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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  エベレスト 3D 《ネタバレ》 はじめて映画館でチラシを目撃した時の印象は「なんだか地味な映画そう」→「いや待てよ、3Dってことはクリフハンガーとかバーティカル・リミットみたいなハラハラドキドキの映像が?」→「きっとそうに違いない、公開されたら観に行こう!」というものでした。 で、そういうものを期待し過ぎた私が喜んだのは登山が始まってわりと最初の方だけでした。登山状況の過酷さはしっかり伝わってくる出来でしたが、その過酷さというのは「足場がおぼつかない高所のトラブル(あるにはある)」「いきなりクレバスにストーン」みたいなものではなく、「酸素がなくて体が動かない」「体が凍って動かない」というものがメイン。なので、わざわざ3Dで楽しむというほどの映画ではなかったかな〜と。 でもエピソードは印象的なものがありました。郵便配達員のエピソードは、よくある試合を止めようとしているセコンドに「戦わせてくれ」と言うボクサーの話ぽい匂いがありますが、経済と時間と体力と精神あらゆるものを注ぎ込んで、目の前にある頂上を諦めるのが如何に困難なことであるかがよーく伝わってきました。彼には登り切らねばならない目的があって、それを達した場面は嬉しかったけれど、結局のところ他人の命を振り回す結果に。ギャンブルで「勝っていたのに〜!」「いっぱい注ぎ込んだのに〜!」「あともう少しでツキが戻ってくるはず」と引き際を決められないのにも似てるなーなんて思いました。 他の人が助けられて下山していくのに、倒れて動けない自分は置いていかれてしまうジョシュ・ブローリンの場面もきっと忘れられないと思います。 その後、普通の映画だったら「うそやろ〜」と突っ込みたくなりそうなことが。それが事実なのだからアンビリーバボー![映画館(吹替)] 6点(2015-11-10 20:07:29)《改行有》

2.  エンド・オブ・ホワイトハウス 《ネタバレ》 ジェラードもアーロンも男らしく頼りになる感じでいいですが、一番印象に残ったのは「自分の墓に、戦わずして死んだと書かれたくない」と言っていたオバサンでしたし、観終わってそれ以外なんにも残りませんでした。大量に無意味に簡単に人が死ぬばかりで内容的に緊張感や感動が無いです。[DVD(吹替)] 3点(2014-03-01 19:38:38)(良:1票)

3.  エリジウム 《ネタバレ》 二作続けてSF設定で実社会の風刺。ビジュアルもしっかりしてて、この監督さんは次どんなもの作ってくれるか楽しみだなと思うようになりました。『コンタクト』で健気な人物を演じたフォスターとフィクトナーが、この映画では悪い奴同士で絡みましたね。フィクトナーのワルはけっこう観てきた感があるので、ジョディーがどんだけ憎たらしいイヤな女を演じるか楽しみにしていたのですが、思ったほどパワフルでなくて、ちょっと残念。あの世界をフォスターとフィクトナーたった2人の悪企みだけで思い通りに変えられちゃう社会システムの仕組みがイマイチ理解出来ませんでした。脆すぎでしょう。でもこの監督さんの映画のメカとかシールドとかの描写は好きです。[DVD(吹替)] 6点(2014-02-26 01:26:50)

4.  エイリアン4 《ネタバレ》 「けっこういいの作ってる若手がいるよ~」な監督にチャレンジをさせるエイリアン・シリーズ。4人目のチャレンジャーは『デリカテッセン』のお方。後頭部ブチ抜かれても、ためるためる「え、なに⁇」演技にハイハイハイ。エイリアンはただの猛牛やワニやサメにしか見えず、宇宙はなんだか嘘っぽく小じんまりして広さがなく、完全にこのシリーズが死んだことを確信出来た。3作目で既にそう思ったが「次回は」の期待もする。2度続けてつまらなかったら、やはりオシマイでしょう。しかも監督ごとに世界観が変わり過ぎ。ふと思えば「007」シリーズって、ずっと続けられてスゴイんだなと思いました。エイリアンは一作目では「何この奇妙な生物は?!」というオドロキが見た目からも生態からも溢れてましたが、シリーズ化してもその驚きは持続しませんもんね。[映画館(字幕)] 1点(2014-01-01 02:55:07)

5.  エンド・オブ・ザ・ワールド(2012) 《ネタバレ》 地味ですが、なんというか妙にリアリティが感じられました。どこにも逃げようのない最後の時に、終末を描く映画によくある暴動やパニックが人間の主流であるか…おそらくはもっと静かにとても平常なのかもしれない。そういう「意外にそうかも」な雰囲気がとても良いです。「もう仕事行かない」な人もいっぱいいるでしょうが、おそらくは終末だからこそ自分の仕事の意義に目覚め直し、世の人々のために、あるいは自分の存在意義のために働き続ける人も、きっといるだろうな…という部分が極々普通に描かれています。飛行機、テレビ放送、警察…。クソまじめ警察が誰のためにもならない正義を行って人の大切な時間を奪ってしまう場面や、最後のテレビ放送のキャスターの言葉が印象的でした。浜辺のシーンはとても良かったなぁ! 地球が終わることを告げるラジオ放送で始まったあと、軽くブラックにクスリと笑えるノリでリードしながら、じわじわと人生の時間と質を考えさせてくれる映画でした。ラストも好きですし、バート・バカラックの曲もじ~ん。[DVD(吹替)] 8点(2013-09-12 22:27:18)(良:1票)

6.  エレベーター(2011) 《ネタバレ》 エレベーターのドア開いた状態で、いつまでも動き出さない。乗り込む人間を観客に一度に紹介しようとして、かなり不自然な出だし。閉所恐怖症の男はあまりにわざとらしいキャラだて。緊急停止ボタンを押したことをたしなめるインターホンの声の不自然。心臓発作で倒れた人間に誰一人心臓マッサージも人工呼吸もしない。ディテールの荒っぽさで、この映画の安っぽさがスケスケという感じです。[DVD(吹替)] 3点(2013-06-03 22:11:24)(良:1票)

7.  エルム街の悪夢(1984) 《ネタバレ》 ホラーやスプラッターにそれほど興味がないのですが、これをはじめて観たときはとても新鮮なものを観た驚きがありました。「どうせ夢なんでしょ。夢でどう死ぬわけ」みたいな気分を持って観ていたのですが、シーツから出てきた時の映像は今でも記憶に残っているほどインパクトを感じました。それと、ドバーと部屋を満たしていく大量の血は『シャイニング』を思い出しもしたけれど、そういうことよりも、なんとも奇妙な「美しさ」を感じてしまいました。廊下を引きずった血の道も「きれいだ」と思いました。フレディのツメも。この作品は美術的に引き込まれるものがありました。[ビデオ(字幕)] 6点(2012-06-03 00:02:26)

8.  エクスペリメント(2010) 《ネタバレ》 オリジナルの『es』を見たので全面書き直します。『es』という出来の良い作品がありながら、どうすればここまで劣化した作品になるのか、ひどく呆れてしまいました。オリジナル未見で5点にしてましたが、オリジナルを見た後はとても5点なんてあげられません。芸能文化に対する犯罪にも思えるので3点まで下げさせてもらいます。オリジナルは実験者側もきちんと描かれ、実験中止が遅れたいきさつも説明されている上に、そこもきちんとヤバイ話を盛り上げています。なのに、このリメイクは実験が中止されないわけがさっぱり不明で、実験者はただのバカサイコぽいし、実験者の姿を出さないことが不気味さを盛り上げるでもなく『インシテミル』級にチャチ。登場人物も、多数の人物をそれなりにきちんと描き分けていたオリジナルに比べ、この作品は主要二人のキャラにしか気が入ってないし浅い。クライマックスも、オリジナルは主人公の彼女や留守していた実験主催者が実験施設へ集結していくハラハラ感や、本物じゃない銃が十分に危険なしろものだと分かるくだりなど、上手に盛り上げているのに、こちらの作品はまるで工夫がない。看守役が簡単に出入りできる部屋に全員の私物が収納されているなんて設定も、実験エリアに無造作に刃物があるような描写もオリジナルにはない(これらの環境設定がアホらしさを助長)。ズボンはいて手錠でつながれるのと、下丸出しの素っ裸で手錠でつながれるのでは心理的に大違い。ハリウッドは海外のオリジナルを駄作に作り直して世に広めるのが好きなんですかねー。リメイクするとなれば「俺ならもっと面白く出来るぜ!」みたいな意気込みあってのことでないとやる意味がないはずだが、どうしてここまで劣化させられるのか、ハリウッドそのものが劣化してるとしか思えない。[DVD(吹替)] 3点(2012-01-16 13:42:34)(良:2票)

9.  エイリアン/ディレクターズ・カット 《ネタバレ》 エイリアンの『卵』からフェイスハガーが出てきて、そのフェイスハガーがチェストバスターを潜伏させる為の宿主として「獲物をがんじがらめにした『繭』」が用意されてると考えてらっしゃる方もいるようですね。『2』のせいで、そっちを先に体験した人の中には、そういう受け止め方の人もいるんでしょう。でも僕の受け止め方は違います。エイリアンに狩られた生物(ブレットと船長)は、なにか不思議な作用の物質(体液)を注入されて、全身の肉が次第に卵に変化していくのだろうと受け止めました。ブレットと船長は、あの後、完全に卵の形になって、その肉の一部はフェイスハガーになる予定だったってこと(お尻を上にした方が効率イイと思うけど・・・って冗談も、肛門がパカッと四つに開くと思ったらコワイ)。最初に発見した宇宙船に卵が一杯並んでたけど、あれはきっと宇宙船の搭乗員たちだったんじゃないかなぁ(整然と並んで冬眠中に卵にされたとか)。ただ、効率悪そうだけどね。エイリアン1体誕生するのに卵用の生物1体とチェストバスター潜伏用の1体の計2体の生物を必要とするのだから。けれど、あの卵がどうやってできるのかって設定は、『2』でのクィーン・エイリアンとかよりも、捕らえた生物の肉を卵に変化させちゃうって方が、よっぽどキモくて不可解で残酷で怖いと思っとります(酸の血の持ち主に相応しい不思議生態じゃありませんか)。昔ショウジョウバエかなにかの昆虫の生態についてのTV番組で知ったのだけど、さなぎの時期にその中身は細胞を維持するのではなくドロドロの液状に溶けちゃうんだとか。そして新たに成虫用に細胞を構築し直す作業が行われてるんだそうだ。それって独立した生命体だったミトコンドリアが他の生命体に乗っ取られたのと同じように、もともと芋虫で完成形だった生命体が何かに乗っ取られ遺伝子組み替えられて、羽のある別生命体になってるのかもしれないじゃん??? 足の数も口の構造もまるで変わるんだよ~!! そういうことが現実に地球上の生命体であってることを思えば、他生物の肉を再構築して自種の卵に変化させちゃうって生態もアリだと思えます。積み上げた緊迫感のリズムを失速させるとかでカットされたらしいけど、あのシーン込みで初公開されてたら、『2』のクィーンなんてできなかったのに・・・(『2』も好きだけど、クィーンだけは興醒めだったんですよね、急に凡庸な昆虫に思えて)。[DVD(字幕)] 10点(2011-09-23 04:58:00)(良:1票)

10.  F/X 引き裂かれたトリック 《ネタバレ》 ブライアン・ブラウンもブライアン・デネヒーも、いい味した役者さん。伸びていく役者さんと期待してたけど、イマイチ作品に恵まれないですね。デネヒーを情報面で補佐する眼鏡の女性もスゴく印象に残ってます。終わり方が好きです。続編は駄作。[ビデオ(字幕)] 7点(2011-08-27 13:24:31)

11.  エクソシスト ディレクターズカット版 初公開版を劇場で観たのが小学4年生の時だったと思う。しばらくベッドが怖かったなー。映画の虜になるきっかけでした。「今じゃもう古い」と見向きもしてなかったんですが、未公開シーンを加えたディレクターカット版ということでDVDレンタルして部屋を暗くしてプロジェクターで小4の息子と鑑賞。『リング』だって『キャリー』だって『ポルターガイスト』だって最後まで観れちゃった息子だから大丈夫と思ってたら、首が回転したところでギブアップ。そのまま息子は2度と観ようとしません。この差はいったい何だろうと思うのですが、全体を包むムードがやっぱりかなり現実感(日常感)が強いうえに、何かしらその日常感に暗くのしかかる言い得ぬムード(空気感)が「ただの映画」と思わせきれない力を持っているような気がします。だらだらテンポのようだけど病院での検査のシーンだとか、パーティーでのお漏らしとか、非常に現実的な退屈日常テンポの中でみせる「どうもヤバいね」感・・・そこに気がつけば絡んでいる神父と警察という「ただならぬ状況」こういう何気ない部分が、実はものすごい隠し味になってたりするのかもしれない。[DVD(吹替)] 8点(2011-06-11 02:30:16)

12.  エスケープ・フロム・L.A. 《ネタバレ》 「from N.Y」のテーマ曲が好きで、この作品でも同じ曲がリニューアルで聴けて、オープニングでは嬉しくてニンマリしてました。でもハングライダーのシーンで、この映画を劇場で金払って観ることにした自分がスゴくバカで間抜けに思えて切なくなりました。[映画館(字幕)] 2点(2011-01-20 03:16:51)(笑:1票)

13.  エスター 《ネタバレ》 エスター役の子はまだ13歳とか。演技スゴいなー! 顔立ちもいい雰囲気持ってるし、大人顔になった時の特殊メイクもスゴく自然でした。映画が持ってる雰囲気は『ゆりかごを揺らす手』や『危険な情事』を思い出す感じ。久々に「映画を見た~!」て感じで楽しめました。もっと話題になってもいいような気がします。僕はレンタル屋で見つけるまでこの映画の存在を知りませんでした。夫がいつまでたってもノーテンキなのが、あまりにわざとらしいし、クライマックスに入ってエスターをきちんと後始末しないで逃げ出すあたり、このテの映画のお決まり技で「まだ何かあるぞ」と分かり過ぎで減点ですが、それでもシラケはしませんでした。奥さん役にもう少し存在感が欲しかったかなー。それほど出番の無いシスターやセラピストの方が印象強いのは、いかがなものかと・・・。奥さん役をも少し選び抜いたら10点満点の強力映画になったと思います。[DVD(吹替)] 9点(2010-11-28 22:08:27)

14.  エイリアン2/完全版 《ネタバレ》 公開時に劇場で観た時はまだ特撮技術にCGはなかった。そんななか見せられたあの貨物運搬ロボに「おお、ここまで表現できればガンダム実写版も近いか?」と感動。実はあのロボ、ウェイトリフティングの選手がロボット着ぐるみしてリプリーを抱えながら動いてるのだとか。大群で押し寄せるエイリアンも実は7体くらいしか制作されてないらしいのに、作品を見るとすごい数いるように感じられる。いろいろ巧いなと思います。止められない爆発までの間に逃げ切らなきゃいけないという設定も、そこから無事脱出したあとにもう一山待機しているのも、1作目の焼き直しなのに、つまらなく感じさせないのも凄いと思います。一作目は自分の命だけ考えればいいクライマックスだったけど、本作では生き残りの背景に「家族」の絆がかかっている。しかも、それぞれにエイリアンによって1度は家族との絆を断ち切られ孤独になったもの同士。その辺りの感情的背景がプラスされて、確執のあるアンドロイド(全く別体ではあるけど)との仲直りも加わったことで、あんなに頑に拒んだエイリアン退治のナビゲーション役を受けたことの価値もしっかり回収。めでたしめでたし! ニュートの叫び方が、ひどくざーとらしいので1点減点。[DVD(吹替)] 8点(2010-09-23 15:46:58)(良:1票)

15.  A.I. 《ネタバレ》 何の前ふりもなく終盤突然にUFOがやってくる。いくらSFだからって、これってストーリーテリングのタブーでしょ。オープニングで遠い未来の誰もいなくなった地球にUFOがやって来て、少年ロボットを発見するところからスタートすればいいんとちゃう? 宇宙人、存在感がウソっぽすぎ。[映画館(字幕)] 2点(2009-12-17 20:50:43)(笑:1票)

16.  エイリアン3 《ネタバレ》 むかしむかし、ハリウッドのあるところにチャールトン・ヘストンという俳優がおったそうな。ヘストンさんはお猿さんたちとお芝居した映画が大当たりした後、その続編に呼ばれました。当たれば二番煎じでもお金儲けしたい鬼たちに抵抗すべく、続編に出る代わりに二度と続きが作れないように自分とお話の舞台を吹っ飛ばしましたとさ。ところが・・・その後もお猿の星のお話は続きました。鬼たちはしぶといのです! さて、時を変えてハリウッドのあるところにシガニー・ウィーバーという俳優がおったそうな。シガニーは「そりゃ、あたしはエイリアンのおかげで出世したけど、いつまでもこのイメージに縛られて振り回されたくないのよね」と思ったかどうかは定かでないが、ヘストンさんと同じように全てを終わらせようとしたのじゃろうか? しかし、ヘストンさんと違って、テクノロジーが発達した時代のシガニーさんは死んでも死にきれないのじゃった。なんで死にきれないのかは、4を観てのお楽しみお楽しみ~![映画館(字幕)] 1点(2009-12-15 18:33:26)(笑:3票)

17.  エイリアン 芋虫の背中が割れて全く違う形のサナギに取って代わったのを目の当たりに見た時、物凄いものを見たと思ったけど、ダン・オバノンも自然界や昆虫などの不思議な生態に触発されてこの映画のアイディアを思いついたんじゃないかなと思ってます。そのエイリアンのデザインを手がけたギーガーを起用したのがスコット監督らしいけど、この映画を観た人の何割があの宇宙人の頭がでっかいオティンティンだということを知っているだろう。製作段階では「頭おかしいんじゃないか」みたいな周囲の反応の中、監督はギーガーのデザインを強く買っていたそうです。ストーリー展開も、公開前は「もっと早めに見せ場を作れ」という上の反応だったそうで、それはあの名作「猿の惑星」でも同じことがあったそうです。でも、どちらの映画も「はいはい、ではそうします」とはならずに、長く引っ張っておいて突然たたみかける演出を断行した結果、大ヒットしました。スコット監督は当時まだそれほど有名ではなかったけれども、それだけに作品にかける感性と決断力はスゴいと思います。そしてスコット監督を起用したウォルター・ヒルも偉いと思います。冒険する勇気を持った人たちが集まらないと、こういう映画は作れないのだろうなと思います。 クライマックスで「幸運のお星様・・・」と祈るシガーニーのセリフは彼女自身が提案したというのも拍手。ただ当たり役をもらったのではなく、自分が預かった役を最高に演ずる努力もあったから、彼女はこの作品で成功者になったのだと思います。[映画館(字幕)] 10点(2009-12-14 18:19:53)(良:2票)

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