みんなのシネマレビュー |
|
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. トロピック・サンダー/史上最低の作戦 《ネタバレ》 アメリカのコメディはただバカだったり下品だったりするが、ベン・スティラーはちょっと違う。確かにバカだし下品なのだが、どこかしらに計算されたインテリジェンスを感じる。この映画にしても、冒頭のパロディ予告編や、戦争映画をまるごと撮ったかのような大掛かりな本編(お金かかってそう)など、他のコメディ俳優(監督)がなかなかやれないことをやっている。いちばん驚いたのがトム・クルーズの変貌ぶりだが、ただのカメオ出演だと思い全く期待していなかったが、おいしいところをほとんどさらっている。逆に、いつもはどんな脇役でも存在感抜群のジャック・ブラックが、何故かあまり目立たなかったのが残念。作品自体にクセがありすぎて魅力が中和されてしまったのか?(追記)最近、アル・パチーノの作品を観るたびに「アルパ・チノ」のことが思い出されてならない。困ったものだ。[DVD(吹替)] 6点(2009-07-02 00:17:03) 22. ドミノ(2005) このノリは嫌いではない。時間軸をバラバラにしたシナリオに、目が痛くなるラリラリの映像。こっちはストーリーを追うのに必死だが、実はそんなものどーでもよくて、このぶっ壊れた世界を堪能できればそれで良し。蓮っ葉なキーラ・ナイトレイが超キュート!ミッキー・ロークが久々のハマり役で格好良かった。[映画館(字幕)] 6点(2008-02-28 23:38:47) 23. トールマン 《ネタバレ》 パスカル・ロジェ監督は前作『マーターズ』がかなりぶっ飛んだ鬼畜映画だったので、本作も心して観たが、スプラッター描写は皆無。子供の誘拐事件が多発する寂れた炭鉱町を舞台に、二転三転する展開は全く先が読めずに、「え?え?ええっ~~~!?」となること請け合いだが、ラストのオチは少々拍子抜け。『マーターズ』よりは分かり易いが…。[DVD(字幕)] 5点(2013-03-30 22:03:46) 24. ドゥームズデイ 《ネタバレ》 この映画を観て怒る人がいても無理はないと思う(自分は怒るよりも呆れたが…)。『28週後…』風のウィルスパニックものに始まり、『ニューヨーク1997』『マッドマックス2』を思わせる近未来アクション、そしてタイムスリップしたわけでもないのに、唐突に中世騎士もの(『死霊のはらわた3』?)へと変貌。ここまで一貫性がなく、オリジナリティのない映画も珍しい。『ディセント』の監督らしく、グロ描写だけは異様に力を入れており、ヒロインの鬼畜っぷりに萌えるが、とても高得点をつける気にはなれない。トンデモ映画。[DVD(吹替)] 4点(2010-11-23 22:46:16) 25. ドリームキャッチャー 《ネタバレ》 『スタンド・バイ・ミー』を思わせる導入部から、何故かエイリアンや軍が絡んできて、訳の分からん方向へ。何じゃこりゃ?モーガン・フリーマンの完全な悪役というのも珍しい。キング原作の映画化では久々の駄作。[DVD(字幕)] 3点(2007-09-11 17:32:11)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS