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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  トゥモローランド 《ネタバレ》 とてもつまらなそうな映画に思えてスルーしていましたが、ブラッド・バードが作った映画ということとTV連続ドラマ『アンダー・ザ・ドーム』のお姉さんが映画でどういう演技を見せるかも気になり、大ハズレ覚悟でレンタルしたのですが、まさか自分が涙を流してしまうとは思いもしませんでした。 夜の闇を照らすライトも、空を飛ぶ飛行機も、ボケットに入れられてゲームだって出来てしまう小型電話機も、黒人や女性が普通に社会参加できることも、そのむかし全ての人が「そんなの無理」と思い込み信じきっていたなら、誰もそれを現実に作ろうとはしなかっただろうし、今のこの世界は無いはずです。今のこの世界があるのは、無かったものを夢見て「作ろう」とした人たちがいたから。だから良いビジョンを持つことは大切なことだと思います。 子供の頃に夢想したキラキラ平和な未来のビジョンを、映画としては初めて目にしました! 忘れかけた大切なものを思い出させてくれました。 エンリケ・バリオス著 『アミ 小さな宇宙人』から、以下の言葉が、この映画を表すに最適と感じたので引用します。 ーーーーここから最後までーーーー 注意(おとなのみにむけた) 読み(観)続けないように!きっと面白くないでしょう。ここに書いてあるのは、すばらしいことばかりだから。 たいていのおとなにとって、おそろしいことのほうが、すばらしいことよりも、ずっと信じやすいことだから、ほんのひとにぎりのおとなしかぼくを理解しないだろう この青く美しい、まるい地球の 未来の後継者であり また、兄弟間に争いのない 新しい地球の建造者である すべての国の さまざまな年齢の 子どもたちに捧げる[DVD(吹替)] 10点(2016-05-07 17:18:34)(良:1票) 《改行有》

2.  ドローン・オブ・ウォー 《ネタバレ》 邦題はドローンに焦点が向けられているし、店頭でのキャッチもドローンを使った戦闘の不気味さを売りにしてましたが、その手の映像はネット動画で実際のものを結構目にしていたので、その点に関しては特に新鮮さはありませんでした。原題は「Good kill」。映画の中で、見事命中した時にかけられる言葉なんですが、「善い殺戮」みたいな意味にもなるわけで、ここがこの映画のテーマでした。CIAの命令で無関係の市民まで巻き添えに殺したり、助けに駆けつけた者をさらに殺したり、殺した標的の葬儀に集まった全員を殺したり…そういう納得いかない殺しをさせられる主人公の話。「戦争」という観点からはどうでもいい(標的として選ばれることのない)人間が、ある女性を日々痛めつけているのを空撮で目撃しながら何もできない主人公。アメリカ国民の安全のためと正当化されて無関係市民まで殺す実態の中で「Good kill」とは何なのかを問いかける作品でした。YouTube民に乗せられた日本のドローン少年の出来事もあり、ドローンという単語をタイトルに入れればキャッチーだと考えたのかもですが、やはりタイトルは映画の内容に沿ってなるべく原題が意図するところを大切に汲み取って邦題にして欲しいです。『ランボー』という独自邦題でヒットして原題より集客効果を上げた例もありますが、だからと言って最近軽々しくやり過ぎでは?[DVD(字幕)] 5点(2016-05-01 03:18:30)

3.  トータル・リコール(2012) 《ネタバレ》 シュワちゃん版より断然楽しめました。設定でちょっと乗り切れなかったのは、マグマドロドロの地球中心部を耐え得る物質があるのか…? というところでしたが、それをスルーしてしまえばついて行けました。女性キャラ二人ともあまり(自分にとって)魅力がなくて残念。見終わって「結局どれが現実?」とスッキリしない感じはありましたが、主人公は過去がどうあったかよりも「今の自分」に重きを置いたのだから、幸せならばいいじゃないかと思いながら、ビル壁面のリコール社のCMを眺めました。その時の微妙な感覚にちょっとした恐ろしさも感じられて、よかったです。「今のテクノロジーでリドリー・スコットが『ブレードランナー』を作ったらこんな感じだったろうか?」と思う映像や「フィフス・エレメント」「マイノリティ・リポート」など思い出す未来映像でオリジナリティは弱いと思いますが、いろいろ量産されてる中でオリジナリティというのも凄く難しい時代だと思いますし、楽しめたのでよいです。[DVD(吹替)] 6点(2013-08-18 19:26:38)

4.  ドリームハウス 《ネタバレ》 『惑星ソラリス』見てるような、ちょっと鬱な気分もありましたが、ラストの炎の中の別れが結構グッと胸がつまるような良い出来でした。[DVD(吹替)] 5点(2013-08-07 19:46:30)

5.  塔の上のラプンツェル 《ネタバレ》 ポスター、パッケージのイメージで「キラキラ甘々な夢見る少女専用」という感じがして全く興味が湧かず一生見ることはないと思っていたのですが、ここでの評価が良いのでレンタルして見ました。見て良かったです! 中学生の息子は見ないだろうなぁと思っていたら楽しんで一緒に見てました。ポスターで見るラプンツェルにはさっぱり魅力を感じませんでしたが、アニメーションで見る彼女は美しく可愛らしく魅力的でしたし、ストーリーの語り始めは彼女ではなく男のキャラで、べっとり女の子向けみたいに思わせない上手な切り出し方だったと思います。男のキャラも甘々な少女用の反吐が出るような王子様キャラではなく、同性から見ても違和感や嫌味がなく程よいハンサムで好感持てるキャラでした。それに加えて警察犬のようなスゴイ馬がうまいこと引き込んでくれます。悪役の偽母は「はい、こいつが悪者です」と分かりやすく作られていますが、子供の自立過程でそれなりに心配する親が、子供を必要以上にコントロールしてしまうような良くない部分だとか「あなたのため」と恩着せがましい言い訳をしながら「実のところ親本人のエゴのためだけじゃねぇかよ!」というケースをシンボル化したキャラでもあります。締めくくりも「一緒に幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたし」という感じのベタではあるけれども、語り出しと同じく男側の語りになってニヤリと笑える粋な工夫は良かったです。1点気になったのは、花を独り占めしていた偽母は褒められたもんじゃないけれど、勝手に持って行かれちゃ気分良くないのも分かるし、他人の子をさらって監禁するのはワルだけれども、あんな風に墜落させなくてもよかったかなぁと…オズの魔法使いの悪い魔女が消えてしまうみたいに、老化→風化→消滅くらいで済ませて欲しかった気がします。あの墜落が「やったぜ、いい気味!」というほどは憎めなかったので…[DVD(吹替)] 8点(2013-07-21 00:10:33)(良:1票)

6.  トータル・リコール(1990) 《ネタバレ》 演出がものすごくダサい! マンガよりひどい。シャロン・ストーンとの夫婦演技も、リコール社でのアクシデントも、バレてからの奥さんのベタな色仕掛けも、逃げ方も格闘も、とにかく何もかもひどい!! 人が体当たりしたくらいで割れるゲート。発砲したら穴が開く火星ドーム。火山からの大気噴出で、ものの数分で人間が生きられる火星に・・・ビックラ!! バカ映画ならバカ映画と分かるデザインがあるだろう。[映画館(字幕)] 3点(2012-04-02 20:23:37)(良:1票)

7.  トロン:レガシー 前作より洗練されたスーツや、ジェフを若返らせて二役で共演させる技術は素晴らしいと思うけど、CGのリアリティ追求はそっちだけにしてほしかった。バーチャルな世界にリアリティ追求をこだわり過ぎてしまうと映像はつまらない。せっかくの題材なのだからチープななかにカッコ良さが漂うCGワールドを繰り広げてくれた方が良かったと思う。10歳の息子は初期のCGにそれほど馴染みはないが、それでも「もっとCGCGしてる方がいい。全部リアルじゃ面白くない」と、私と同じ感想を発した。現代のCG技術がかなり発達したからと言っても、今でもゲームやネットの古い動画などでランクを少し落とした映像世界は馴染みがあるのだし、せめてたまにブロックノイズをあてるくらいの遊びがあっても良さそうなもの。せっかくの電脳世界なのに技術は向上しても創造性が陳腐で芸術的でない。ストーリーは期待せずとも、異世界を旅する気分は味わいたいのに、マンネリな映像ではドッチラケ。そして音楽がメリハリなく全編にしつこくウザイ。[DVD(吹替)] 3点(2011-10-11 00:01:54)

8.  トロイ(2004) 監督さん、超大金かけて現代の人々に何を思ってほしかったんですか? あんたは何を大切にして生きてんだ?[映画館(字幕)] 0点(2011-07-13 18:24:10)

9.  ドリームキャッチャー 《ネタバレ》 命をかけても爪楊枝が欲しいのか? っていう突っ込みどころを除けば、宇宙人が出てくるところまでは好きです。記憶違いかもしれないが、吹き替えだと「イースター・ゲイ」の謎はなくなってしまっていたような気がする。他人の頭を覗くとか、頭を乗っ取られるとか、パソコンやインターネット当たり前の時代だとハッカーの暗喩として観られるネタなはずなのに、こんなにスリルがなくて共感も出来ない演出はどういうものだろう。分裂する人格表現はなんだか失笑ものだし、記憶倉庫(パソコンのファイル置き場の暗喩?)とそこに侵入して追っかけてくる宇宙人(ハッカーの追撃の暗喩?)もお粗末で「これギャグ?」と観る姿勢に戸惑う。それに木の実を食べただけで惨事が展開されたのに、ラストはあんなもんで本当に大丈夫なんだろうか。[DVD(吹替)] 5点(2011-07-04 00:10:10)

10.  永遠に美しく・・・ メリル・ストリープがコメディ大根芝居を楽しんでるのが、たまらなく好きです。オープニングのメイク(あの付けまつげとか!)や音楽も好きです。『ディア・ハンター』とか『クレイマークレイマー』の、あのメリルですよ! 実は同監督のBTFよりも観た回数が多い。きっと、こっちの方が僕は好きなんでしょうね。鏡の前でバストやヒップがせり上がってくるシーンは、観ていて自分も若返れるような錯覚でちょっとワクワク嬉しくなったのも覚えてます(自分は女じゃないけど)。イザベラ・ロッセリーニが自分の年齢を問うて、メリルの返答にムッとするところもかなり好き。彼女のコメディ芝居はこれしか知らない(『トゥルー・ライズ』の奥さんを彼女でも観てみたかった)。子供にDVD見せたら喜んでたけど「あのおじさんダイハードの主人公だよ」と教えたら驚いてました。『アルマゲドン』での彼とかと見比べると、やっぱり同一の人間として簡単にイメージできないと思います。ゴールディー・ホーンのおデブシーンは彼女の提案だと何かで聞いた覚えがあるけど、みんな楽しんでますね。[映画館(字幕)] 8点(2011-06-11 01:35:20)

11.  トロン 有名なジェフ・ブリッジスが主人公かと思っていると、「この役者さん誰?」なブルース・ボックスライトナーさん演じるトロンが主人公のようだったり、話の筋はほとんど印象に残ってない。ただ、この映画が登場して数年後に一般用のパソコンでしょぼいCG画像とかアニメーションとか作れる時代が到来して、せっせとCG作りのお遊びをしていた頃、いかにモデリングをシンプルにしてCPUの負担を軽減しつつカッコいいオブジェを作るかっていうことが重要でした。その観点からシド・ミードのデザインしたバイクや戦車や空母など数々のデザインは「やっぱスゲーなー」と思うものでした。今じゃ超リアルなCGが飽きるほどジャラジャラと量産されてますが、チープな中にデザインセンスが問われる、こうした初期CGのワールドって、たまーにその世界に迷い込んでみたい味があると思います。この作品とか『バーチャル・ウォーズ』のCGって、夏の暑い時期に暗くした室内で観覧すると心地よい涼しさを感じて、なーんか好きです。[映画館(字幕)] 6点(2011-06-11 00:22:33)

12.  トゥルーマン・ショー 現実にあったら、放送できない場面がいっぱいあるはず。気味悪いお話でした。海の果ての場面も興ざめでした。悪趣味で下らない。こういうテーマなら、安易なオチに頼らず、もっとどっしりした語り口でシリアスなものを観てみたいと思いました。[映画館(字幕)] 4点(2011-05-20 13:40:39)

13.  遠い空の向こうに 《ネタバレ》 盗まれた展示物を不理解な頑固親父が作ってくれるところが感動のツボなのかと思いながら、そこにそれほど感動できずにいたのですが、その親父が息子に「お前のヒーローに会ったんだろう」と言った後、息子の返した言葉に目頭が熱くなりました。頑固で、息子に対し不理解に見えても、仕事熱心で人望もあり情や正義感もある人だと分かる場面がいくつかあるので、そんな親父さんと主人公の根っこが見つかって繋がる最高の場面だと思います。[DVD(吹替)] 8点(2011-01-23 01:46:08)(良:2票)

14.  トゥモロー・ワールド 《ネタバレ》 どのくらい前だったろう「環境ホルモン」とか話題になって、貝をはじめあらゆる生き物がメス化しているとかTVで言ってた記憶があります。今そんな話を全然聞かない。聞かなすぎるのがかえって不気味。遺伝子が「XYY」とか「XXX」となる「超男性」「超女性」の生まれる率も上がってるけど統計上は隠されているとか。そんなことが頭にあったので映画館に観に行ったけれど、赤ん坊が泣いて戦闘が止まるシーン以外、なにも見所がありませんでした。で、実際に赤ん坊が泣いたら戦闘が止むかなー???? 子供が生まれない世の中だと、そんなに大切にするのに、現実の戦場では無惨に子供が殺されてるし、赤子の泣き声で見つかったらみんな殺されてしまうから赤子を我が手で殺してしまうことだってある。そういう現実を思うと「子供がいなくならないと分からないわけ?」と皮肉な気持ちに。『セブン』では「こんな世に子供を作りたくない」みたいな話がありましたが、この映画の世界観こそ、まさにそうではないでしょうか。まず、そこまで赤ん坊が大事だとするなら、戦渦に巻き込まれてしまう状況にあること自体が「その世の中どういうバカぞろい???」と思います。「数が少ないから大事」なのは変だし、「大人だから大事じゃない」のも変だし、どんな極悪人だって最初は赤ん坊です。どう育つかが問題になるし「ケーンジくん、遊びましょう」とか言い出すようになったら結局肩すかしになるんだし。もしゾンビみたいな未来人だったら、それが増えていっても「人類の未来」「人類の希望」になるだろうか。第一人類の未来という視点からすれば、きっと最も撃ち殺しちゃまずいのは赤ん坊よりそれを誕生させるのに成功した親(大人)ですよね。ま、それでも戦闘シーンと赤ん坊は印象に残ってるけど、そこから尻すぼみで結局つまらなかったです。映画代損したなーと思って席を後にしたの覚えてます。[映画館(字幕)] 3点(2011-01-20 02:12:43)(良:1票)

15.  鳥(1963) 《ネタバレ》 今観ると、怖くもなく、ゆるーい感じですが、1963年というアナログ時代のまっただ中に、あれだけの数の鳥たちを意図通りに映像に仕上げた技術や知恵がすごいなと思いました。この作品に限らないことですが、CGなんて技術が映像制作に取り入れられるようになる何十年も前には、ガラスに描いた背景を実際のロケーションと重ねて撮影したそうで、その手描きの絵が全くそれと分からず本物の景色と馴染んでいることに驚きます。火事になった港町を上空から見下ろすショットなんて、画面のほとんどが絵で占められているカラクリを知って感動しちゃいました。ラストシーンの鳥の数も、当時の特撮技術でよくやりました! シナリオの段階では、あのラストシーンからあとに世界の惨状を見渡せるシークェンスがあったそうで、それを知ったら知ったで映像として見てみたくもなりますが、そこを見せずに終わりとしたこの作品のラストのムードって、よくよく考えたら「ゾンビ」のラストに受け継がれたんだなーと意外なことに気づきました。 男性の母親はなんだかすごく見覚えのある顔で、誰か気になり続けていたら「コクーン」や「ドライビング・ミス・デイジー」のオスカー女優ではないですか! それに「エイリアン」で死んじゃう方の女性も子役で出てる! とか、そんなところで楽しんじゃいました。[DVD(字幕)] 6点(2010-09-23 11:16:00)(良:1票)

16.  ドーン・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 ロメロのオリジナルがなくて、仕方なくこちらをレンタル。オリジナルは公開当時に映画館で観ている。オリジナルでは宇宙からの怪電波で死者が蘇っているという状況をテレビで説明している冒頭だったと思うが、こちらのリメイクは主人公が報道をことごとく聞き逃すという設定。でもその演出が全然盛り上がらない。少しずつ登場人物が増えていくが、「オリジナルの方がキャラが立ってたな」と感じながら見続ける。が、だんだんリメイクの方が人間の描写が良い感じに思えてきた。「ああ、今回の困ったチャンはこいつか」と思っていたデパートの守衛が、あまりにもお決まりなパターンに収まらなかったのも好印象だった。オリジナルの暴走族侵入がなくなったのも個人的には良かったと思う。映画が終わる頃には「なかなかのリメイクじゃないか」と満足。けれど、ラストの印象はやっぱり断然オリジナルが良いと思う。オリジナルの「そしてどうなるのさ・・・・」という心細さ儚さが、凄く良かったのだが、こちらのリメイクは行く先が決まっており、それに対して「もし○○だったら、どうするのさ?」という普通誰もが思う心配を、あっさりその通りやってくれて、「ほらね」ってだけの台無しなエンディングにしてくれました。島に着くまでをご丁寧に写し出すなら、せめて『キャリー』とか『エイリアン』みたいに一度ホッと解放させといてからビックリさせな。[DVD(吹替)] 6点(2010-08-30 05:28:46)

17.  トイ・ストーリー3 二度ほど館内に響く大声で笑ってしまいました(恥ずかしい)。妻は母親の心情で泣き、10歳の息子も全編楽しんでいました。成長段階に合わせておもちゃは変わるものだし、いらなくなったおもちゃをフリーマーケットなどで処分することもある我が家では、今回の話の成り行きには途中からちょっと不安でした。けれど、ちゃんと必要とされる所で大切に受け継がれてゆくラストにホッとしました。小さな子供だった頃のアンディの顔が1~2作目とすると違っていて、なぜ変える必要があったのか疑問。お母さんは1から毎回別人みたいに変わるし。気になったのはそれくらいかな。その分、ウッディが単身で遭遇する女の子のキャラがとても可愛いです。2から登場した元気な子犬が、だらけて太った中年犬になってるのも微笑ましかったです。いつもウッディに色っぽく絡んでいたステッキとドレスの陶器人形は手放されたのか割れたのか今回は降板。バービー人形のボーイフレンドとなるケンの歩き方が笑えるし、彼のギャグには子供には分からない大人向けのギャグもあって、ちょっとした驚きでした。パニック映画なみのクライマックスもなかなかでしたし、エンディングに流れるスペインバージョンのテーマソングもウケました。はやくDVDで再見したいです。3Dで見ましたが、とくに3Dの必要ないかも。[映画館(吹替)] 8点(2010-07-20 13:21:30)

18.  トイ・ストーリー 《ネタバレ》 当然のごとく子供向けの作品と言えるけれども、僕はこの物語はリストラにビクビクする大人の視点だとも思う。若い頃には夢も希望も大きかったが、現実を知り、自分の限界も知り、挫折する大人の物語。僕もバズのように堕ちてフテくされた時期があったし、ウッディのように他人に嫉妬したり脅威を感じたこともあるので、泣けて笑えて感動しました。悪ガキのシドがツボでした。レンズで焦がす時の表情スゴイ。[映画館(字幕)] 8点(2009-12-21 18:30:23)(良:1票)

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