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プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
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1.  ダ・ヴィンチ・コード 《ネタバレ》  原作を読まずに観てきました。 といっても今まで私は映画の原作を読んで映画を見たことはありません。 なぜなら謎解きが最大の楽しみというミステリーやサスペンスで、 先に結末までわかってしまうなんて考えられないからです。 もしまだ映画を見てなくて原作を読もうと考えている方は、 原作を半分くらい読んで最後までは読まないで見たほうがいいかも・・ 「ミュンヘン」などのようなノンフィクションの場合は、 原作を見たり時代背景を調べた方が良いとは思います。 しかしフィクションの映画化とすれば個々の想像が自由な、 原作の方が楽しいに決まっています。 だから原作を読んで映画を観るとあら探しになってしまうのでは・・ 旧約聖書の誰でも知ってる最初の方、 アダムとイブとかを思い出してください。 そして暗号解読とか最近では死海文書とか出てきましたね~ 六芒星は誰でも知ってるしアイザック・ニュートンなんて懐かしい。 ニュートンから考える5文字の言葉なんて、 私は惑星の名を神話に直して一緒に考えてました(笑) 想像の旅ができるという点では冒険映画やSF映画と同じで好きですね。 一緒に考える楽しさが味わえたのはここくらいで、 あとは勝手に進んでは勝手に解かれちゃいますからわかりやすい。 小説のほうが楽しいというのはここかもしれませんね。 自分のテンポで空想し想像し考える楽しさ・・ ・・そんな硬い映画でもないんですが。 映画自体は勝手に進行していき都合よく主人公たちが難問を解き、 また新たな展開が待ち構えそれもまた都合よく解いてゆくといった、 かなりダイジェストなチャプター観をしているようで、 ある意味テンポよくある意味山ばかりで退屈。 しかし私は推理や演出よりも何が言いたかったかのほうに興味が移り、 「最後の誘惑」を思い出しながらイエスが人間だったころから、 この物語は封印されず現代も続く論争だと見ていました。 エンディングがそれまでのすごくわかりやすい内容とは裏腹に、 観客に想像させ答えをゆだねる最近のスピルバーグ映画のような作り(爆) [映画館(字幕)] 7点(2006-09-21 07:30:09)《改行有》

2.  タイム・マシン/80万年後の世界へ 《ネタバレ》 H.G.ウェルズ原作の映画は突っ込みどころがあり好きです。 あの最初の方でテスト飛行させたミニチュアのタイムマシンは一体どこへ? なぜ人類は楽園のような場所で培養され金髪なのだろう・・? 最初の方は科学用語やら時空の説明やらで、 なんかおかしくてかっこいいなぁと観てたんですが、 タイムトラベルした先からもうドク&マーティの世界で、 そこからまたとてつもなく未来へ飛び、 ここまで飛ぶの~?とあきれてしまうくらい。 これなら「A.I.」の地球水浸しの超未来を見ても不思議ではない(爆) どんどんSFでは哲学を語ってもいい。 めくるめくタイムトラベルの果てにやっと主人公が見つけたもの、 それは自分探しの旅なんでしょうね。 同じところへ戻ってくるタイムトラベルのお約束だから、 出発した時代に主人公は帰ってこなくても、 違う時代で同じ場所にいるはずです。 ちょっとこのエンディングはなかなかいいですよ。 [DVD(字幕)] 7点(2006-09-21 07:20:58)《改行有》

3.  ダークシティ 《ネタバレ》  どこかで見たような映画なのですがうまいことできてる(笑) まず冒頭のストリーテラーから「宇宙戦争」に代表とされる語りだし。 この手法は旧約聖書とかの史劇モノで必ず使われます。 主人公は記憶喪失でバスタブから脱出するシーンは「SAW」。 連続殺人事件の犯人は誰? 徐々に記憶を取り戻すかのような主人公と異星から侵略しにきたかのような連中。 ここは地球のとある古い時代の街で宇宙から地球人をさらいに来たか、 それともここはニセの街で宇宙人がそこに地球人を飼育実験にしているのか? 街の外はどうなっているのか? 夜中の12時に針が重なると街中が止まるのはなぜ? 記憶の入れ刷みをされたのは誰?? 面白い・・ こういったテンポの速い難解SFって好きなんですよ。 しかも絵が暗いから「レディ・キラーズ」のようなブラック・ファンタジーみたい。 運河の向こうにある夢の島にはどうして行けないのか? 閉鎖感いっぱいの演出は前に観てうろ覚えの「トゥールーマン・ショー」みたい。 あの作られた世界は外はああだったんですがこれは見事。 超難解だった「惑星ソラリス」のラストの答えがここにあると思いました。 そして「CUBE」とそっくりな演出もあります。 CUBEで一番好きな高さがわかる怖さ部屋が動く怖さがここに・・ というと・・まるで娯楽SFのおいしいとこどりごった煮なのですが、 これに「マトリックス」の世界を入れたような感じで、 よくまあ100分に詰め込んだものだと感心。 どうせアメコミのような作品だろうと期待はしていなかったのですが、 ラストまで飽きることもないし何しろ最初から飛んだSFと見ていたので面白い。 暗い画面や記憶を植えられた話や悪魔団体のような集団・・ 苦手な方にはお勧めできませんが好きなら楽しめます。 主人公が中途半端にヘタレのくせに無敵なので、 これは感情移入はできかねるなぁと思うのだけれど、 どの登場人物が主役でも成立すると監督が特典で説明していました。 ああそうかそれはありうると感心。 博士に妻役に異星人のボスに刑事に・・誰の目で観ても見られます。 この作品の主役はこの世界らしいから(街ということで) 期待していなかったアメコミ格闘系SFと思っていたのに、 なかなか哲学的で暗いのに娯楽SFとなっています。 [DVD(字幕)] 7点(2006-04-02 13:12:58)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

4.  タイムリミット 《ネタバレ》  なんとなく昔の「めまい」のようなオーソドックスな身代わりサスペンスだったので、 これなら主体である女の怖さというものを追求した「めまい」のほうが上だし、 トリックももちろん向こうが上だとあらためてヒッチ・コックってすごいと思った。 あまり好きではないヒッチ(客観的に見せる手法)の作品が、 こういうサスペンスと比べて観て思い出すとやはり違うなぁと納得(??) 人間の本質にせまりながらもまるで冒険映画のラストのようなオチでガックリ来た。 インディシリーズのような冒険恋愛映画ならお決まりでいいけれども、 私はこの一見テレビ映画のような作品に毒を期待したのです。 デンゼル・ワシントンもあまり好きではないのですが(モーガン・フリーマンが好き) 無難にコミカルな演技もしてたし真面目でとぼけた誠実な役というのも合ってはいた。 だから「めまい」のジェームズ・スチュワートのような役どころも期待したし、 そこまで粘着系にしなくてもいいならば、 その朴訥さを生かして全てにそっぽ向かれる怖さもいいんじゃないかなと。 そのほうが記憶に残る作品だったかなと思うのです。 それをやってくれてたら私の評価は★6つにはなっていただろう。 これではテレビでやってるロードショー映画です。 日曜洋画劇場とかの・・ 途中から日本語吹き替えにしたのも悪かったけれど、 読めて読めてしまうので飽きてきちゃった。 でもテンポはいいから観て損はしないと思いますが、 観たあとは何も残らないだろうなぁ・・ それにしても犯人があまりにわかりすぎます。 わかったあとのみんなの裏切りが見たかったなぁ・・ そういうラストならばヘタしたらワシントンを好きになってるかもしれないから。 ちょっと真面目すぎるから面白みがないんですよね。 私は黒人俳優はクセのあるタイプか(独特の色気とか) それとも本当におバカな役ができるやつがいいですねぇ・・ 「レッド・ドラゴン」に引き続きおうちが焼ける演出のからくりも飽きちゃったかな・・ そういう家全焼のサスペンスでほんとーにマヌケだと心に残っているのが、 トラボルタ主演の家族サスペンスでした。 [DVD(字幕)] 4点(2006-04-02 13:09:47)《改行有》

5.  タイムライン 《ネタバレ》 俳優の顔が見分けがつきにくいこと(映像が暗いこともある) SFとしてのストーリーが曖昧で突っ込みどころ満載。 後半はむちゃくちゃ面白いのに前半から中半にかけて全くつまらない。 しかし後半は本当に「ロード・オブ・ザ・リング」状態の戦闘アクションや、 かなりお金をかけて作ってるなぁと感心させられる映像。 日本でいえば戦国絵巻豪華な城攻めスペクタクル! ここだけでも価値があろうというものの、 全体的には時間不足で人物関係が難解(すぐ人が死ぬので) よって死んだ人の歴史に与える影響は考えない方が、 歴史映画の豪華さを楽しむとうことで面白い作品ではありました。 戦闘シーンは特に投石車の演出が迫力がありました。 ただ・・「ロード・オブ・ザ・リング」などはそれだけが売りの映画ではないのに比べ、 この作品はまさに後半の戦闘シーンの迫力に比べその他の要素は、 恋愛ドラマ中心になっています。 時空を越えた純愛のような描き方だったのでそれは好感は持てましたが・・ [DVD(字幕)] 5点(2006-01-20 03:52:21)《改行有》

6.  大空港 《ネタバレ》 管制塔とコックピット、乗客と航空会社・・ 人間関係がそれぞれ丁寧に緻密に描かれ好感が持てる。 すべてがジグゾーパズルのように繋がるよくできた秀作。 アクションシーンがあまりなくても、 これだけ緊迫感のあるそしてコミカルな暖かいジョークも忘れない。 パニックになった乗客の反応もそれぞれ面白くもさえある。 特によかったのが助演女優賞を本作で受賞した、 したたかでいい味のおばあちゃん役のヘレン・ヘイズ。 他にも出演女優が美しいのが目をひきますが、 特にスチュワーデス役のジャクリーン・ビセットがいい。 カメラワークも彼女の目線で撮られたシーンは楽しいし、 画面が切り替わるわかりやすい演出もいいです。 サスペンスはわかりにくいほどいい作品と勘違いしていませんか? こんなに丁寧に作られたわかりやすいサスペンスもたまにはいいですよ。 なにしろ人間関係がよく描けていてこのシリーズ中一番人気なのもうなづける。 のちの映画にも影響を与えていると思われます。 おばあちゃんと爆弾犯人が並んで座るシーンは、 テリー・ギリアムの「12モンキーズ」のラストのシーンそっくりだし、 スピルバーグの「ターミナル」の中にもこの作品のいくつかのシーンが・・ サスペンスなのに人情モノ。 そしてコミカルであるけれども暖かい。 バート・ランカスターはこの役は適役であったし、 あいかわらず(このシリーズ全編出ている)ジョージ・ケネディもいい。 寒い寒い真冬のターミナルを舞台にあったかい人間ドラマ、 出会いと別れもありますし、 付近住民問題まで描かれています。 映画を観たなぁ・・という充実した後味を味わえることでしょう。 [DVD(字幕)] 8点(2005-12-23 15:01:09)(良:1票) 《改行有》

7.  タワーリング・インフェルノ 《ネタバレ》  こういう大作を見るとパニックものはやはりハリウッドだなぁ~と感心しますよ。 私は途中でこれがこんなに古い作品だとわからない錯覚をおこし、 まるでスピルバーグの映画だなぁとか思いながら観てたのですが・・ ああそうか、音楽がJ・ウィリアムズなんですね! 次から次に襲うパニック現象と壮大な音楽そして・・ P・ニューマンをR・ドレイファスとだぶらせていた(笑) 「バックドラフト」も怖かったですがやはり規模が違う・・ 火災の怖さもですがこれは天災ではなく人災といっていいでしょう。 工事の手抜きによる火災なのですから・・ 最初は火災発見がなんでこんなに遅いのだろうと不思議でしたが、 火が回りだしてからの速いことといったら・・ こうなれば火は生き物です。 次から次へとと表現しましたが、 一番怖かったのがエレベーターです。 私は普段からあまりエレベーター(特に高層ビル)は苦手です。 エスカレーターに好んで乗ります。 突然止まったとしたらまだエスカレーターのほうが閉鎖感がないし・・ 火災時のエレベーターなど乗りたくないです~! 後半のカゴでビルからビルにロープで移動するのは、 ちょっと・・アトラクション(絶対安全な)なら乗ってもいいかなとか(爆) でもUSJのバックドラフトの火災アトラクションで飛んで逃げたんだからだめか(苦笑) S・マックィーンを実は初めて見たのでいったいどのひとなのか最初わからなかった。 古い映画も観ているのにアクションを避けてるとこうなります・・ なかなか好感を持ちました。 ヒーローなんですが無骨なかっこよさというか渋いですね。 こういう役は子供が素直に憧れるような人で正解です。 こういう真面目に作られた大作は好感が持てます。 最後の冒険というか恐怖は火ではなく水というところが面白い。 私は水が怖い人なのでここが特に怖かったです。 聳え立つビルの頂上から水が吹き上げる・・ これは大画面で観るときれいでしょうねぇ。 火責め、水責め、爆発・・ 地元のシネコンで最近「日本沈没」を観て面白かったので、 タワーリング・インフェルノやポセイドン・アドベンチャーがリクエスト上映されたら、 絶対観にいこうと心に誓ったのでした。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-20 23:18:53)《改行有》

8.  大統領の陰謀 《ネタバレ》 なかなか面白かったです。 まさに事実は小説よりと申しましょうか・・ しかし期待も多かったのと誰を主体に描いているのかぼやけてしまい、 緊迫した面白さとはまた違う普通のドラマの面白さにとどまりました。 夏ごろからニュースで気にはなっていたのですが、 謎のディープ・スロートというあだ名の真のFBIが名乗りをあげて話題になりましたね。 6月ごろだったかな・・気にはなってたんです。 トム・ハンクスとユニバーサルが彼の映画化権利を買い取ったらしいから、 91歳の元FBI副長官来年には映画化されるでしょう。 こちらはワシントンポストの記者ふたりを中心に展開されています。 が、鬼気迫るシーンというのは(銃撃戦など)あっても良かったと思うのですが、 当時できないならば心理描写で記者の演出をもっと描くべきだと思うのです。 それが事件をただ追うような説明不足の展開で、 デスク役のブッシュ似のJ・ロバーズの方が演技的によかったのです。 この映画のホフマンとレッドフォードはあまりよい演出ではなかったと思う。 特にホフマンはうまい俳優なので役が地味すぎたかも・・ 演出の最大の面白さはやはり今年になって自身を暴露した謎の男。 この描き方がサスペンスチックで面白い。 全体的にはシリアスな社会派映画でありながら軽めに見えてしまった。 もっともっと重大な事件のはずですから、 このての作品演出は抑揚ありすぎでも昔の黒沢監督の政治ドラマが面白い。 そしてS・ルメット監督の白黒映画のほうが・・ ただ実話になりますので派手な演出や娯楽は無理だったのかも。 たぶん2006年には映画化されるであろうこの事件、 決してリメイクではなく謎の男の目で見た裏の真実ということで、 ユニバーサルも賞狙いで作るはずです。 ここらでまだ未見の方、昔見た方も今一度見直してみられてはいかがでしょうか。 なおこの作品は調べてから見たほうが何倍も面白い事実の歴史サスペンスです。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-04 07:50:15)《改行有》

9.  タイム・アフター・タイム 《ネタバレ》  H・G・ウェルズはSF作家として有名ですが実は本当にタイムマシンを作っちゃった。 しかもそのタイムマシンのおかげで切り裂きジャックを未来に逃がすことになる。 消えたジャックを追いかけて未来に旅するウェルズ。 そこで出会う女性がまた面白いことに、 のちのバック・トゥ・ザ・フューチャー3でドクの恋人役だった、 M・スティーンバージェンなのですから! 未来で上映中の映画がエクソシスト4というのも面白い。 私は偶然にもこの作品のすぐ前にエクソシストビギニングを観たのですが(4ですよ) おお~!なんたる偶然な観賞とびっくりでした(笑) しかもビギニングでユダヤの手首に数字の場面が出てきたのですが、 この作品でも出てきたので(質屋のおやじの手首です)面白かった。 ウェルズは社会主義者でユートピアを夢みていました。 だから第一次や第二次世界大戦も信じられません。 女性とのやりとりで戦争のことが話題になり、 覚えたての「第二次のころかい?」と聞くのですが、 「そんなに年いってないわよ、ベトナム戦争よ」 ここおかしいです。そりゃ知らない設定なんだから当たり前なんだけど。 他の役者も演技がおもしろいけどM・マクダウェル(時計じかけのオレンジ)が、 普通にお堅い真面目な役なのがかえって面白い。 ここまでコメディが面白い時代錯誤ネタで笑えるのはお得。 コメディだけじゃなくサスペンスも楽しめます。 切り裂きジャックに彼女が殺されることは未来の新聞でわかってしまう。 さてどうやってそれを変えるか? 後半はちょっとセンチな気分にさせてくれてホロリとしますよ。 音楽がまた壮大で派手で気になったのですが、 音楽製作がミクロス・ローザがキング・オブ・キングスやベン・ハーの人とわかり、 これまた壮大なSFで万人受けはしないなぁと感心(爆) しかし観れば観るほどバック・トゥ・ザ・フューチャーに激似な作品ですが、 こちらのほうが6年も前なのです。 向こうの方が売れたのはおそらく誰にでもが感情移入できる、 普遍的で大衆的なテーマだからなのとCG演出の素晴らしさや映画の完璧さでしょう。 タイム・アフター・タイムは大人のそれもSFの(原作者とか)ファンに受ける、 とてもマニアックでいてよく練られた夢物語なのです。 [DVD(字幕)] 8点(2005-09-23 12:57:20)《改行有》

10.  第七の予言 《ネタバレ》  いったい何が始まるのかと砂漠のシーンでは期待したのですが・・ あ、こういう始まりってまるで「エクソシスト」「オーメン」でしたね。 で、オカルトものではないんだなと理解して進んでゆくのですが、 主役のデミ・ムーアに神秘性が今ひとつ感じられず、 私の中では普通の妊婦さんというイメージで終わってしまいました。 本物の妊婦裸婦を見せなくてもなぁ・・ 見せるんならもっと作品も負けないくらいにしてほしいものです。 彼女のシーンに変わってから現実的な現代劇になってしまい、 冒頭の砂漠や元ソドムの村が凍るシーンはよかっただけに・・ 娯楽性というと内容は全然違いますが「クリムゾンリバー」のほうが面白い。 旧約聖書から説いていくのなら全てそれで通してラストで新約にしてくれれば、 新たなる救世主誕生とわかりやすい感動作になったかもしれませんが、 いきなり新約の解釈に変わられても聖書なれしていない私はわかりません。 途中から語り部のように少年がでてきて調べてくれるのですが、 「新約聖書はわからない」とか言うからもっともだと思いましたが(苦笑) なぜここで十字架をださないのかなぁとまた余計に考えたりと・・ SW3のナタリー・ポートマンかと思いましたよ(爆) SWはSFであり神も悪魔もOKな自由で壮大な世界観があるわけですから・・ この映画にはサスペンススリラーまたはホラーというジャンルゆえに、 練りに練った脚本と演出も必要なわけでして、 面白そうな題名とは裏腹に非常にカルトなわかるひとだけにしかわからない世界、 わからないひとには全く面白くない作品となったわけです。 ただし気になってあとで調べてみてもはて?と思えるこじつけも多く、 主役を神父(となってはいますが実は違う)にしてもっとその哀しさを描いていれば、 なぜこの神父は生きながらえているのか何のためにと盛り上がるのでは? そして後半その謎が少年とデミとイエス役(なのでしょうか??)が同時に解いたところに、 結末の感動に繋がると思うのですが・・ [DVD(字幕)] 3点(2005-09-11 11:24:59)《改行有》

11.  ダリル/秘められた巨大な謎を追って 《ネタバレ》  まずこの少年がまあまあかわいいことと、カーアクションの撮り方がうまい映画であること、 それ以外は、 「A.I.」に似てるということですがキューブリックが(監督はスピルバーグですが)原案した「A.I.」より、 「ピノキオ」に近いと思いました。 生みの親(博士)との愛情はよく描けていてやはりピノキオ的なところもあるのですが、 育ての親や友達などとの愛情まで及ぶともう家族ドラマのようで・・ 国防庁を絡めてサスペンス仕立てにしたのは面白いのですが、 やはり人間の子という外見(演技はハーレー君と比べるとかわいそう)は違和感アリ、 ラストにいたるまで予定調和で感動はなかったです。 国防庁がまるでE.T.のNASAみたいでした。 まあ私があらすじを聞いていたこともあるのですが、 先に「A.I.」を観てしまってたので(こんなにハッピーでいいのか?)と疑問。 ダリルは優等生のロボなんですがロボとわかっていなくても、 普通この年頃の子供たちはいじめますよ。 それもないし描かれ方が大人の目線が中心です。 博士、育ての親、大人から見た子供。 唯一子供の友達はできるけれども、この子も大人の考え方です。 異質なものはいじめられなければならない・・ という見方は変でしょうか?当たり前と思うのですが・・ いじめを見たいというのではなく特異なものを主人公にするにあたって、 敵はお偉方だけというのは無理があります。 子供同士もじょじょに心を打ち解けあい本当に仲間になれる方が現実的でいいと思うけど。 特にラストががっかり・・ 人工知能ものは、エンディングの後味が悪いほうがよい。 後味が悪いといってもかなり悪い重いというのではなく、 考えさせられるという作品であるということです。 それほどこのテーマは重いものと思います。 アンドリューやA.I.のように(そこまでして人間に見られたい)というのがない。 いっそコミカルなアクションコメディーにしたほうが観やすいかも。 そうするとまたラストも許せます。 でもビデオパッケージは失礼です。 エンディングネタをそのまま使ってるんだから・・ [ビデオ(字幕)] 5点(2005-08-10 12:16:27)《改行有》

12.  タイタンの戦い(1981) 《ネタバレ》 ストーリーはほんとにゼウスの筋書き通りです。 妻と子供を夫が棺おけに入れて海に流すシーンから始まるのですが、 ゼウスの子供ペルセウスだったんで(あちこちに創っています) ゼウスはその子供に幸せな未来を約束します。 男の子は大きくなり魔法の道具を手にし冒険の旅に出ますが、 その盾や剣や兜は女神らにゼウスが頼んで手配したものです。 なんたる親バカというか・・女神らの中にはゼウスの子を持つものもいるし、 そしてそれなら獣にされたうちの息子も許してあげてとゼウスに請う女神。 その息子は許されずアンドロメダ王女との中を醜い姿にされ割かれます。 王女は呪いをかけられ謎々が解ける男としか結ばれない(爆) 眠る王女は幽体離脱が始まりワシが籠をくわえ王女は入ります。 そこに主人公が現れて王女を助ける旅に出るのです。 空飛ぶ白馬、メデューサの首、予知能力を持つフクロウ、などなど たくさんアイテムを手に入れてゆきます。 おなじみ洞窟やら宮殿やらも出てきますしほんっとに、 ドラクエまたやりたくなってきましたよ。 フクロウは女神にゼウスが譲ってくれと頼みたおしてくれてやったものですが、 女神もこんな勝手なお願いに付き合うのが嫌になったかフクロウが惜しいのか、 錬金術師に金のフクロウを作らせます。 このフクロウの声はまぎれもなくR2D2と思うのは私だけか・・ 怪しいやつ!?とか言って主役連中はフクロウの登場にびっくりしますが、 なにせ金属製なのに木の枝に止まったので落ちるマヌケぶり。 それを拾い上げ(これは重い)とか言いながら太い枝に止まらせ、 話を聞くシーンはおかしかった。(フクロウの言葉はR2D2のよう) あと、目を見たら命を奪うメデューサとの対決は見ごたえアリ。 ただし主人公が人にものを聞き用が済んだらあの態度は許せません。 いくら相手が人肉を食べる魔女連中とはいえ目が見えないのです。 その目の代わりの道具を奪い脅して話を聞いたら道具を捨てる・・ 子供向きであるかもしれない作品にはどうかと思います。 一応正義の主役という設定なのですから・・ そしてシリーズ最大の売りレイ・ハリーハウゼンの特撮が今回はイマイチ。 これがマイナスです。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-07-01 09:45:23)《改行有》

13.  ダークマン 《ネタバレ》 なぜ彼の作品にはいつもブルース・キャンベルが出ているのだろうか?? そりゃ「スパイダーマン」のほうが有名だし人気があるのはわかる。 なんといっても主役。トビーマグワイアとリーアム・ニーソンでは・・ でもストーリー的にはこちらのほうが優秀だと思う。 この独特の暗さ、ホラーSFには欠かせない。 これぞサム・ライミ。私は飽きもせず変わらない手法を使う監督が好き。 手術シーン、えぐい描写、ホラーなのに受けようとするコミカルさ。 そしてラストのかっこいいけど寒いセリフ落ち。 どれをとってもサム・ライミ。 スパイダーマンであることを誰にもしゃべってはいけない。 ダークマンであることももちろんね! 限られた人間の独特な救われない暗さにまだ、恨み執念まで加え、 さらに不思議なこっけいさが哀しい。 スピルバーグと並んで好きだなぁライミのホラーは。 [DVD(字幕)] 7点(2005-05-07 07:49:12)《改行有》

14.  ターミネーター3 《ネタバレ》 そして未来は変えられなかったのに、後味の悪さもなく感動もない。 まるでこの脚本だと、1じゃないですか。 そう、この3から始めればいいのかもねと思ってしまいました。 ということは、まだまだ続くというわけで、シュワちゃんは解明されたように、 ロボットだから量産できる。これ、夢もなにもないですね。 見てるほうとしては、2の最後の格闘で腕がもぎ取られたから、 そこから復元してジョンを助けるという夢の推理をする。 つまり1で殺人鬼だったシュワちゃんが2では正義のロボットになり、 ジョン役のファーロングのけなげな演技もあり、 ものすごくシュワちゃんが美化されてしまい擬人化された。 あの溶鉱炉のラストで私は感動したものです。 それが、量産だからという理由でよみがえるのも・・ しかも、ジョン・・「おまえは変わった」変わりすぎだって。 演技がどうというのはありませんが、 もうちょっとどうにかならなかったものでしようか・・ 実際、当のファーロングが病気療養中なので仕方ないのですが、 この作品で人生が(天国から地獄へ)変わったのだから、 またきっかけとしてもう一度トライしてみたらいいのに・・ 役柄もよく似ているんだし(笑えない) このジョン役の子の外見がどうこう言うのは酷です。 きれいなだけではなく影がありそれでいて知性も感じられる子で。 この3の役が、堕落して落ちた役なのですが、 未来の創始者という点では弱さの中の強さも必要です。 ということで、残念ながらそれが感じられず、 シュワちゃんの強さばかり目立ってしまいました。 あと、ファンだったのですが、クレア・ディンズ。 変わってしまいました~!こんな人になっちゃって・・ と、落胆の多い作品になってしまいました。 カーチェイスはすごいがんばってるなぁと感心したものの、ひつこすぎる。 長すぎる。未来は変えられないという設定はよいと思います。 でもこの終わり方って、この時点での未来はこうだけど、 ふたりからどんな子ができるのか・・ こうなったら4では本当に今度こそファーロングが出演してないと、 話題がなくなっちゃいます。 同じエドワードでノートンでもいいからね。 ジェームス・キャメロンは、エイリアンといい、 売れないと思ったらうまく逃げてるから、 4ではラストとしてきちんと閉めてほしいです。 [DVD(字幕)] 5点(2005-04-03 01:27:46)《改行有》

15.  タクシードライバー(1976) ジョディ・フォスターに尽きると思います。 もちろんデニーロの作品の中で一番人気が高いとは思いますが、 あの鏡に向かってひとり芝居する有名なシーンは記憶に残りますが・・ 私の記憶に特に残っているのは、 ジョディ・フォスターが出てくる後半と監督が出てくるシーンです。 当時のタクシードライバーはベトナム帰還兵の苦悩を描くのに、 適切な職業でしょう。今なら、コンビニの店員? この映画の浅暗い色がいいですね。 真夜中から夜明けにかけての色・・彼らはこの色の中にいると、 落ち着くんじゃないかな。そして思い出す。 隠れて隠れて逃げ逃れた森の中を・・ 6点(2005-02-25 07:17:11)《改行有》

16.  ターミナル 《ネタバレ》 劇場鑑賞は「オールウェイズ」からご無沙汰していました。見ないと後悔すると思いましたよ。確かに最初の到着予定板(正式名わかる方いませんか?)の映し方から、ぐるりと主人公の周りを説明するカメラワーク、 「なんかしら昔の洋画見てる感じでレトロで品がありよいのだが・・ ああ、やっぱり私にはヤヌス・カミンスキーは合わないわ・・と思った。でも抜いたごちゃつく色に慣れてきて気づく。昔のヨーロッパ映画みたいだなぁ。確かに面白いコミカルなところは笑えほのぼのと見られ(ハンクスのやりすぎな芸も古風)、でもたいくつするくらい(昔のヨーロッパ映画ってそうだよね)ほのぼのとしながら、ある時を待っていました。・・思えばターミナルのコピーそのまま、観客もいつその時が来るのか待っていたのではないだろうか?何を待つか?CMなどで見た感動を劇場で味わいたいという、盛り上がりでしょう。ハンクスは何を待っていたのか?私の解釈では彼女の気持ち。 空港から出られるチャンスはあったのに出なかった。空港から出たいけど空港にいれば彼女を待つことができる。そうゆう意味ではまあいらないなとも思った、ゼタ=ジョーンズも、役的に意味があるのかもね。・・それとも、保護ではなく正当な理由で出て行く許可をもらいたかったとか。(国が元の状態に戻ること)とにかくよくわからない。 ラストにかけても。観客は宣伝に期待して泣きに来たのにコメディだから切り替えるも、ヤギの薬の事件やモップおやじ旅客機を止める事件など、泣けそうなところがあるたびに、「ここか?」と感情を盛り上げる用意をするもまたコメディにと、雪の空港で終わった方がよかったか。ジャズバーまで行くのならそれからまた空港へと行けばよかったか。 おそらく最大の原因は、トム・ハンクスの映画になってしまったことかも。 パンフを読むと、コメディとか多くハンクスが関与してるし、スピルバーグは前にA.I.で、キューブリックと半分こやってどっちつかずになったのに。あれは、ブラックのままか家族愛に絞ればよかった。これも80パーセントコメディ&人情劇なのに、ラストに監督が締めを担当しましたみたい。キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンを、まだ見てない人はぜひ見比べてください。これが良くも悪くもスピルバーグの映画です。個人的にはこっちのハンクスの方が、脇役でありながらとても良いです。7点(2005-01-08 07:21:22)《改行有》

17.  ターザン(1999) ディズニーは話は好きですが絵と音楽が苦手で、 現時点で見たのはこれと、ピーターパンになります。 金城武の吹き替えの方を見ましたが、評判がいいのに納得。 違和感なしでひとりニヤニヤ(たどたどしさがはまってて、 この人選ディズニーさん偉いよね)笑うくらいターザンがリアル。 (ドラマの喋りよりうまかった・・)っていったい?? あの喋りなら英語も彼で聞きたかったな。(英語は日本語よりうまいし) それと、既存になりますが絵の素晴らしさ。 苦手だったなめらかすぎの絵も背景のきれいさと、 スピード感にびっくり。ゲームやってるみたい。 大画面で見たほうがいいかも。 ラストがあっさり終わるので、ああやっぱりミュージカルだと思いましたが、 たまに見るのにはいいかも。ただ、歌がV6だったので、 母ゴリラとのふれあいのバラードはそれでよいのですが、 全部V6というのがひきました。アニメの吹き替えは日本語全然OKです。 7点(2004-11-09 20:35:44)《改行有》

18.  太陽の帝国(1987) 《ネタバレ》 時には勘違い涙も取り合えず流せるスピルバーグ映画だったのに、これは難解でした。観客を引きずりこむことなく、淡々と描かれており、今まで見た映画的なわかりやすさがなく、しかし訴えるものもあるわけで見続けました。美しい映像やいつもの抑揚ある音楽、惚れ惚れするカメラワークはこの映画に関しては飾りでしかない。とてもよい映画だと思う。ただ、売れる監督が作る映画ではない。でも他の監督が作れば、あの忠実なる再現に近い日本兵や細かな日常が描けたか? (変更しました) この映画が何故気になるのにしっくりこないのか、また見てわかりました。真珠湾攻撃が最初の字くらいしか書かれていない。 これではアメリカ人が見たらハリウッドでは受けないのは当たり前。日本人から見ても、アメリカが日本の基地を破壊するシーンの美しさや、原爆投下された日本が美しく被害者的に描かれている。最後の少年のセリフも、新しく覚えた言葉が原爆・・ 一度目は日本人が良い描かれかただと思った。二回目はおかしいと思った。私が子供ならアメリカはやな国と思う。おそらく脚本が弱いのだろう。監督は子供の目線で撮っている。だから逆に怖い。子供は見たものしか信用できなくなっている。その怖さを感じました。ソレが言いたかったことなのかもしれないが、ハリウッドでは危険だとなるでしょう。私も大人なのに一度目見た時は、真珠湾のことなんて消えてた。アメリカ人のマルコビッチが、強さを教えるとけんかでもさせて(やられたらやり返す、ソレが正義だ)と言い、その後原爆があり子供はソレは違うと思うなんていいと思うけど・・子供はあの最中、見たことしか記憶に残らない・・だから親切にそのフレが欲しかった。何故点を上げるかというと、本当に残る映画ですから。DVDを購入します。 見たことしか信じられないと歴史の展開も忘れてしまうほど。 とにかく歴史ものを撮るのは何かを中途半端にすると、リアリティがなくなるし反発もある。そして完璧にすると長くつまらなくなる。シンドラーやライアンの批判より賛美が多いのは、何かを無視しても描ききっていたからでしょう。子供の目線は難しい。語り部役が欲しかった。あと、この撮影監督は、すごく良い。キャツチ・ミー・イフ・ユア・キャンを彼が撮ってればと思った。8点(2004-03-07 09:24:23)(良:1票) 《改行有》

19.  タイムマシン(2002) 《ネタバレ》 私は好きなタイプの映画です。未来の種族の退化バージョンが、 かっこ悪かったのと(趣味的にオーソドックスなロボットが支配するほうが好き)果たして80万年以上も地球は生きているのかと曖昧なところは減点。あと、ガイ・ピアースは、L.Aコンフィデンシャルの真面目な優等生ぶりが好きだったので、この野性的な役はなんか違うような・・ガイ・ピアースは、未来世紀ブラジルがリメイクされたらぜひ!ただ、この作品、非常に現実的な場面があり、映像とセリフのギャップはあるが、妙な説得力があった。後半、過去は変えられないのは、彼女が死んだからタイムマシンを作れ、乗ってここに来たわけで・・で、マシンをこの時代で破壊したから、未来が変わるというのは希望的で好きなエンディングです。いや、本当のエンディング(変えてからの未来)は、変わったという保証もないわけで(主人公がマシンを捨ててココにいるから)CGが壮大で、音楽も良かったです。良い映画なんですが、何故ハリウッド映画は、あの展開に持ってくのか・・直せばヒットしそうなところが惜しい。元のタイムマシンも見てみたい脚本です。 6点(2003-12-18 07:37:25)《改行有》

20.  ターミネーター 実は続編が好きなのは、続編を先に観た経験が多いからだが、このターミネーターと、エイリアンは、1から見てるのに2のほうが好き。これは1なんだが、考えると特にSFって1より2の方が丁寧でわかりやすい。1は謎を残し、2は解明され、3になるとあまり面白くない。だから1番大事なのは1なんだけど、ターミネーターはあまり覚えてない。生理的に受け付けない映像があったと思う。あと、夫婦のふたりが濃い・・リンダ・ハミルトンは濃いが、マイケル・ビーンにまで移ったみたいに感じ、感動も共感も薄かった。シュワちゃんも濃かった。2は、リンダ以外は(敵キャラさえも)薄かった。ので、1はどちらかといえば、ホラーっぽかった。 6点(2003-12-07 13:38:17)

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