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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 鳥(1963) 初見はずいぶん前の子供の頃なんですが、ホントにホントに怖かった。1 匹が2 匹、3 匹 …と気が付けば無数の鳥に囲まれたり、鳥に襲撃される家の中のシーンなんか。こういう心理的な緊張感を煽りたてる細やかな演出は、さすがヒッチコックです。しばらく鳥に対してトラウマになるくらいでした。だけどよくよく考えてみると、何の訳なく鳥が集団で襲ってくるなんて、馬鹿らしいといえば馬鹿らしいですね。今見直してみると、襲ってくる鳥も無理やり合成した感じで特撮もシラけるものがあるし…。しかし偉大なヒッチコック先生に、子供の頃さんざん怖がらせてもらいましたので、8点。8点(2004-02-18 23:27:39) 2. 逃亡者(1993) デビッド・ジャンセン主演、テレビ版「逃亡者」は、彼の逃亡途上の切ない人間ドラマが“売り”だった。哀愁漂う主人公リチャード・キンブルに、男女を問わず感情移入させられたものです。しかしこの映画は、ハリウッドスタイルのアクションもの。テレビ版とは方向性も作風も全く違うが、2時間少々で全面解決とは何ともあっけない。まぁキャストは豪華だし、娯楽映画としては上出来な部類でしょう。7点(2004-02-09 16:47:01) 3. 泥棒成金 ヒッチコック先生の“3時のデザート”的作品でした。サスペンスらしいドキドキ感なんてほとんどなく、美男・美女のラブ・コメディーでしたね。ただ、犯人像はちょっぴり意外 …。舞台はフランスの高級リゾート地、リビエラ。やはり、グレース・ケリーの美しさと豪華なファッションが見もの。ケーリー・グラントとヒッチコックの、バス内でのツーショットには笑えた。軽いタッチの「おしゃれ泥棒」と見れば、悪くはないと思いますヨ。6点(2003-11-13 16:05:39) 4. トレマーズ ずいぶん前、なんとはなしにテレビで見たんですが、最後の最後まで画面にクギ付け! ! 低予算ながらスピルバーグ風で、まさにモンスターパニック映画の決定版! ! …という感じ。恐怖感というよりもハラハラドキドキ感で、終始、カラッとした明るさとユーモラスな味付けも良かった。なにより、モンスター(グラボイズだったか?)が硬い地面の中を猛スピードで動きまわり、人を襲うという奇抜なアイデアが秀逸。モンスターの造形もユニークで悪くはない。魅力的なキャスティングもグッド。とりわけ、ガンマニアの夫婦が印象的で、ラストはまさに美味しいとこ取り! !8点(2003-08-16 13:27:54) 5. トッツィー 今から20年程前、女装とかオカマが認知されていなっかったこの時期(今でも認知されていない?)、この映画のポスターを見たときにはびっくりした。もちろん、「何だ?何だ?」でしっかりと見に行きました。 映画のストーリーよりも、女優を演じているダスティン・ホフマンにあっけにとられ、気がつけば終っていたという感じでしたね。表情やしぐさ、裏声なんか今でも鮮明に覚えています。もともと芸達者なホフマンなんですが、再認識させられた一品でした。7点(2003-05-31 13:10:30)
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