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1. トラフィック(2000)
「麻薬事件」ものだという予備知識だけで見ました。オープニングは音楽もクレジットもなく、まだプロローグなのかと思っているうちに実はどんどん物語に深く深く入り込んでいきます。音楽らしい音楽が無いだけでなく、爆破シーンでも映像のみで、画面の上では静かに静かにドラマは進みます。しかし画面の静かさと逆に、物語の緊迫感はすさまじく、全く目が離せなくなりました。マイケル・ダグラスの抑えに抑えた演技も良かったし、ロドリゲス役の俳優さんも渋かったです。2人組の捜査官も良い味を出していました。実はアクションものと勘違いして見始めたのですが、今年1番、良い意味で裏切られました。10点(2005-01-03 09:27:43)(良:1票)
2. ドリヴン
モータースポーツを題材にした映画で、登場人物が死なず、きちんとシリーズチャンピオン争いをして、最後にさわやかに終わる、これだけで高得点あげます。他の欠点は許します。最終戦を前に、実在のレーサーたちが家族の写真を見たり、子供たちと過ごしたり、一人で集中力を高めたり、このシーンにモータースポーツへの愛情を感じました。8点(2004-07-27 22:03:07)
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