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21. エアフォース・ワン これはないんじゃあないの? こういう映画が悪い意味で、ハリウッド的と言われるんですね。 「インデペンデンスデイ」の大統領もそうですが・・ 私はゲイリー・オールドマンがわりと好きなので、 かわいそうにまたこんな役ばっかなのねとため息。 [ビデオ(字幕)] 2点(2005-04-03 00:27:13)《改行有》 22. エイリアン 《ネタバレ》 「死霊のはらわた」などが見れるのに、 私はどうしてもこういうゲテモノはだめ。 でもまあ演出が面白く、引き締まった娯楽作になっています。 普遍的なSFホラーなのですが、エイリアンの見せ方がすごくうまい。 生理的に人間が嫌がる見せ方を持ってきましたね。 体内から肉を食い破り飛び出すエイリアンは夢に出てきそう・・ 何度見ても気持ち悪い登場の仕方、このシリーズは監督の腕試しの映画。 私的にはこの1は、ジョーズやターミネーターとよく似たホラー色の強い、 最初に観客をびびらせる映画と見ています。 6点(2005-03-01 05:44:59)《改行有》 23. エイリアン2/完全版 シリーズ中もっともファンの多いのがこれです。 あのお化け屋敷の怪物モノを、ここまで感動的に完成させました。 おそらくキャメロン監督の作品の中では1番の映画ではないでしょうか。 私は実はこの作品で泣いてしまいました。 ここまで人間は強くなれるのかと・・ めちゃ、シガニー・ウィーパーがかっこいいです。 ターミネーター2とかぶるのですが、好みはターミネーター2。 だけど向こうは複線が豪華に張られ脚本も有利。 エイリアンのなんと単純なこと。そしてそれをここまで引っ張る。 キャメロン監督の作品は、お金をかけるほどよい。 まさに大人のSF監督です。 スピルバーグ監督はまるで逆。そこが子供なのでしょうか・・ お金をかけられず無理難題があるほうが燃えて、 お金をかければそのセットを手に入れ満足しちゃうスピルバーグって・・ ただし私は困ったことに、子供監督の映画が好きなんですが・・ 見て面白いのはお金をかけたキャメロン映画なんですよね。8点(2005-03-01 05:43:59)《改行有》 24. エイリアン3 この作品は仕方ないでしょう。 見てて気の毒になるほどのヘボイ脚本。 あれだけうじゃうじゃ出てきてたエイリアンが1匹しか出てこない。 1ならいいんですが2のあとなんです。 いくらシガニー・ウィーパーが坊主になろうと、 見せようがないんです。 ただし私は、デビット・フィンチャーのカメラワークが好きです。 それだけのための映画です。 だってこれをキャメロンが撮ったら、どんなにつまらないだろうか。 まあお金をかけてないだろうと思われる本作。 フィンチャー監督かスピルバーグ監督かあるいはサム・ライミ監督。 このあたりの人でなければ、変わったことに燃えないのでは (って嫌だろうな) つまりはマニアックすぎる内容で、大衆の支持を得たエイリアンは もう後戻りできなくなってしまったのです。 細い洞窟のような道を猛スピードで走るエイリアン(それも1匹)の恐怖を、 カメラそのものをさかさまにして奇をてらった演出。 私はその演出に、笑うしかなかったのです。いやぁ拍手。 4点(2005-03-01 05:43:04)《改行有》 25. エンド・オブ・デイズ ガブリエル・バーンにつきますね。 シュワちゃん絡みで言うと、ターミネーター2かな。 やっぱり、敵キャラがうまい。 いっときバーンにはまっていました。 作品にメジャーなのが少なくて残念。 これはもっともメジャーなんじゃないかな? でも失敗作ですね。 教会の椅子がドミノ倒しになるシーンだけです。 4点(2005-02-25 07:10:53)《改行有》 26. L.A.コンフィデンシャル としかくおしゃれ。 今こういうレトロでセンスのいい映画って他にあるかな? ラストもすかっとするし、うんこの結末はこれでいいんだと納得させる 力があるのは脚本がよいんでしょうね。 セブンのエンディングとまるで違う刑事。 あと女優がかなり色っぽい。 難を言えばもう少しいらないシーンを削れたのではないか、長すぎる。 とにかくそれでも超豪華な布陣。 これはケビン・スペイシーで見たのですが、 ラッセル・クロウにびっくりしました。後半に絡むのが。 交渉人に出てきた人物ですが・・ オスカー俳優がたくさん出ていてお得な映画です。 DVDで買っても損はないと思う。 8点(2005-02-21 11:05:48)《改行有》 27. A.I. 《ネタバレ》 すじも結末も調べててわかってましたが、見終わった後素直に泣けたので自分でも驚いています。違う見方をしたからかも。(僕を本当の人間にして)というデビットの願いを自分自身として見られたのです。人間として生まれながら人間らしくあろうとしてる人間は、このデビットと特別変わらないのでは?と。 この映画はキューブリックへのオマージュが現れてて、その風刺と毒は生かされてる。もう作ることのない監督の映画なんですから、例え失敗作と言われても貴重な作品ではないでしょうか。深海の観覧車は(1941)で、妖精の像を壊し、 廃品回収の月とUFOは、(E.T.)と(未知との遭遇)ではないでしょうか?スピルバーグは次々と自分の作品を壊し、キューブリックに捧げたのでしょうか。キューブリックから渡されたストリーボードは1000枚を超え、シナリオは90ページに及びます。(できることならキューブリックに撮ってもらいたかった)らしいですが、 私もそう思います。ただし、キューブリックが撮って理解できた人がどれだけいたか・・それを思いスピルバーグに託したのでは・・キューブリック映画としてはわかりやすく甘い結末ですが、全体に未来版ピノキオの救われない映画ですから、これでよかったと思います。気に入ってるのは、最初の会議シーンとジゴロとの冒険、そして廃墟と化した寒い深海・・結構ラストの一日は好きです。これがないと問題作みたいに今話題にはなるでしょうが、あったほうが救われますし(最後の一日がある)というのは、キューブリックが託したのですから描写が甘かろうが変えちゃいけないと思います。 たった一日の大切さってすごくいい表現。2000年と1日が同じなんです。嘘っぽいとかロボットだからとか思いません。気に入った箇所があれば残るのが映画と思うから。そして、これは御伽噺なんだと。ジゴロジョーの(俺は生きた)と言うのもさりげなくいい。真剣に見ると寒々としたシーンあり、かわいいテディ(ママの髪の毛から泣いた)の演出、そして嫌いだったカミンスキーの映像もコレは良いし、ジョン・ウィリアムスの音楽も怖いくらい寒さが出てる・・キューブリックもこれなら文句言わないと思うのに(怖い)とは、スピルバーグ談。それはやはり、キューブリック作品にしようとして出来なかったから? 共作でいいんじゃあないの。これからこんな贅沢は二度と見れないのが残念ですね。9点(2004-04-04 13:21:41)《改行有》
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