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プロフィール |
コメント数 |
307 |
性別 |
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自己紹介 |
基本的に評価は甘め。 9点は映画としてほぼ文句の付けようの無い映画。 そして10点は多少アラが有ろうと個人的なツボに入り、人生に影響を与えた程の映画。 0点の映画は逆に怒りを通り越し尊敬の念さえ覚える映画。 |
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1. ディア・ハンター
戦争の場面がとても短く、反して出征前後が長く描かれているが、個人的に今まで観てきた戦争映画で一番怖ろしい映画だった。
若々しさ漲る青春時代と、戦争で人生を狂わされてしまった後の人間達の描写も見事。
これは少しトラウマになりそうなぐらい怖ろしい映画だった。
[DVD(字幕)] 9点(2010-01-08 16:05:15)《改行有》
2. デューン/砂の惑星(1984)
リンチ作品を一通り観ておこうということで観賞。グロさや随所随所にリンチ色は出ていたものの、映画自体はB級この上無いといった感じ。リンチは悪夢のような抽象的映像を描かせたら天才的だと思うが、この映画の映像はよほどSF好き、リンチびいきが観ない限りB級と言わざるを得ない。そして何より無理やり詰め込んだだけのような酷いストーリー展開。予定調和な終わり方で、スリルも無い。リンチだから何かやってくれるだろうって期待しすぎた。残念。[DVD(字幕)] 0点(2009-01-30 16:50:25)
3. テルミン
《ネタバレ》 ドキュメント映画です、まさに。
エンターテイメント的な演出は皆無に等しい。
しかし、国家権力に振り回されるテルミン博士とクララ(テルミンの天才的演奏者)の切ない物語が必然的にこのフィルムをドラマチックなものにしています。
しかしとことん映画的な脚色が無く描かれているので、音楽に興味が無い人には退屈に感じるかもしれません。
逆に言うと音楽に興味がある人、特に電子楽器に興味がある人にはマストな映画だと言えます。
かのムーグ博士が出てきたのもビックリしたし、なによりクララの演奏力の凄まじさ・・・・。
テルミンをタダの飛び道具楽器だと思っている人にこそ観て頂きたい。
まるで女性の歌声のようです。これだけでもこの映画を観る価値はあります。
人を選ぶ映画ですし、映画として面白いかというと微妙なところはありますが、
ちょっとでも興味を持った人には是非一度観て頂きたい代物です。[DVD(字幕)] 5点(2009-01-20 10:21:50)《改行有》
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