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プロフィール |
コメント数 |
1648 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。 |
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21. デビルシャーク
《ネタバレ》 これは彼の『ジュラシック・シャーク』よりも更に酷いかもしれない。ストーリーは皆無に近く、サメの襲撃シーン(しかしサメのCGはただ単独で泳いでるだけで人と映ってるシーンは何と無い!という究極の手抜き)+よく分かんない憑依シーン(血糊被ってのたうち回ってるだけ!という至高の手抜き)の単調な繰り返しのみという何ともアホな構成。女優が妙にたくさん(無駄に)登場して水着までは見せてくれるが(せめてオッパイ出せよ)、揃いも揃って微妙なルックスという残念さ加減(タトゥー入れまくりな所を見ても到底プロには見えん)。私はこの映画に何を期待したのだろう。紛う事無き最低映画。[DVD(字幕)] 1点(2020-04-12 10:15:27)(良:1票)
22. ティーンスピリット
《ネタバレ》 尺も短いが話の方も相当に薄っぺらく、その面に関してはもはや必要最低限と言ってよい程のお手軽製作映画である。人間ドラマ部分(ティーンの挑戦と苦悩とか、マネージャーとの関係性とか)に見応えを見出すのは正直難しいと思うが、ファニングが実際に歌っているという歌唱パフォーマンスの出来はまずまずで(ラストのライブシーンなんか歌も動きもかなりホンモノっぽい)、そこは観る価値があるカモ。[映画館(字幕)] 5点(2020-01-12 17:33:16)
23. テッド・バンディ(2019)
《ネタバレ》 実録異常犯罪ものだが、ほぼ完全に事実に則った主展開に加え、想像による演出を徹底的に排した全体の構成は殆どドキュメンタリに近く、テッド・バンディという稀代の異常犯罪者の内面・実際の人格に迫るというよりは、「外から見た」バンディが当時どのような人物だったのかを描き出すことに特化していると言える。一方で、この手の犯罪ものなら絶対盛り込みたくなるような犯行シーン・ショック描写がラストに数秒しか出て来ないというのは、全体の演出としてある意味かなりチャレンジングで、かつそこそこ上手くいっていて面白い雰囲気を出せているように思えるのも素晴らしい。
ただ、この演出がもたらす本作の印象として一番強く感じられるのは、結局のところ決定的な証拠は何もなかったのではないか、という不愉快な疑問だというのが正直な感想(それこそが厳然たる事実なのかも知れないが)。世論を慮れば、ラスト、ややバンディ真犯人説に傾いて(ここでやっぱり犯行シーンを挿入してその事実を映像的に裏付けつつ)終わるのも致し方無いとも思えるが、それはある意味「ブレ」だとも言える。ともあれ、本作には記録映画に近い価値があると思うし、その意味では観て損は決して無い。それなりにオススメ。[映画館(字幕)] 6点(2020-01-11 00:55:25)《改行有》
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