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81. 特攻サンダーボルト作戦<TVM> パレスチナゲリラによるハイジャック「エンテベ事件」、何度か映画化されてるようですが、多分一番有名と思われるもの(少なくとも私はコレしか観てない)。元はテレビムービーだけど、題材が題材だけに、当時は日本で公開できなかった、という作品(後に猪木が対戦を申し込んだアミン大統領も登場)。背景がキナ臭いんで、描かれてる通り素直に楽しんでいいものやら、若干気になりますが、チャールズ・ブロンソンの男クサさもそれなりに堪能できるし(群像劇なので出番は多くないけど)、事件から時間も経ってるし、まあ、普通にアクション映画として観ましょ。7点(2003-10-13 15:18:48) 82. トワイライトゾーン/超次元の体験 ビック・モローが亡くなったというヘリ墜落事故の様子は、「決定的瞬間!」みたいな感じのテレビ番組でよく取り上げられてましたが、あれは本当に悲惨。俳優であれスタントマンであれ、撮影時は安全には気をつけて欲しいですね。さて、やはり私もジョージ・ミラーの4話目が飛び抜けて面白いと思います。スピルバーグはこんな2話目みたいなの撮って、守りに入ってヤだなあ、とか最初は思いましたが、意外とこの辺りが転機なのかもしれません。7点(2003-08-13 23:47:59) 83. トッツィー ダスティン・ホフマンのあっと驚く女装が見どころなのは間違いないんですが、気のきいたギャグも魅力で、ホント、笑わされました。それでいて妙な切なさがあるのがまたたまりません(チャールズ・ダーニングが何とイイ味出してることか)。シドニー・ポラックもノリノリで、何だか楽しそう。8点(2003-07-26 20:27:11) 84. 遠すぎた橋 話のスケールを映画自身が持て余してしまって、エピソードの積み重ねにややチグハグなものを感じます。このため、観終わった後に残る徒労感を、映画の反戦メッセージとして受け取るのか、それとも映画自体に対する徒労感として感じてしまうのか、微妙なところです。それでも、戦闘シーンの迫力ある描写は観るものを圧倒するに十分。主役級の俳優が、もう出るわ出るわで、ミーハー魂にまで引火する始末。7点(2003-07-26 20:07:49) 85. 突撃(1957) 前半の戦場の舐めるようなカメラワークと、後半の裁判での突き刺すようなカメラとの対比が、鮮烈な印象を残します。短い映画でもあるし、ストーリー的にはコンパクトなんですが、カメラが雄弁に語っている映画です。8点(2003-07-20 22:25:27) 86. ドクター・モローの島 ウェルズの原作をうまくアレンジしてます(「D.N.A.」と違って)。主人公が実験台にされてしまったり、意外なオチがあったり、もう大変。動物人間がほんとに猛獣と格闘してますが、大丈夫でしょうか。クライマックスのボートでの決闘はスリル満点!8点(2003-06-07 23:18:54) 87. ドロップ・ゾーン 「要するにスカイダイヴィングが見たいんだろ!じゃあこれでどうだ!」とばかりに、ダイヴィングをたっぷり見せてくれます。「ブルーサンダー」のドッグファイトで見せたジョン・バダムのこだわりは、ここでも健在でした。ま、これであと映画が面白ければ申し分ないのですが。7点(2003-06-01 17:11:39) 88. ドールズ(1986) 悪名高きエンパイア・ピクチャーズのショボショボB級ホラ-、には違いないがあえて言います、こいつは傑作だ!人形が襲ってくるんですが、チャッキーほどのガッツは無い。しかし、味わい深さでは決して負けてません。特に、オモチャの兵隊が人を撃ち殺すシーン、火薬しこんだオモチャの兵隊を置いただけの、とんでもなく手抜きのシーンで、ユーモラスと言っていいほど。この、おそらく製作者の意図外のユーモアと、意図してる(らしい)恐怖がないまぜになって、信じがたい程のグロテスクな雰囲気を醸し出してます(と思います)。映画史に残る屈指の名シーンでしょう(と思います)。9点(2003-05-17 22:30:33)
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