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1. 天地創造
《ネタバレ》 同じ旧約聖書の物語の映画化ということで、どうしても「十戒」と比べてしまうが、こっちは、ただ単に旧約聖書を映像化しました、という印象で何も感情移入できない映画。「十戒」はモーゼの人間ドラマとしても非常に重厚だが、こっちはドラマ性が殆どなくダラダラと旧約聖書通りに進んでいくだけ。旧約聖書の最初の部分は宗教的にあまり脚色しちゃいけないのかもしれないけど、あまりにも脚本家が楽しすぎてる感が否めない。 セットや特撮も当時としてはお金をかけた凄いものだったんだろうけど、作った年代を頭に入れての話で今となっては大したものではない。映画を娯楽として捉えると脚本や演出は全く納得出来ない映画でした。[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-08-06 01:55:25)
2. 天国は待ってくれる(1943)
《ネタバレ》 ほんわか暖かくて、じんわり感動できていいねえ。夫婦メインの中に家族や親族の愛情までバランスよく取り揃えられていて、映像よりストーリーで見せる感じでマイルドで心地良く見ることができる。
主人公はじめ、それぞれの人の行動の善し悪しには?の部分もあるけど、根底に優しさがしっかり流れていて、嫌悪すべき悪人が一人も登場しないから違和感なく感情移入できて、その暖かさが染み込んでくる。
この時代にカラー!!、「閻魔」って字幕に出るけど英語にそんな言葉あるの? 最初に驚きと突っ込みを入れてしまったけど、すぐに、暖かさに引き込まれてしまった。
[DVD(字幕)] 6点(2010-07-01 01:51:33)《改行有》
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