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コメント数 3886
性別 男性
年齢 53歳

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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61.  トロイ(2004) 「CG足してド派手に盛り上げといてよ」「とは確かに言ったけど、こりゃ幾らなんでも足し過ぎ。多すぎだあ」「でも、まあ、いいや」的スペクタクル。でも、意外に先頭シーンに違和感が無く、マスゲームとしてのスペクタクル感は十分堪能できます。あと、“人気俳優:筋肉見せっこ対決”もなかなかのもの。ま、それだけの映画と言われれば、反論しませんが(反論できませんが)。肝心の「トロイの木馬」が、最後のつけ足しみたいになっちゃってるのもオドロキ。おかげでアキレスの行動基準が理解不能。いやはや、ペーターゼン監督も、この作品と、『ポセイドン』とを考え合わせると、何か、悟ってはイケナイものを悟っちゃったんでは無かろうか、と、少々不安を感じないでもないのですが、一方では、この割り切りぶりに楽しみな部分もあったりするのでした。[DVD(字幕)] 7点(2009-11-03 08:05:57)

62.  ドーン・オブ・ザ・デッド 「何借りてきたの?」「えと、あの、ゾンビものを」「えっゾンビ。まだ卒業してなかったの?」とカミさんの非難を浴びてしまう。そりゃまあ、カミさんの前でロメロの『ゾンビ』を熱く絶賛したことはあるけれど、別にゾンビものに入れ込んでいる訳ではなく、何だか、入学もしていないのに卒業を迫られているような。「この7月、BS11さんが雷蔵の若親分シリーズを全作放送するねんで」「えっ雷蔵。まだ卒業してなかったの?」「・・・で、あの、8月はガメラを」「・・・」。肩身が狭い。それはともかく、ロメロの『ゾンビ』のリメイク作、という本作ですが。元映画における象徴性みたいなものが本作では希薄なのをもって、「『ゾンビ』を全く理解しとらん!表面的過ぎる!」と怒ってしまっては身もフタもなくて、こりゃ確信犯な訳でして。むしろ、元映画の表面、あくまで表面をなぞりつつ、中身はなるべく新鮮なものに置き換えていこうという、その意欲がスゴイ。これはこれで印象的なシーンが多く、なかなかの面白さ。ただ、いささか性急過ぎてその個々の印象を十分深めるところまで至らず、結果的には「何だか、とりあえず、盛りだくさんではあったぞ」というのが、一番強い印象。そもそも、『ゾンビ』における「人間そっくりだけど人間じゃないから楽しんで殺してよい」というアナーキーさから来る後ろめたさ、これを本作では、屋上からの射撃シーンにおいて、主人公に非難させてしまった、この点だけとっても、やっぱり『ゾンビ』って二度と生まれない傑作なんだろうなあ、このリメイク作じゃあ、とても太刀打ちできんよなあ、という感想を持っちゃう。・・・ところで映画の良し悪しには関係ないけど、早朝に起きだしてこの映画を観てて、妊婦が云々という展開に、少々ヤな気分になる。何しろ、カミさんも臨月で、先ほど、夜中に、「陣痛が来たかも」と騒いでたところだったのだから。って、そんな状況で、本作なんぞを観てる自分の方が明らかに悪いんだけどね。で、朝が来てカミさんは産院へ。昼には無事、息子が誕生したのでした。はっはっは。名前は、雷蔵にしようかな(ウソです)。ではまた、今から産院に面会に行ってきます、ハイ。[DVD(字幕)] 7点(2009-08-02 15:16:10)(良:1票)

63.  ドラゴンハート 何といっても、ドラゴンの造形の見事さ、そしてCGによる動きが、実にスバラシイです。夕日をバックにした光景が、恥ずかしいくらいカッチョよい・・・。滅びゆく運命を受け入れたような達観したドラゴン、一方ではコメディタッチで子供向け丸出しのストーリー、その落差にはズッコケますが、これもまあ、特撮への自信があってこそのことでしょう(と好意的に受け止める)。デニス・クエイドが“真の騎士”ってのもウサン臭くてなかなか斬新。と思ったら中盤以降はこれまた実はコミカルな役回りでした。コバヤシも大活躍。[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-08-15 10:34:54)(良:1票)

64.  トランスフォーマー なんともアホアホでノーテンキな設定と物語。それに対して、クライマックスのエゲツナイばかりの壮絶市街戦。この両者のメガトン級のギャップが、実にトンチンカンで唖然とするのですけれども、ここで「唖然とする」などと言ってみたりする自分に対しても、これまたどこか白々しいような気もします。と言うのも、このトンチンカンさって、実は、トホホ映画のファンならば「誰もが思いつく・誰もがやってみたい・誰もが夢に見る」ようなタイプのものだから。CG全盛の時代、このような不自然かつ不必要なまでの壮絶さが、こんな映画にまで入り込んでくるのは当然の成り行き。だもんで、そこには、親近感も感じれば、またそれ故に近親憎悪みたいな感情も湧いたりするわけで。ま、何のかんの言っても、「金かけてホントにこんな映画作っちゃったモン勝ち」みたいなところがあって、我々も相応に楽しむわけです、「で、どーせ続編作ってさらに儲ける気だろ」、とかブツブツ言いながら。あと、オジサンの苦情を言わせてもらえれば、「ロボットがゴテゴテとデコってて、何が何やら目が追い付かない」「どっちが敵でどっちが味方かよくわからない」ってなところですかね。後者の方については、最近、プロレスのタッグマッチを見てても同じ感想を持つことがありますが。歳だなあ。[DVD(字幕)] 7点(2008-06-21 18:43:47)(笑:1票) (良:1票)

65.  トラ・トラ・トラ! 映画の大半は、真珠湾攻撃に到るまでの日米両国の動きが描かれますが、まあ、両方の国を顔を立てるような感じの内容に仕上がっておりまして、人によっちゃあ、気に食わないと感じる方もおられるでしょう(「日本側に偏りすぎ」と思う人もいれば、「アメリカに都合よく描きすぎ」と思う人も、いるでしょうねえ。いやはや難しい・・・・・・)。しかしこの映画のニュートラルな視点が、戦争映画としての本作の大きな成功要因になっていると思います。「善」「悪」をひとまず抜きに、徐々に迫る刻限、盛り上がる緊張感がトコトン描かれ、そしてついに戦火の火蓋が切られる。あとはもう、「そこまでやるか」という、怒涛の戦争スペクタクル。これが見事なんだ、凄絶で、美しくすらあります。日本側の攻撃に、離陸することなく破壊され尽くすアメリカ側の戦闘機。巻き込まれそうになる兵士の決死のスタントには、ヒヤヒヤさせられます。あと、“黄門様”のガンコな表情も、印象的でしたね。[CS・衛星(字幕)] 9点(2008-05-01 22:26:41)(良:1票)

66.  トゥモロー・ワールド これほどの充実感も久しぶりのもの。感動というより感激です。とにかく長廻しの緊迫感、臨場感が、絶大な効果をあげてます。あるいは、「部屋の中」と「窓の外」のふたつが画面に展開するおもしろさ。そして何と言ってもクライマックスの、戦場での兵士の中のアカンボ、というシーンは、まさに、現代における(または未来における)、一種の“宗教画”とでも言いたくなるもの。観てよかった。[DVD(字幕)] 10点(2007-12-03 00:40:36)

67.  特攻大作戦 重罪人を掻き集めて作ったポンコツ特攻部隊。前半は彼らの特訓が描かれますが、何ともユーモアにあふれてます。そもそも戦争自体にヒューマニズムは無い、だからこそ映画も、「ホラ、戦争ってこんなに非道なんですよ」、なんてことは改めて語ったりしない。「ホラこんなに残酷」などと、「ある点」を強調してしまえば、ひとつの残酷さは示せるが、一方で「他の点」を糾弾しないこと、間接的に「認めること」になりはしまいか。戦争とは首尾一貫して矛盾に満ち、残酷なものなのに、「あるキタナい一面」のみを強調するという「キレイ事」に走ってしまうと、その先にあるのは単なる安心感でしかない。この映画はそのような態度を否定しています。あえてコミカルなタッチで描き、それと同時に、描かれる内容は決してキレイ事ではない、ということ。ここで描かれているのは、「善い」とか「悪い」とかいうことではなく、強いて言えば、この「汚い12人」のギラギラした生命力、でしょう。このキレイ事ではない、という点は、クライマックスの特殊作戦にてさらに顕著になります。作戦中、あのギラギラしていた「汚い12人」はバタバタと倒れていき、そこには何の感傷もなく、まさに消耗品としか言いようが無い。作戦自体も、無抵抗のドイツ人を一方的に虐殺する、という、まるでヒロイズムが感じられないもの。そもそも、アメリカ軍人がドイツの軍服を着て戦うのって、ヒギンズの「鷲は舞い降りた」にもあったように、ジュネーヴ条約違反だったりするのでは? などなど、普通のアクション映画であればクライマックスを観りゃあストレス解消、スッキリするものを、この映画では、それまで物語の背景に隠れていた(とは言え薄々感じていた)「戦争の矛盾」というものが、クライマックスで容赦なく噴出して、スッキリしないような、ちょっとスッキリしたような(←ドンパチ観るとやっぱり興奮しちゃうんだもん。笑)、複雑な気分になる映画、であります。ちょっとケチをつけさせてもらうと、12人の罪状というのが、少し同情できるような点のあるものが多く、ちょっと「キレイ事」っぽくて、イヤでしたね。「無難なバランス感覚」という打算を感じてしまう。当時はこの辺が限界、だったのかなあ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-09-11 22:04:48)(良:1票)

68.  トラックス<TVM>(1998) この作品のドキドキ感と言いますと、「この先どうなるんだろう、皆助かるんだろうか、ドキドキ」というのとは程遠く、「え~いヌルい展開だ。お!そろそろ面白くなってくるんでないかい、ドキドキ・・・ちぇっこりゃダメだ。いや諦めるのはまだ早い、今度こそ」、という、かなり後ろ向きなサスペンス感覚であります。そう、「無人のトラックが人を襲う!」という映画、私の尺度からすれば、ゼッタイに面白いはず、ゼッタイに面白くなきゃいけない、少なくとも、ド素人監督の撮った『地獄のデビル・トラック』に負ける訳にはイカンのだ・・・。しかし『地獄の~』が持っていたアタマの悪さ(=殿堂入りレベル)が影を潜めた分、悲しいかな、かえって本作に分が無い。無人のトラックが右往左往し続けるだけの緊張感の無い展開に、ちょっとグッタリ。これを思えば『ザ・カー』なんて実によくできた映画で、へちょちょさんのおっしゃる通り、6点なんて随分辛い点をつけちゃったもんだ。ちょっと後悔。ま、本作の場合、そこそこクラッシュシーンをガンバってくれていたので大負けに負けて、この点でいかが。あと最後に。いっそ本作にもデコトラ出しちゃってくれたらよかったんだけどなあ。[地上波(吹替)] 4点(2005-09-10 23:25:53)(良:1票)

69.  逃走迷路 《ネタバレ》 とにかく冒頭からやたらテンポがいいです。開始早々、あっという間に主人公は濡れ衣を着せられ警察に追われる身に。ここまでテンポがよいと、ちょっとイヤな予感がしてくるのですが、案の定で、大した伏線を張ることもなく、スイスイとお話が進んで行く。テンポが良すぎて、シーン前後の繋がりの悪い、説明不足の部分も散見されます。それにこの映画における主人公の立場が曖昧なのがどうにもイタい点、テロ組織は彼をどうしたいのやら、よくワカランし(ロクな確認も行わないヌルい組織だ)、主人公自身も脚本家も、警察に追われているという立場を後半忘れてしまったんじゃないか?という迷走ぶり(「警察と組織の両方から狙われる」というルールを提示した以上、最後まで通してもらわないと・・・)。ビルの窓からメッセージを落とすシーンも、さほど有効に機能しておらず、場当たり的との印象を強める。「サービス過剰は必ずしも大サービスならず」と言ったところでしょうか(我ながら名言だ・・・?)。さてしかし、やはり数々の見所はやっぱり忘れ難いものがあるわけで、例えば冒頭の火災シーン、なかなかにスタイリッシュ。あるいは中盤、ダンスしつつイチャイチャする二人に、しっかり追随していくカメラ。そしてお馴染み、ラストの自由の女神。実に迫力あるシーンに仕上がっています。フライが落ちて行くときの悲鳴、文字では何とも書き表せないような絶叫で、なかなか心がこもっておりました。ははは。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-27 22:41:44)(良:1票)

70.  トップガン 不審機の上から背面飛行で近づき、パイロットの写真を撮る!おめー、どう考えてもそれは近づきすぎだろっ!と観るたび思うのですが、どうでしょうか。それはともかく、これと言って中身がないですね。映画の中身というよりは、登場人物に中身がない。そうなるともう、途中で誰か登場人物を殺さにゃ収まりがつかないわけで。この映画は、その辺の限界を、実によくわきまえております。ウン、意外とよく出来た映画かもしれん(笑)。空中戦もなかなかの迫力だし。ああ、でも、せめてもう少しマシな音楽つけてあげればよかったのにね。こんなダサい音楽がついている限り、この映画が歴史に残ることはないでしょう。6点(2004-04-29 01:34:33)

71.  トランザム7000VS激突パトカー軍団 《ネタバレ》 保安官氏が結構笑わせてくれるし、相変わらずバート・レイノルズはこういう役にはまってます。でも相変わらずサリー・フィールドははじけてない(というか空回り)、という印象(あくまで個人的な見解ですが)。それはともかく、見どころはトランザム7000とパトカー軍団の激突(そのまんまやんけ)、しかし結局は、助っ人に現れたトレーラー軍団がめいめい勝手にパトカーをぶっ壊すだけの展開。演出もヘッタクレもない、映画史上もっとも投げやりなカーアクション、完全に収拾不可能で、ほとんど撮影を放棄してます。これはまさに必見と言えるでしょう。6点(2004-04-24 00:59:55)

72.  トータル・リコール(1990) 原作「追憶売ります(We Can Remember It for You Wholesale)」は、P.K.ディックの短編の中では珍しく(?)、フツーに楽しめるオモシロ作品ですが、これを下敷きにしつつも、実に大胆に話を膨らませて、これまた超オモシロ映画に仕上げてくれました。それでいて、ロボットのタクシーを始め、原作に登場する幾つかの道具立てを、シラジラしくも映画の中にちりばめておくのが心憎いサービス。ストーリーの方も、観客の裏をかきまくり、まさにオドロキの連続(当時の映画にアリガチだった前提を見事覆している!)。特撮は「丁寧さ」より「大胆さ」で魅力を発揮。このストーリー展開と特撮のカラミ合いが、実にいいんですよ。とにかく飽きさせないための工夫が隅々まで徹底されてます。音楽もカッチョいい。初めて観た時の「あ~面白かったな~」という満足感、格別のものがありました。こういう映画好きですよ。ところでこの映画の主役はシュワで正解ですね。元々顔が作り物っぽいので、どんな無茶な特撮でも違和感無いからね。8点(2004-03-28 00:35:41)

73.  鳥(1963) 《ネタバレ》 コレ、私が初めて観たヒッチコック作品、っていうか、当時はヒッチコックなんていう人も知らず、一本の動物パニック映画(=当時の私にとっての映画そのものだった)として観ちゃった訳です。「ウワー、自分がこんな目にあっても、この男の人みたいに勇気を持って立ち向かえるだろうか」などとドキドキしながら観てたのですが、パニック映画を観るときにはいつも「最後はどうやって解決するのか?」が楽しみだった私としては、この映画、何とも物足りなかったのですね。他のパニック映画の方がずっと面白いと感じておりました。しかしまあ、後で観直してみると、ウム、これって結構怖い映画じゃないの、と思えるようになってきて。空を埋め尽くすような不気味な鳥の大群が、頭上から襲ってくるというのは、迫力もあり、なかなかの恐怖感(フライングキラーなみに怖い。ウソ。もっと怖い)。また、「死体の描写がミョーに残酷」「自称・専門家が出てくる」「周囲に訴えても最初は信じてもらえない」など、後のパニック映画の萌芽を色々と読み取ることができるのも楽しいところ。そう、この映画があってこそ、70年代にパニック映画ブームが花開く訳です。例えば、鳥ごときのせいでガソリンスタンド爆発という不釣合いな大惨事が起きるのは、その発展形を『スウォーム』に見る事ができます。家の窓に板を打ち付けて篭城するのはもう基本中の基本だし、それでも敵が(何故か凄いパワーで)壁を食い破って進入しそうになるのは『巨大生物の島』。停電が起きたり、一部の部屋が敵に侵入されてしまうのは『巨大クモ軍団の襲撃』。最後に鳥の群れの中をソロソロ歩いて車を取りに行くシーンは、まさに『ザ・カー』のクライマックス前のシーンでしょう。こんな感じで、パニック物の源流であると同時に、まるで総決算のような映画なのですね。これはもう、愛着が沸いて来ずにはおられないのです。それにしても、鳥に襲われて命を落とした人の、致命傷って、何だったんでしょうね。死ぬほどの大怪我はしないと思うんですけども。ま、これは些細なことです。8点(2004-03-21 01:45:57)(良:1票)

74.  逃亡者(1990) 《ネタバレ》 前半は、犯人と人質のやり取りが描かれる密室劇。ミッキー・ローク(←昔は人気あったのよ)演ずる犯人一味リーダーのキャラがユニーク。なのか!? まあそこまではアリガチなんですが、この映画、後半がひと味違う。手づまり気味の前半に対し、後半の展開はまさに大暴走。一味から離脱した犯人の一人は、要領悪すぎて逃げ切れずあえなく射殺、この辺りの描写はチミノ節炸裂と言ったところか(チミノ節って何だろうね)。テキトーな捜査で犯人グループの居所が(容易に)判明、犯人が人質一家と共に篭城する家の周囲には非常線が。しかし一家の娘のボーイフレンドがこれまた極めて容易に非常線を突破、悠々と家に近付いてしまう! 警官曰く「いかん、手後れだ!とりあえず様子を見よう!」・・・もう絶句。いやいや絶句するのはまだ早い。彼氏も一緒に人質になってしまうのか、と思いきや、何と彼氏は人質の娘を悠々とデートに連れ出してしまう! さて残された人質の運命やいかに?なんて事は、もうどうでもよくなってくる、まさにひと味違うクライマックスを迎えるのでした。5点(2004-02-07 00:35:26)(笑:1票)

75.  トゥルーマン・ショー STING大好き様のコメントを読んでついニンマリ。実は私、今さっき久しぶりに『ウェストワールド』を観て、こりゃまるでトゥルーマン・ショーだな、と笑っちゃったとこだったんで(→ウェストワールドの方を先に観てる以上、本来なら私も、トゥルーマン・ショーを観た時点で気づくべきであった。トホホ)。でまあ、この映画なんですけど、すでに観た人から事前に「こんな面白いとは思わなかった」と絶賛の声を聞いて期待が高まったのが災いしたのかも知れませんが、どうもイマイチ映画にのっていけない。ドダイ無理のある設定、もっとユーモアを盛り込んで膨らませてくれれば、リアリティの欠如なんか全然気にならなかったハズのところなのに、どうも煮え切らない(この設定ならさらに色んなギャグのパターンが盛り込めそうだが・・・)。やっぱりピーター・ウィアーにコメディは不向きなのか?ユーモアはジム・キャリー頼み、では、この大胆な設定を支えきれていないような感じを受けてしまいました。作品のテーマがかなり表に顔出しちゃってますからねえ、処理の難しいところです。後半は確かに尻上がりに面白くなってきますが・・・。6点(2004-01-25 02:17:52)(良:1票)

76.  トゥルーライズ 核爆弾の爆発を見ながら「ロマンチックねえ」と、まあ確かにはっきりそう言ってるわけではないけど、事実上そういう描写ですね、これは相当糾弾されていいと思うのですが、ここでは見なかったことにします。見なかったことにすれば、この映画好きですよ。キャメロン作品って、ストーリーは面白くても、「このシーン何てカッチョいいんだ!」と絵でうならされることが、あんまり無いんですが、この映画は例外で、バカかっちょいいシーンが盛りだくさん、別の人の映画じゃないかと思えてくるほど。奥さんを走ってる車から引き上げるシーンとか、その後のハリアー大暴れシーンとか、もう、たまらん。ジェイミー・リー・カーチスが前半不必要にオバチャン臭いので、後半の展開には「やっぱりなー」と思ってしまうけど、別にいいじゃないのさ。面白いんだから。ま、続編は作らんで正解でしょうな。8点(2003-11-30 01:57:56)(良:1票)

77.  特攻野郎Aチーム/必殺大西部作戦<TVM> いやはや、特攻野郎Aチーム。みんな観てたよね、僕も毎週欠かさず深夜放送を録画して食い入るように観てました。毎回同じハナシなのにね。さて、スペシャル版のタイトルがズラズラ並んでいるのを見ても、どれがどんな話だったか、もはや対応がつきませーん。まあ追々思い出していくとして。コレは最初に観たヤツだし、タイトルが判りやすいので、印象が強い方です。で感想ですが、これまたAチームにどんな感想を述べたものやら。ただ、アレですな、大自然の中で悪党どもを蹴散らす痛快さ、お手製装甲機関車の楽しさ、色々魅力はあるのですが、やっぱAチームはクルマをガンガンぶっこわしてナンボ、この点ではやっぱり物足りないですな(←こういう期待する方が悪い)。ところであのドロドロのグリースの中には結局何が入ってたのですか??6点(2003-11-08 21:25:17)

78.  トランザム7000 カーアクションが充実してる。ギャグが冴えてる。中身が無い。理想的な映画だ。8点(2003-11-08 01:50:11)

79.  ドラキュリア 観てて思った事と言えば、何だか最近こんな感じの映画多いなあ、これじゃ観終わってしばらくしたら、エンド・オブ・デイズあたりの映画とごっちゃになってしまうなあ、ってな事。そろそろ頭の中で混ざり始めたかも? ハイテンポでそれなりに面白いんだけど、結局は、最後に明かされる例の「真相」が言いたかっただけなのでは。この「真相」については、私は別に何とも思わなかったのですが、私の周りには、エラく感心してしまった人もいます(何でドラキュラには弱点がやたら多いのか、昔から不思議に思ってたらしい。で、ホントに納得いったのか?)。6点(2003-11-03 01:00:35)

80.  トラフィック(2000) この編集前みたいな映像が、完全に人工的に作られていると考えたら、もうビックリ、目眩がしてきます。多分、とんでもない労作なんでしょう。それだけにリアリティに貫かれており、麻薬問題は絵空事でない、という事がよく伝わります。このドキュメンタリ・タッチが、ではドラマの盛り上げにも役立ったかというと、う~ん。私もやや長く感じちゃったなあ。まださらに面白くできる余地はあるんじゃないかなあ、という、変な期待はあります。7点(2003-10-18 07:28:49)

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