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1. エリン・ブロコビッチ
《ネタバレ》 もし本作が完全なるフィクションだったとしたら、甘めに5点つけられるか迷うところ。サクセスストーリーなのにあまり痛快じゃないのが致命的。エリンが必死に子どもたちを育てて生きているシングルマザーというにはあまりにふてぶてしいし、客観的にみて人から敬遠されるような性格でありながら、それでも認められ、住民に支持され、成功していくというのは、あまり説得力がない。でもこのストーリーは誰がなんといおうと事実に基づいているわけだから、説得力もくそもないんだな。しつこいようだが、フィクションだったらご都合主義すぎて評価できないような話。雇用主や上司に暴言を吐き散らしたり、仕事でこれからパートナーになる人を貶めたりする女は全く格好良くないし、いい女でもない。これを観て、ジュリアロバーツだから様になっちゃう(ように見える)というまやかしに気づかず、影響受けちゃうイタい女性が増えていないか心配だ。映画の構成自体は確かにスマートなので、あとはエリンのキャラをどう捉えるかで評価がわかれる作品かと個人的には思う。[DVD(字幕)] 6点(2009-07-28 02:21:58)
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