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年齢 53歳

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61.  砦のガンベルト 《ネタバレ》 冒頭、何やら取り調べみたいなことをやっていて、そこから映画の舞台は過去へ。ラストでまた冒頭シーンに戻って物語の輪が閉じる。こういう構成はおおむね、テッパンだと思うんですが、この作品はそれがいささか、あからさまで、ちょっとあざとい、というより何だかドン臭い印象が漂います。この冒頭からの流れで、早くも心配に。 スゴ腕だが、どこか陰のあるガンマンが主人公、というのも王道感がありますが、この作品、どっちかというと、実は周りの人たちの方が、暗い過去がある。砦の嫌われ者(?)の大佐の悲惨な過去が語られ、翌日、大佐が突っ伏した机の上には銃と、倒れたグラス、そして血らしきものが。スワ、一大事か。しかし部下(我らがボーグナイン!)が声をかけるとおもむろに大佐は二日酔いらしき頭を起こし、部下が体を引くとそこには机の上のブランデーの瓶が、という趣向・・・こういう演出って、どういうセンス、どういうノリなんでしょうかね。わからん。昨夜の悲惨な話の口直しに、ちょっとユーモアを挟んでみた、ということなんでしょうが、、、 で、舞台となっている砦は、先住民に取り囲まれ、やがて戦いへ。こういう立て籠もりシチュエーションも、魅力的、なはずなんですけどねー。砦の中が舞台ということで、スタジオ撮影。いや、スタジオで撮るなというつもりは無いですが、やっぱり程度問題、というのもあって、何となく味気ない。砦の中の光景は、もう少し印象的なものであって欲しい。 という訳で、いろいろ物足りないように感じていたのですが、それでも、クライマックスの夜襲シーンになると、炎の照り返しの中で繰り広げられる死闘がやたら雰囲気を盛り上げ、ちょっと「え?」という描写もありますが、なかなか見応えのあるクライマックスとなっております。エピローグに相当するシーンで唐突にThe Endと出てくるのも、悪くない。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-10-14 06:03:48)《改行有》

62.  遠い太鼓 まるで、アフリカの奥地を探検して原住民と戦う、みたいなノリの映画ですが、舞台はアフリカではなくってフロリダ。秘境感はやや薄いけど、ワニはいるわ、毒蛇はいるわで、一応、冒険チックに盛り上げます。西部劇ならぬ、南部劇、といったところでしょうか。 映画前半、30~40分くらいでほぼ任務は完了。あとは帰るだけ、なんですが、そこに先住民やらワニワニやらが襲い掛かってくる。これがまあ、正直、さほど盛り上がらないんですけどね。ワニワニに襲われる場面の叫び声が、後にさまざまな作品に流用されて、この作品を有名にしているらしい、のですが、むしろこの場面におけるヒロインのおマヌケな叫び声の方にこそ、私は軍配を上げたいなあ。 作品全般にわたって、劇伴の音楽(マックス・スタイナー)が過剰に鳴り響き、これもあまり感心しないのですが、終盤の先住民との戦いで、劇伴が止み、先住民の太鼓の音だけが響いてくるのは、これは効果的でした。 あとは、水中撮影の活用なんかが、目を引きますかねえ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-04-16 16:31:18)《改行有》

63.  トゥルーナイト こういう歴史活劇みたいなのは、基本的に嫌いじゃない、と思ってたんだけど、なあ。 エピソード諸々が、コレといって印象的な描かれ方もされず、何となくストーリーが進んでいく感じ。どうも捉えどころがない。 主人公がSASUKEみたいな罰ゲームみたいな奴に挑戦する場面ぐらいは、もう少し粘って、ヒヤヒヤさせてくれてもよさそうなもの。開始1時間くらいでようやく王妃が誘拐されたりして、いよいよ物語が動き始めたな、と思いきや、活劇もホドホドに、事件が収束してしまう。 主人公と王妃との不義の恋、みたいなのがテーマなんだろうけど、これすらも踏み込みが浅く、悲恋という感じが全くしないのですが、要するにコレ、もともとリチャード・ギアには向いてない役、なんでしょう。もっと若々しくて一途さを感じさせる俳優は居なかったんでしょうか? それなりにもう若くもないギア様、どっちかというと、チョイ悪オヤジ、といった感じ。 そのギア様でも、クレジットは2番目になってしまって、1番はショーン・コネリーに譲ることに。ギャラもショーン・コネリーの方が高い、って事なんですかねえ。厚切りジェイソンみたいに天を仰いで「Wh~y!?」と叫ぶぐらいしか活躍(?)してなかった気がするけれど。 という訳で、イマイチ盛り上がりに欠いて、印象の乏しい作品なのですが、そういう軽いノリこそが活劇らしさ、とも言えるのでしょうか。 ラストシーンの小舟が流されていく海の光景、実写なのか、それとも特撮なのか? 雲の切れ目から遠くの海面に光が当たって、コレ、もしたまたま撮れたんだったら、もの凄くラッキー♪なのでは。[インターネット(字幕)] 6点(2021-12-04 13:43:25)《改行有》

64.  透明人間(1933) H.G.ウェルズのSF小説は、我々が当たり前だと思っている文明社会が、決して絶対的なものではないのだ、という価値転換、相対的な視点を我々に迫るものが多く、SFらしいと言えばそうなんだけど、ちょっと理屈っぽい面もあって。そんな中でこの「透明人間」は、人間が透明になることで当たり前が当たり前でなくなる、というSF的な思考実験を提供しつつも、ホラー小説、パニック小説としても第一級の、無類の面白さを誇る小説だと思ってます。 それを、基本的にプロットはそのまま用いながら、どうしてこんなツマラない映画にしちゃったのやら。 70分ほどしかないのにも無理があって、開始間もなく、透明人間がその正体を明かしてしまう。こういう怪人やモンスターの類が、なかなか登場しないのもイライラするけど、早々に登場してしまうのも味気ないもの。多分、イライラの方にこそ、面白さもカタルシスもあるんでしょう。 姿が見えない分は音声でその存在をアピールしようというのか、透明人間、やたらよく喋る。この点では演出上の工夫もなく、ひたすら喋り過ぎで、怖くもないし貫禄もない。 他の登場人物も魅力がなく、ケンプ博士が雑魚キャラレベル。取って付けたようにロマンスを絡めるのも、無理があって明らかに消化不良。この状況下であんなフツーの再会シーン、って、どういうことよ? と、やたらとボロクソに書くのですが、それは何故かというと、「にも関わらず、特殊効果のもたらす驚き」には、目を見張るものがあるからで、様々な工夫、手練手管で見せつける、透明人間の摩訶不思議の数々。今見てもコレ、どうやって撮影したんだろう、と驚くのだから、当時の驚きは、いかばかりであったことやら。見世物としての映画、その究極と言っても良さそう。 透明人間の披露するジャイアントスイング。プロレスのリングでもまず見られない、貴重な光景ですよ、これは。 と言うわけで、こんなにツマラないのに、こんなに面白い。だから何だか、ハラが立ってくる(笑)。[インターネット(字幕)] 6点(2021-07-09 07:19:29)《改行有》

65.  ドッグ 私も高校生くらいまでの頃は、「動物が人間を襲う映画ならなんでもいい」と思ってた時期があって、本作みたいな映画が深夜放送とかでやってると、必ず録画してたもんですが(ただし新聞のテレビ欄の表記に誤りがあり、ラスト前で録画が途切れてしまう悲劇が)。この映画の主人公の「巨大アリが登場するような映画」のことをバカにするようなセリフに憤慨したのも今では懐かしい思い出。思えば私もまだ若かった。 しかし、「動物が人間を襲う映画ならなんでもいい」、と言うのは、作り手側にとっても共通認識らしく、そうでも無い限りこんな「ワンちゃんが集団で襲ってくる映画」、なんて作らんでしょう。誰も作らないなら、私が作りましょう、と。 という程度のモチベーションではないかと思われるのですが、ワンちゃん映画という制約の中で、出来る限りのことはやり切った、という感はあります。見てるとどうしても、「たかが犬でしょ」という気持ちが抜けず、どうしてこんな無抵抗に皆、易々と犬ごときにヤラレちゃうんだろう、と思ってしまうのですが、徐々にパニックが広がる過程とか、屋内で大丈夫と思ってたらガラス戸が破られて修羅場化、とか、定番中の定番、戸に板を打ち付けて籠城、とか、とにかく、パニック映画の要素は驚くほど忠実に一通り盛り込んでいて。 これで題材が犬、だなんて、勿体ないとしか良いようがないですね。 ただし、結局コレって、『鳥』を焼き直して『犬』にしただけじゃないの?という気がして。ラストでそれは確信に変わります。 遠吠えの不気味さ、なんてのはイヌ系ならでは、ですけどね。[インターネット(字幕)] 6点(2021-04-06 23:03:08)《改行有》

66.  トレイン・ミッション ジャウマ・コレット=セラ&リーアム・ニーソンのコンビが、今回もやってくれました、ますます理不尽なシチュエーション、辻褄という観点ではもう崩壊寸前なんですが、その際どさに踏み込んでこそ、サスペンス・ミステリの真骨頂。彼らの挑戦は続きます。 という訳で、今回も辻褄より謎を優先することで、不安感をあおり、先を予想させないウマさが確かにあるのですが・・・やや不満も。謎は謎で結構なんですが、その謎解きの過程がいまひとつの印象で、各座席にクリップされたチケットが手がかりの一つなんですが、コレをチェックして回るってのは、ミステリ映画としては正直、あまり見栄えがせず、さほど面白くないんですね。 途中、意外な事件もあるし、アクションもあるし、誰を信用していいのかわからないサスペンスもあるんですが、主人公を追い詰める決め手が、妻子が誘拐された「かもしれない」ってのがちょいと弱い。主人公が追い詰められ切れてない感があって、緊張感を持続させ切れない。 殴り合いのシーンなど、アクションに関してはなるべく迫力を出すような演出がなされているのですが、少し荒いかな、とも。もう少し丁寧に見せる部分があってもよろしいかと。 すみません、事前に期待しすぎた分、辛口になってるかも知れません(バルカン超特急やら大陸横断超特急やらを思い出させてしまうのも、不利な点かも)。でも、ぜひ今後も、こういう理不尽気味の作品を作り続けてください。 それにしても、通勤列車の路線らしからぬ、なかなか素敵な景色でありました。[映画館(字幕)] 6点(2018-04-19 03:47:46)《改行有》

67.  逃亡者(1993) 妻殺しの容疑をかけられ一度は逮捕されながら脱走し、警察の追手をかわしながら真犯人の行方を追う、リチャード・キンブル医師の艱難辛苦の日々。って言ったって、この映画におけるキンブル医師の逃亡生活、その期間はどれほどのものなのか? どのくらいの逃亡期間を設定するのが適当なのか? どのくらいの逃亡期間が適当だと製作者は考えているのか? その辺りの曖昧さが、本作をいささかシマラないものにしている一因かとも思います。苦難の長い歳月を思わせる「何か」があってもよいかと思うのですが……せっかく「この俳優、誰?」というヒゲモジャで登場したキンブル医師、ヒゲをそったらたちまちお馴染みのハリソン・フォード顔になり、そうなりゃもう、後の彼はアクション要員。明日をも知れぬ逃亡生活どころか、犯人追跡の手を容量よく着々と推し進め、ほどよくアクションも絡めてみながら解決へとまっしぐら。もはや、冤罪で捕まって逃亡するために生まれてきたような人、とでもいいますか。製作者が、キンブル医師の逃亡生活にあまり関心が無いんですね。むしろ関心は、彼を追うジェラードの方に注がれていて、登場シーンもやたら多いし、おいしいセリフも彼が殆ど持って行ってしまってる。このジェラードを中心にした作劇、ある程度は成功していると言ってよいのでしょう、確かにハリソン・フォードよりもトミー・リー・ジョーンズの方が強い印象を残します(実際、この映画、何度観ても主人公の印象が薄い)。でもね、このジェラード役、主人公の「好敵手」という位置づけである以上は、こういう微妙なところのあるキャラじゃなくって、もっとエキセントリックなキャラにして、それをボーグナインみたいなアクの強い役者が演じてくれてたらなあ、とも思うのです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-11-27 22:10:56)

68.  トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 月の裏側には一体何があるか御存じですか? NASAは極秘にしているが、噂によると、実は超古代文明の遺跡があり、そこには、地球のどこかに繋がっているトンネルがあるんだそうです、ハイ。さて・・・・・・CG見本市としかいいようが無いこの作品。大都会を戦場にしたロボット同士の戦い、CGの威力がスゴイことはよ~くわかりますけれども、パニックのパの字も感じられず、ウソ臭いことこの上無い、虚しい戦闘モドキ。まあそもそも、戦闘シーンはひたすら続くものの、敵役のロボットがどいつもこいつもやたら弱くって、作品自体の傾向が「質より量」へ向ってしまっているように感じられて仕方がないのです。そんな中で、傾いてゆくビルを舞台にした一連のシーンは、これはアイデア勝ちですね。大味なアメプロのようなこの作品の中で、ここだけは小技が効いた、いわばルチャ的な楽しさがあって、スバラシイです。[地上波(吹替)] 6点(2013-11-30 17:31:50)(良:1票)

69.  トータル・リコール(2012) 《ネタバレ》 90年の『トータル・リコール』ってのは、完全にお祭り系SF映画でしたね。シュワが暴れ、バーホーベンが血糊をぶちまけ、手作り感あふれる楽しい特殊効果に、これまた手作り感あふれるドンデン返しストーリー。という「賑やかだったらそれで良し」という作品を、このリメイク作では、どうやら“ちゃんとした”アクション映画にしたいらしくですね。CGによる未来世界の描写は確かに凝っておりますが、全体的にお遊び寄り道の要素は少なく、追跡劇が中心になっております。逃げる主人公、何度も何度も、「落っこちる」あるいは「落っこちかける」場面があり、ああ、そういう映画なのかな、と。そういえば通勤手段として登場する乗りものの名前も「フォール」とか言っったっけ。では最後にどんな圧倒的な“落下”を見せてくれるのかな、と。過去の映画における究極の“落下”ってのは、私は「落下傘をつけずに飛行機から飛び降りる(特撮じゃなくあくまでスタントで)」だと思っているのですが、はたしてアクションにこだわっているらしい本作はどう攻めてくるか、と思ったら……まさか、ここぞというシーンで“無重力”ってのは、そりゃ無いでしょう。ストーリー的には(伏線の張り方とか)はコレでいいのかも知れませんが、見栄え的には盛り上がりません。CG頼みの「フォール」崩壊も、主人公のアクションには直結しない極めてマクロな描写でしかなく、要するにストーリー上の都合でしかない。なーんかものすごく尻すぼみな印象なんですけれども……。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-05-02 13:12:18)

70.  トップガン 不審機の上から背面飛行で近づき、パイロットの写真を撮る!おめー、どう考えてもそれは近づきすぎだろっ!と観るたび思うのですが、どうでしょうか。それはともかく、これと言って中身がないですね。映画の中身というよりは、登場人物に中身がない。そうなるともう、途中で誰か登場人物を殺さにゃ収まりがつかないわけで。この映画は、その辺の限界を、実によくわきまえております。ウン、意外とよく出来た映画かもしれん(笑)。空中戦もなかなかの迫力だし。ああ、でも、せめてもう少しマシな音楽つけてあげればよかったのにね。こんなダサい音楽がついている限り、この映画が歴史に残ることはないでしょう。6点(2004-04-29 01:34:33)

71.  トランザム7000VS激突パトカー軍団 《ネタバレ》 保安官氏が結構笑わせてくれるし、相変わらずバート・レイノルズはこういう役にはまってます。でも相変わらずサリー・フィールドははじけてない(というか空回り)、という印象(あくまで個人的な見解ですが)。それはともかく、見どころはトランザム7000とパトカー軍団の激突(そのまんまやんけ)、しかし結局は、助っ人に現れたトレーラー軍団がめいめい勝手にパトカーをぶっ壊すだけの展開。演出もヘッタクレもない、映画史上もっとも投げやりなカーアクション、完全に収拾不可能で、ほとんど撮影を放棄してます。これはまさに必見と言えるでしょう。6点(2004-04-24 00:59:55)

72.  トゥルーマン・ショー STING大好き様のコメントを読んでついニンマリ。実は私、今さっき久しぶりに『ウェストワールド』を観て、こりゃまるでトゥルーマン・ショーだな、と笑っちゃったとこだったんで(→ウェストワールドの方を先に観てる以上、本来なら私も、トゥルーマン・ショーを観た時点で気づくべきであった。トホホ)。でまあ、この映画なんですけど、すでに観た人から事前に「こんな面白いとは思わなかった」と絶賛の声を聞いて期待が高まったのが災いしたのかも知れませんが、どうもイマイチ映画にのっていけない。ドダイ無理のある設定、もっとユーモアを盛り込んで膨らませてくれれば、リアリティの欠如なんか全然気にならなかったハズのところなのに、どうも煮え切らない(この設定ならさらに色んなギャグのパターンが盛り込めそうだが・・・)。やっぱりピーター・ウィアーにコメディは不向きなのか?ユーモアはジム・キャリー頼み、では、この大胆な設定を支えきれていないような感じを受けてしまいました。作品のテーマがかなり表に顔出しちゃってますからねえ、処理の難しいところです。後半は確かに尻上がりに面白くなってきますが・・・。6点(2004-01-25 02:17:52)(良:1票)

73.  特攻野郎Aチーム/必殺大西部作戦<TVM> いやはや、特攻野郎Aチーム。みんな観てたよね、僕も毎週欠かさず深夜放送を録画して食い入るように観てました。毎回同じハナシなのにね。さて、スペシャル版のタイトルがズラズラ並んでいるのを見ても、どれがどんな話だったか、もはや対応がつきませーん。まあ追々思い出していくとして。コレは最初に観たヤツだし、タイトルが判りやすいので、印象が強い方です。で感想ですが、これまたAチームにどんな感想を述べたものやら。ただ、アレですな、大自然の中で悪党どもを蹴散らす痛快さ、お手製装甲機関車の楽しさ、色々魅力はあるのですが、やっぱAチームはクルマをガンガンぶっこわしてナンボ、この点ではやっぱり物足りないですな(←こういう期待する方が悪い)。ところであのドロドロのグリースの中には結局何が入ってたのですか??6点(2003-11-08 21:25:17)

74.  ドラキュリア 観てて思った事と言えば、何だか最近こんな感じの映画多いなあ、これじゃ観終わってしばらくしたら、エンド・オブ・デイズあたりの映画とごっちゃになってしまうなあ、ってな事。そろそろ頭の中で混ざり始めたかも? ハイテンポでそれなりに面白いんだけど、結局は、最後に明かされる例の「真相」が言いたかっただけなのでは。この「真相」については、私は別に何とも思わなかったのですが、私の周りには、エラく感心してしまった人もいます(何でドラキュラには弱点がやたら多いのか、昔から不思議に思ってたらしい。で、ホントに納得いったのか?)。6点(2003-11-03 01:00:35)

75.  トランスフォーマー/最後の騎士王 いやはや、これがもう誠に壮大極まるオハナシでして、我々庶民が関心を持ちうる範囲を大幅に逸脱しているもんで、誰もついていけないんです。ははは。 ってか、もうここまで来たら地球は滅びるしかないだろ、という事態に対し、その核心で行われているのが単なる杖1本の争奪戦に過ぎない、という、この途轍もないギャップ。最近、新日本プロレスでYOSHI-HASHI選手とKENTA選手が「棒」を取り合っていましたけど、ネタ的には、まだソチラの方が余程、取っ付き易いです(笑)。 マーク・ウォールバーグの続投はとりあえず歓迎だけど、「娘と離ればなれで、会話をする事も出来ない」という設定に対し、彼の前に、ちょっと小生意気な少女だのムチムチ系の女性学者だのを登場させて、先の設定と何らかの関連を持つのか思いきや、ほぼエピソードがバラバラのまま終わってしまう、という工夫の無さ。 マイケル・ベイは余程、この作品に関心が無かったんだろうか。 だけど、今回も人間のアクションが取り入れられてるのは、魅力的です。屋根をすべり落ちたり、その他何やかんやとよく人間が滑り落ちる。このノリは・・・・・・バッドボーイズの2作目の終盤近くのカーアクションでもポリスストーリーをパクったりしてたけど、もしかしてマイケル・ベイはジャッキー映画に憧れを持ってるんだろうか?[インターネット(字幕)] 5点(2021-10-16 19:07:32)《改行有》

76.  ドクター・ストレンジ 《ネタバレ》 巨大な顔を相手に押問答をしてオチをつける、ってのは、マトリックス レボリューションズでもう終わりにしてくれると思ってたんですけどね~。 認識が甘かった。[DVD(吹替)] 5点(2019-09-28 02:18:35)《改行有》

77.  トカレフ(2014) 若い頃チンピラギャングだった主人公、今では足を洗って平穏な家庭の親父となっているが、ある日突然、娘を殺害される。で、かつての仲間の手を借りて、復讐に乗り出すのだけど、だんだん歯車が狂いはじめて・・・というオハナシ。 ってのはわかるんだけど、前提となる「平穏な生活」も弱いし、「娘を失った父親の慟哭」という面でも弱いし、「向き合わざるを得ない過去の自分の罪」という面でも弱いし、なんとも張り合いのない展開。見せ場というものにずいぶん無頓着だと思う。それなりに陳腐なオチを活かすも殺すも、中盤の見せ場次第だと思うんですけど。 カーチェイスなんかも、見づらいばかりで面白味がなく、あんまりおカネも手間暇もかかってないのかなーと。おカネがなくても少しでも派手に盛り上げようと頑張ってくれるのは、大いに結構なのですが、ゴチャゴチャさせてそれをごまかそうとするのは、感心しません。[DVD(字幕)] 5点(2017-09-24 09:07:22)《改行有》

78.  逃走車 “全編車載カメラ”なんていう売り言葉、すでにイヤな予感がしてしまう。多分、低予算を逆手にとり、いわば製作上の制約を別の制約で中和しようというやり方なんでしょう。イヤな予感してるんなら観るなよ、と言われそうですが、スミマセン、最近ちょっと疲れ気味なもんで、とりあえずこういう、中身無さそうでも小粒で活きの良さそうな作品に流される、自分の弱さ。さて実際、1台のクルマを中心に描くというこの構成が制約となり、という以前に、そもそも、この構成を深掘りするだけの脚本上のアイデアが伴わず、企画倒れの印象は否めません。主人公が逢いに来たという妻との関係もまともに描かれなければ、車の同乗者との関係もコレといって描かれることなく、同乗者は退場してしまう。スピード感どころか映画はしばしば停滞し、一本調子。これについては、映画前半と後半で主人公を色分けするような事もしていないポール・ウォーカーにも、責任があると思うのですが。まあしかし、文句言うのもこのくらいにして、いいじゃないですか、たまにはこんな映画も。それにこの作品、ヨハネスブルグを舞台にした、というだけでも、しっかりと独特の味付けになっているんじゃないでしょうか。街の落書きやスラムの荒れ果てた感じ、異邦人である主人公や我々の目には、一見すると不気味に映り、よそよそしい黒人たちにも非常に距離感を感じるのだけど、この辺りの描写が伏線となっており、主人公が車の塗装を依頼するシーンで活きてきて緊張とユーモアをもたらす。別に脚本がノーアイデアという事は無くて、上手いところは上手いのです。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-11-24 08:12:05)(良:1票)

79.  特攻野郎Aチーム THE MOVIE かつて毎週ビデオに録画して完全に惰性で観ていた、あの特攻野郎Aチームが、ついに映画になりましたとさ。今さら「ついに映画化」とか言うのも白々しくて、むしろ「例によって映画化」が正しい。何となく、よく巷で言われる「あの政治家、期待してたのに、いざ総理大臣になったらやっぱりダメね、総理なんて誰がやっても同じよね」とかいうコメントを思い出しますね。Aチーム、お前もか、ってな感じ。企画は立てたけど映画化すべき内容が思いつかないらしい。うーん、とりあえずAチームを名乗るんなら、困ってる人を助けるオハナシ(通常営業モードですね)でよかったんじゃないの。で、この際、CGは使わない。クルマはたくさん壊す(特に横転が好ましい)。勿論、死人は出さない。どうですか。21世紀にはこういうの、通用しませんか? (ところであのパワーボム野郎、すっかり太ってしまって、しっかりとミスターT化してましたね。コングに似てるで賞を差し上げます)[ブルーレイ(字幕)] 5点(2011-04-30 15:22:39)

80.  トロピック・サンダー/史上最低の作戦 ブラックなのはいいとしても、何だかノリの悪いコメディ。でもどうしてもこの映画を作りたかったのね。どうやら映画業界に対して相当、鬱憤が溜まっているようですね。そう思って観ると、同情を感じてしまいますが、でもこんなにストレートに鬱憤を映画にぶつけられたんじゃあ、今度はコチラの鬱憤が溜まってしまうではないですか。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2011-02-14 23:25:30)

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