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1. 25時(2002)
刑務所に入る前、一日だけ自由が与えられる。その一日を追った映画なのだが、ドラマチックなストーリー展開があるわけではなく、誰かが彼のために悲しんでくれるわけでもなく、淡々と一日が過ぎていく。その淡々とした描き方がたまらなく良かった。まるで私自身がこの男と一日を過ごしているかのように感じた。そして一日が過ぎ、辛い現実がラストシーンに凝縮される。[DVD(字幕)] 7点(2006-04-22 10:12:15)
2. ニューヨークの恋人(2001)
恋愛喜劇として、ごく平凡な仕上がり。メグが彼に惹かれていく課程にもう一ひねり何か欲しかったところ。良かったのはスティングの歌かな。5点(2004-07-04 15:30:54)
3. 21グラム
複数の人間の、それも過去や現在の場面が入り組んで登場するので、最初のうち何が何だかよく分からなかった。(こんな複雑な構成をとって、どんな効果をねらったのだろうか。)全体的には生と死について描かれているような気もしたが、いったい何を描きたかったのか分からない映画で、ただ後味の悪さだけが残った。3点(2005-02-09 22:06:27)
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