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コメント数 206
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年齢 43歳

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  エイリアン2/完全版 《ネタバレ》 過去にこの作品の「劇場公開版」(と表現するべきなのでしょうか)に対してレビューを投稿したのですが、今回見直してみたのがこの「特別版」でした。従って特別版に今回投稿するこのレビューに関しては、過去に投稿した「劇場公開版」の修正レビューという位置づけにしたいと思います。 まずはこまごまとした不平めいたものを先に書いておきたいと思います。訳のわからないもの(エイリアンたち)にまともに対峙してようやくその「怖ろしさ」を思い知る海兵隊員たち、というその姿がたいへんリアルに感じられたのに対し、その「リアルさ」を、果たして「リアルであるから」というその理由のみによって無条件に評価して良いものかどうか、個人的には迷ってしまうところです。と言うのもこういう心理と言うのは、例えばイラクに駐留する米軍兵士たちにとっては、いまだに決して絵空事ではないであろうという連想も働くと同時に、「そもそもそういう状況に立ち至った『経緯』自体、検証が必要なのではないか」という点を見過ごしたままで、その「リアルさ」を受け入れて良いのかとも思ってしまうからです。 また(自分自身短絡的な考えだとは思うのですが)簡単に「核爆弾でやつらを一掃してしまおう」と作中人物が口に出してしまう点も、反射的に警戒心を抱いてしまいます。 とは言えそういう点を仮に考慮に入れたとしても、この作品が依然として大変な傑作であることには変わりないと思います。観客を物語に引きずり込むサスペンス性、エイリアンの造形の生々しさ、そして何より観客たちにも基地の中を歩き回らせているように感じさせる生々しい臨場感・・・全く非の打ち所のない面白さだと思います。 そして(既にこの作品のレビューページで取り上げている方もいらっしゃいますが)作中に存在する「女性(と言うか「母性」)の強さ」を感じさせる点が、今回見直してみて印象的だと感じました。それは何も主人公のリプリーだけではなく、個人的にあの「女王エイリアン」からも感じられたということも、告白しておきたいと思います。重ねて書いておくと、ラストのあのリプリーとエイリアンの一騎打ちシーンから、「母と母の闘い」とでも表現するしかない妙な迫力も感じました。[DVD(字幕)] 9点(2010-09-05 02:42:12)《改行有》

2.  A.I. 《ネタバレ》 このレビューを書いた時を最後にこの作品を見返すことはなかったのですが、映像表現が比較的きらびやかなのに対して作品全体に寂寥感が色濃く漂っていたという点が、良い意味でいつまでも印象に残り続け、「今ならもっといろいろ楽しめるのではないか」と思い、最近になって見返してみた次第です。そして結論から言うと、心底「見て良かった」と思えました。 今回見直してみて初めて感じたことですが、劇中で『ピノキオ』が重要なモチーフとして登場するのと同様、この作品そのものもどうやら一種の「おとぎ話」になぞらえて形作られているみたいだという点が、非常に印象的でした。それも「『愛』を主題にした、哀しいおとぎ話」として、です。 例えば人間が人間に対して持つ「愛」の場合、どうしてもそこにいろいろな夾雑物が混じる場合が多いと思います。それは必ずしも「欲」とか「打算」といったあからさまに悪い感情ばかりではなく、「遠慮」とか「行き違い」といった、ある意味「愛する故に不可避的に湧き出る感情」も含まれます。要するに愛に限らず、「何かを感じる時には分析不可能なくらいに様々な感情が入り混じる」からこそ、「生身の人間」なのではないかと思います。 それがこの作品の場合、「愛するために生まれてきた」と言っても過言ではないデイヴィッドという存在により、ストレートに「人を愛すること」という主題が胸に迫ってくると感じました。作中デイヴィッドが見せる、2000年を越えても消えることのない純化された「母への愛」は、まさに「おとぎ話」のようです。 そしてそのようなおとぎ話が、どうしてあれだけ哀しい寂しさをまとわなければならなかったのか・・・僕自身は、「イノセントに愛が満たされる」物語ではなく、むしろ「愛を渇望する物語」を描いてこそ、映画を見た後に観客に残るものはより確かなものになるのではないかと思います。いやそれが一般論として広げすぎなのであれば、少なくともこの作品に限っては、はっきりとそういう方向性を取って作られていると思いました。そしてこの作品のそういう「満たされない愛情から生まれる寂寥感」は、日々虐待やネグレクトといった「満たされなかった愛」にまつわる痛ましい事件が報道される現代において、より重い意味を持ってくるのではないかと思います。 そういう意味で僕自身は、この作品を「愛すべき作品」と捉えることにしました。そして告白すると、劇中最後の最後になるまでその「愛への渇望」を満たされることのなかったデイヴィッドの姿を思うと、なおさらこの作品は「愛されるべき作品だ」と(一観客として)思えます。 最後に一つ戯言を書かせてもらうと、このレビューを書いている途中で思いつきましたが、『A.I.』とは「愛」とも読めます。これ自体は単なる偶然でしかないでしょうが、しかしこの作品が「愛」という事柄を、哀しく美しく描き出している事だけは間違いないと思います。 [DVD(字幕)] 9点(2002-03-22 18:29:40)《改行有》

3.  エイリアン この前この映画を見返してみたのですが、これは本当に面白い、緊張感のある映画ですね。個人的には3までのエイリアンシリーズが好きなのですが、その中でもこの第一作は僕にとっては別格的存在です(一大アクション映画である2よりは、静寂をうまく使ったこの作品の方が個人的に好みです)。9点(2002-03-14 01:04:36)

4.  エイリアン2 前作と打って変わって本当に「戦争」ですね。僕の好みとしては、静寂をうまく使っている前作の方が好きなのですが、相変わらず雰囲気は濃厚だし、十分面白かったのでこの点数です。ビショップはカッコ良かった。8点(2002-04-05 00:30:31)

5.  エクソシスト ディレクターズカット版 僕は映画館で見たから良かったのでしょうか、メチャクチャ面白かったです(ちなみに「エクソシスト」を見たのは生涯通じてこれが初めてです)。テーマ的にも、根源的な「善と悪」の戦いが描かれていると僕は感じたのですが、考えすぎでしょうか?8点(2002-02-12 22:39:51)

6.  エイリアン3 個人的には、前作と比べてさらに閉塞的でダークなこの映画の雰囲気は好きです。あとで監督がデヴィッド・フィンチャーだと言うことを知ったのですが、この作品の雰囲気(とあのオープニング)を考えると、妙に納得してしまいます。7点(2002-07-29 23:19:57)

7.  エイリアン4 《ネタバレ》 最初に見た時はその余りの悪趣味さばかりに目が行って、思ったほど楽しめなかったのですが、今では「これはこれであっても良いのでは」と思い始めています。過去の三作と比べてこの4は個人的に物足りなかったのですが、恐らくそれはこの4においては、エイリアンの「未知性」といったものが欠けていると感じられたからです。第一作では、まさしく全くわけのわからない存在としてのエイリアンの不気味さがその恐怖感の中核であり、2や3ではややその恐怖感・不気味さが引っ込みましたが(ストーリーの中心が、2では「人間とエイリアンの戦争」、3では「人間ドラマとの絡みでのエイリアン」といったように、エイリアンという存在自体からはやや外れていたのでそれも当たり前なのですが)、エイリアンの存在自体はあくまで「わけのわからないもの」とされ、その未知性が温存されていました。しかしこの4においては、エイリアンからその未知性を(恐らく意図的に)削ぎ落とされ、研究対象として人間の手中に入れられます。しかし何よりエイリアンの未知性を奪った存在は、やはりこの作品における復活したリプリーでしょう。この作品に限っては、リプリーはエイリアン以上に「わけのわからない存在」となっています。その未知性は途中から出現するミュータント・エイリアンでさえ陰を薄くさせるほどです。個人的にはクローンを題材にしてやりたい放題している映画の内容にはやや付いて行けないところがあり、あまり好みではないのですが、前作とは内容で一線を画するという、このシリーズの美徳が現れているという点で、やはり「エイリアン」シリーズの一本だなと感じます。6点(2002-09-27 22:46:45)

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