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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 突撃(1957) 塹壕の中を移動して行く映像が印象的(「シャイニング」の冒頭でホテルの中を案内されるシーンとダブりませんか?)。よく切れるナイフのように鋭利で、冴え冴えとしたキューブリックのスタイルは、この頃から既に確立されていたんですね。それにしてもキューブリックの初期作品は「現金に体を張れ」でもそうですが、まったくムダのない最小限の作りで、どうしてこうも登場人物個々の個性を際立たせることが出来るのか?天才としか言いようがないです。9点(2003-08-07 17:38:41) 2. 逃亡者(1993) ↓【anemone】さんと同じ。フツーに面白い。TVでやってるとつい見ちゃう。やっぱ頭良くないと人って生き残れないんだぁ。特技があっていいなぁ。なんて思ったりして・・。7点(2003-12-26 16:14:43) 3. 泥棒野郎 ずっと昔にTVで一度見たきりなんだけど、ウディが銀行強盗に行って「金を出せ。銃を持ってる。」とか書いた紙を見せるんだけど、字が汚くて分かってもらえず「これは何と読むんだ」とみんなでワイワイみたいなベタなギャグがあったりして、寒いっちゃ寒いのかも。でも、当時はかなり笑った記憶あり。6点(2004-05-20 13:21:18) 4. ドニー・ダーコ 他の方もおっしゃっているけど、見ながらデビット・リンチっぽいなと思った。或いは村上春樹の「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」とか。但し、やりたい事は分かるけどちょっと消化しきれてない所は残念。SFの形式をとっているけどGOGOのはらひめ様にまったく同感で、私も青春モノとしてこの映画を見た。薄暗い霧の中を彷徨っているかのような10代の頃。誰かに自分を分かって貰いたいと切望しつつも、誰にも分かりっこないと強く確信する、色んな意味での自意識過剰。そして学校という野蛮で残酷な場所に対する復讐心と逃避願望。自分は生きているのか?死んでいるのか?(これは今も時々思う)そんな気持ちを思い出して息苦しくなった。設定が88年と言うことでエコバニ、ニューオーダー、TFF(カバーらしいが?)、デュラン・デュランなど選曲もしょっぱいス。あとウサギのデザインは妙に惹かれる。あれ欲しい。(余談だけどカーター君は吹き替えに慣れてるので別人みたいだったな。)6点(2004-04-05 14:46:28)(良:1票) 5. ドアをノックするのは誰? ヌーヴェルバーグっぽい作りだけど舞台はニューヨークだし突然ドアーズの曲つかったりアメリカらしさもあってそこそこ面白かった。けど、下のお二方がおっしゃる通り実験的要素が強い上にわりと長い(と感じた)のでちょとタルいかな。ジョン・ウェンの「捜索者」についてくどくど話したり、アップタウンに行くの行かないのと意味無い会話を延々続けるあたりはタランティーノを思い出して興味深かった。 6点(2004-01-07 14:23:09) 6. トゥルー・クライム(1999) 原作は記者ウェルズ・シリーズで有名なキース・ピーターソンがアンドリュー・クラバン名義で書いた「真夜中の死線」。原作も展開がちょっと強引なんだけど、すんごく面白い!イースト・ウッドが映画にしたがる気持ちは良く分かる。けど、自分で主人公やっちゃだめでしょ~。下司だけどバリバリのジャーナリスト役なんて、枯れてちゃって脂っ気のないイースト・ウッドじゃムリがある。近年彼が手がけたミステリー映画の原作は私も好きな作品ばかりだけど、どれも同じ過ちを犯している気がするなぁ。(【Soze】さんも言っておられるが)いい加減気付こうよー。5点(2004-01-21 14:15:20) 7. トゥームレイダー ゲームは操作が難しくて最初の遺跡から出て来れず、すぐ中古屋に売っぱらってしまったのだが正解だったかも。こりゃ絶対クリアできなかっただろうなー。2個目のカケラ取るところとか私にぁムリだ。4点(2004-01-06 10:57:27) 8. ドラキュラ(1992) ドラキュラはもっと冷え々していて且つ洗練されたゾクっとする男でなくてはならない(思いこみですが)。ゲイリー・オールドマンじゃ田舎くさすぎてイカン。大体なんなのよ、このディズニーランドみたいな映像は!「ポーの一族」でも読んで出直して来なさい! 3点(2003-12-11 15:00:48)
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