が頭にこびりついてしまって、もう吹き替え以外では観られません!!(笑) 今回サミュエル・L・ジャクソンさんが出演してるのがわかってテンション上がりました!若いですね・・・。個人的には最近のサミュエルさんしかあまり知らないので、今と昔の風貌が違いすぎて最初サミュエルさんだとわからなかったです。しかしなんかシュッとしてスマートな彼はちょっとかっこよかったです。 今までシリーズの『1』『2』と観てきて、これって必ずマクレーンは行きずりの誰かとタッグを組んで事件を解決するってパターンなんですね。そのパートナーとマクレーンが何かと口げんかをしながら、徐々に協力し合い、ラストには男の友情が芽生えるってのが面白いですね。なんか、良い意味で男臭くて良い。 今回の事件もまたスケールが大きかったですね。警察・街・学校などあらゆる公共施設を巻き込んで、爆破予告を利用して誘導し、意図的に作った無人地帯である準備銀行の金塊を狙うという・・・。その手口に「はぁ~」と感嘆しながら観ていました。しかしこれだけの規模の大きい事件に、ほぼマクレーンとゼウスの二人だけで対処してしまうというのが、良くも悪くもすごい話だと思う。「いや絶対無理だろ」って反面、「そうでなきゃ映画にする意味も無いか」とも思う。 特段二人が輝いたシーンがあるってわけではなかったですが、ブルース・ウィリスさんとサミュエル・L・ジャクソンさんのダブルキャストは見応えある作品でした。面白かったです。[地上波(吹替)] 7点(2011-11-19 10:10:30)《改行有》

8.  ダイ・ハード2 《ネタバレ》 結論から言えば、『1』と同じくらい面白かったです。『1』観て直後すぐにこれ観たからかもしれませんが。 でも『1』よりショッキングなシーンは増えましたね。乗客満載の飛行機が墜落・爆発とか、ラストに悪役たちも飛行機ごと爆発とか。まあ映画だし、スケールが大きくなれば被害も大きくなるものだと割り切って見ました。そのへん割り切れば、緊迫感のある良質なアクションもの。ただ今回はタンクトップ無かったですね。タンクトップヒーローで盛り上がるのは日本だけなのだろうか、特に『2』ではその辺意識はしてなかったようだ。まあ真冬の空港が舞台じゃ仕方ないっちゃ仕方ない。 今作も行きずりの野郎たちと友情を築いていくジョンにテンション上がりました。地図を保管してるじいちゃんや、最初はいがみ合っていたロレンツォとも最後の最後で和解し、あぁ『ダイハードだなぁ』としみじみ(あくまで『1』、『2』二作を観ての感想なのであしからず)。内部から裏切りが出ることや、上述のスケールが大きくなったことなど、シリーズの雰囲気は崩しすぎないマイナーチェンジ具合が私は好きでした。[地上波(吹替)] 8点(2011-10-31 13:00:49)(良:1票) 《改行有》

9.  ダイ・ハード 《ネタバレ》 何回か観ようとしてレンタルまではした映画。しかしその時他のDVDを借りすぎたのか時間が無かったのか、今まで観ることの無かった映画。この度地上波で4作全て上映ということで、全て録画してただいま消化中。 やはりどこかで観ていたようです。記憶にあるシーンがちらほら。舞台がビルだったことやそのビルが日本企業という設定だったことなど。 しかし面白い!ブルース・ウィリスさんも若いし、ヒロインもやたら昭和テイストだし、いわゆるビジュアルで楽しめる要素はジェネレーションギャップ的に少ないはずなのに、それでも面白い!! 個人的にはやたらとリアルで男くさいストーリーなのが良かったのかなと思います。たまたまジョンの運転手になった黒人のお兄ちゃんやたまたまビル周りを哨戒していた警官のアルとの友情などは見ていてグッと来る。さらに過去に少年を撃って以来、拳銃を撃てなくなって左遷されたアルがラスト土壇場であるべき警官像を取り戻したところなんてもう感動☆元祖タンクトップアクションスターも存分に楽しませてもらいました。 今回地上波で吹き替えで観ましたが、あの声がツボってもう原語には戻れないかも(笑)昔の吹き替えってやたら耳(もはや脳?)に残りますね。[地上波(吹替)] 8点(2011-10-31 12:15:17)《改行有》

10.  第9地区 《ネタバレ》 冒頭、ハンディカメラ方式のインタビューシーンで始まり、自分の頭には『ブレアウィッチ』と『クローバーフィールド』の悪夢がよみがえりそうになりましたが、冒頭だけで本当に良かった(汗)。あれ酔うんですよね。 さてさてこの映画、ロケーションはと言うと、なんと今年2010年で最もアツい地、南アフリカ!ヨハネスブルグ!!その「今まさに」の場所にエビおばけを堂々と闊歩させて、「おいおい、これW杯主催地のイメージ大丈夫かな」とか心配してみたり。でもせっかく南アフリカをロケ地にしてるので、もっとそこを強調して描いてほしかった。製作はニュージーランドということで、内容はどこか欧米的。徹底的な弾圧、隔離、兵器の没収、などなど。アメリカ映画観てるみたいで、物足りなかった点も。もし続編でもあるんなら、今度は日本編とか観てみたい。 あと、もう少しこのエイリアンと共生してる人類と言うものを広い視野で見せて欲しかったというのもあります。作中でエイリアン化していくヴィカス以外にエイリアンに友好的な態度を示す人が一人もいないと言うのは一方的な視点過ぎて、少しげんなりします。100人いれば3人くらいエイリアンと友達になれる人がいてもいいんじゃないか、そして、私はそういうシーンも観たかった。そこは個人的にかなり残念。 なんで宇宙船の燃料浴びるとエイリアン化するのかとか、そうなるとあのエビ型エイリアンの起源とかも気になるし、良い意味でディティールをもっと知りたくなる映画ではあります。その点では今回はガワだけぱっと見の評価で7点・・・かな。[映画館(字幕)] 7点(2010-06-18 11:45:21)《改行有》

11.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 かつてここまで真面目に作りこまれたアメコミ映画は観たことが無い。今までのアメコミのような「映像ありき」でもなく、「派手さありき」でもなく、アメコミと言う題材を最高のリアルさで描いてくれました。これは本当にリアル!!現実的すぎて、アメコミなのに重く余韻を残す作品でした。 バットマンとして超法規的に悪を懲らしめるために毎夜ゴッサムシティを駆け巡るブルース・ウェイン(=クリスチャン・ベイルさん)。バットマンとは対照的に顔を出す英雄検事、「ホワイト・ナイト」としてゴッサム・シティの治安を守るハービー・デント。そんな二人に反発するかのように「混沌と平等」をテーマに次々と街にテロを仕掛けるジョーカー(=ヒース・レジャーさん)。そしてそれらのヒーローやヒールに翻弄される市民達・・・。 それ以外にも語りたいキャストはたくさんいますが(マギー・ギレンホールさんとかゲイリー・オールドマンさんとか)語りつくせない。 この映画が妙にリアルなのは、テロリスト役のジョーカーが他のアメコミ映画みたいに超能力など無く現実にありそうなテロリズムに及ぶからではないでしょうか。これがレーザー吐いたり透明になったりとかになったら、たぶんここまでインパクトのあるものにはならなかったでしょう。 そんなジョーカーの思想は「混沌においてはみな平等である」。確かにそうかもしれないが、残念ながら世の中にはルールがあり先進国はみな法治国家である。ジョーカーがどんな高尚な思想を持っていたとしても、それらを侵す権利は無く、無秩序な暴力でしかありません。また彼は病院でハービーと話しながら、自分以外の人間のことを「自分だけの小さな世界で物事をコントロールしようとするちっぽけな人間」と評してますが、ラストで二隻の船を操ろうとしたジョーカーもそういう意味では「ちっぽけな人間」。結局何かを自分の思うように変えたくて色んな手段に出るんだろうし、とどのつまり人間はちっぽけと言うことなのでは。そういったジョーカーの思い上がりに-1点。 しかし決して特別な人間などいないと言う、当たり前のことを皮肉にもアメコミ映画に教えられました。素晴らしかったです。[DVD(字幕)] 9点(2010-02-19 15:53:15)(良:1票) 《改行有》

12.  ダ・ヴィンチ・コード 《ネタバレ》  これは映画ではなく、フランスとイギリスを舞台に大物俳優をミステリーハンターへと抜擢して撮った、『世界ふしぎ発見』。一つ一つの謎が来るたびにオレの頭の中では草野さんの声が鳴り響き、最後のほうには頭の中のひとしくん人形は全て没シュートされていました。オドレイ・トトゥがミステリーハンターってのもいいかもしんない。  冗談はさておき、確かにこれは予備知識が無いとほとんどの情報が頭に入ってこない。先程冗談のように書きましたが、実際「世界ふしぎ発見」を見るくらい知らないことを勉強するつもりじゃないと、集中力は続かないですね。かといって、日本ではこの映画が封切られる前後にニュースやテレビ番組で驚くほどダヴィンチ特集を(しかも映画のネタバレになるようなことばっかり)していたので、その後にいざ映画自体を観てしまうと「あー、これあの番組で見たネタやなぁ」とかいちいち思ってしまって新鮮味があまりありませんでした。  ダヴィンチ関係の本は出るわ、パクリとしか思えない映画も出るわ、宣伝効果を出そうとするのはけっこうだけども、それによって映画そのものを面白くなくさせるまでの宣伝は正直どうかと思う、ダヴィンチ特集も然りね。どうせ特集組むなら、マグダラのマリアとか最後の晩餐のトリックとかそんな映画のストーリーに直結するものじゃなくて、もっと理解できるための基礎知識とかで特集組めよって各TV局に文句を言いたい。この映画がつまらなくなった要因のひとつに、間違いなく収益目当てで映画を宣伝しまくったTV局も入ってるだろうから。  そういうしがらみは抜きに、スマートカブリオレを駆り、フランスの街中をバックで爆走するソフィー(=オドレイ・トトゥ)にオレは惚れました(笑)[DVD(字幕)] 6点(2006-12-02 13:24:01)《改行有》

13.  タイタニック(1997) 《ネタバレ》 人間がどこまで理想を目指して生きれるか、また反対にどこまで本能あるいは欲望に従って生きれるか、それら二つを同時に示してくれた映画でした。人類全体を見ればとても大きいとは言えない船の中でここまで両極端に描かれた人間像はある意味とてもショッキングでした。乗員分のライフボートの用意がない豪華客船タイタニック、記録を作りたいがために船を急がせる船長、貴族相手のためか60人乗れるライフボートに12人しか乗せないクルー達、緊急事態でも自分のことしか考えない貴族達、そしてそのような人を人とも思わない環境の中でそれに抗い、人間的にお互いを愛そうとしたジャック(=レオナルド・ディカプリオ)とローズ(=ケイト・ウィンスレット)、付け加えて、最後まで自分達の道に生きた音楽家達。このどっちにもつかず平凡な生活を送っているオレには本当にショッキングなものでした。 ラストで船が沈んでゆくとき、冒頭で見た船の沈む様を再現したコンピュータ画像が頭にちらつきました。最後にはどうなるかということがわかっているだけに、まだ沈んでいない船を見てとても切ない気持ちがありました。 しかし、現在から過去を知ると言うことはまさにこういうことなんでしょう。私たちの過去の見方と言うとせいぜい本を読んでいつ何があったか覚えるという程度のものです。“本当に”何があったかを知るには、やはり“その場にいる”ということが最善で最良の方法なんだと思います。そしてその最良の方法に限りなく近いのが映画なんだろうと感じました。実際に全くあの通りだったとは言いませんが、タイタニック号の悲惨さだけは充分過ぎるほど伝わってきました。あり得ない話かもしれません、あり得ない恋愛かもしれません、しかしタイタニック沈没後海上で凍死した大勢の人たちはまぎれもなく真実だったのでしょう。そういった“真実の部分”をはらむが故にとてつもなく重い余韻を残す、そんな作品でした。 10点(2005-01-20 12:34:17)(良:6票) 《改行有》

14.  ダイヤルM 《ネタバレ》 ちょっと規模のでかい痴話げんかってところだろうか。 なんか三人が三人とも大した理由も持たずに下らん理由で殺人まで犯そうとするのが全然理解できなかった。 ラヴコメディとか見てたら自分の嫁さんと他の男が不倫してたなんてよくある話やしね。そういうのに見慣れてしまったせいか、不倫が発覚した時点で妻殺害を思いつくスティーブン(=マイケル・ダグラス)の考えが全く理解できない。嫁さんのエミリー(=グフィネス・パルトロウ)もなんか考え方に一貫性が無く、スティーブンを部屋で待ち伏せとかしてるわりにすぐにスティーブンに説得されてしまうあたり、なんか見ごたえが無かった。 DVDで別エンディングの方も観たんですが、まあどっちでも大したこたないなと。スティーブンを怪しんでたモー探偵との探り合戦とかあったらもうちょっと楽しめたかも。 唯一のこの映画の見所といえばデイヴィッド(=ヴィゴ・モーテンセン)の絵画でしょうか。なんとこれ、デイヴィッド役のヴィゴ・モーテンセンが実際に描いた絵を使ってたそうです。食事をすっぽかされた時のエミリーの絵への殴り描きは圧巻でしたね。「怒り」がおもいっきり表現されてました。 ロード・オブ・ザ・リングを観た後に「うわ!ヴィゴ・モーテンセン出てる!!」って思って借りてしまったけど失敗だったかな。3点(2004-08-09 13:23:23)《改行有》

15.  タキシード(2002) 《ネタバレ》 どーだったんだろ??見てたんだけど見てなかったような・・・。別の意味で時間が流れるのがとてもはやかった。なんか地味だった。なんでだろ。この映画のところどころでジミーが無理してるように見えるからだろうか・・・?無理してるように見えるって点ではクラークデブリンになりすまそうとしてるからだろうということでそういう意味では好演なのかもしれない。でも地味。やっぱ物語の主人公ってのはかっこよくあってほしいと思う。ついでに、同じく地味という点でオレはあまりジャッキーチェンが好きではないし。3点(2004-03-12 00:30:50)

16.  タイタンズを忘れない 《ネタバレ》 この映画はずいぶん前から人に勧められてたんだけどなかなか見る機会がなく(というより見る気がなく)、こないだふとしたことからようやく見ました。そしたらおもしろいじゃん!!すごく感動しました!! これを見て思ったのは、スポーツでも何でも一緒に何かに夢中になれば「差別」なんて言葉自体すごく意味のないものだってのがわかるってことです。オレなら、例えば黒人のように、「青人」とか、「赤人」みたいな人がいたとしてもその人たちが同じ人間なら全然普通にコミュニケーション取る自信があります。個人的に性格が嫌いとかはどうしょーもありませんけどね。「タイタンズを忘れない」はそういうオレの考えをより一層強めてくれました。あとテーマ曲の「Ain't no mountain high enough」はかなり映画とマッチしててあれ以来CD買ってしょっちゅう聴いてます。9点(2004-03-10 11:22:35)《改行有》

17.  ダイノトピア 《ネタバレ》 この映画で一番気になったのは何でサンストーンがだんだん衰えていったかってことですよね。最終的には地下世界の資源を見つけたからよかったよかったって感じでハッピーエンドっぽく終わってますが、なんでサンストーンが光を失っていったのかって事を突き止めないとちゃんとした解決にはならないんじゃないないだろうか・・・。今の地球のように、資源を使い果たしてからてんやわんやするんだろうなあ。まあ、元が海外の絵本を元にした話らしいし、絵本のストーリーにそんなに突っ込むこともないのかな。でもオレは成人なので、色々納得いかなかったことにより、ちょっと辛い評価で。4点(2004-03-10 06:58:26)

18.  タクシードライバー(1976) 《ネタバレ》 なんか他では評価が高いみたいですが俺はこの映画は全く面白みを感じませんでした。好きな相手に付きまとって、うまくデートにこぎつけたまではいいですが見た映画がポルノじゃ・・・。単純にかっこ悪いと思いました。キャスティングに興味があったから見た映画ですが、正直がっかりです。結局暗殺も未遂に終わるし。中途半端です。 これをわかる人しかわからない映画だというのならオレはわからない人でもいいです。1点(2003-11-07 16:15:03)《改行有》

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