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プロフィール |
コメント数 |
1395 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
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1. 熱砂の秘密
《ネタバレ》 「フッ、オリジナルを超えたリメイクなんてありえないよな~『猿の惑星』然り『太陽がいっぱい』然り『サイコ』然り…」なんて悟った風なコトを仰るそこのアナタ!そんな御仁に是非とも御覧頂きたいのが本作!!1926年の「帝国ホテル」(監督:モーリッツ・スティラー、主演:ポーラ・ネグリ)のリメイクですが、ハッキリ断言しましょう!「オリジナルをぶっちぎりまくって面白過ぎるぅ~!これこそオリジナルを超えたリメイクだぁぁぁぁぁぁ~!!!」と。開巻、乗員が戦死した一台の戦車が砂漠を迷走する場面から最早アナタの眼は画面に釘付けになること請け合い。ワイルダー&チャールズ・ブラケットの冴え渡る話術にあれよあれよと引き込まれ気づいたらエンド・クレジットと正に息をもつかせぬジェット・ローラー・コースター的な怒涛の95分を堪能なさるでしょう。伏線に次ぐ伏線、全く先を読ませぬスリル&サスペンス!異論はお有りでしょうが個人的にはワイルダーの最高傑作だと初見の感激以来思い続けております。紅一点ムーシュ役のアン・バクスターがチト弱い気もしないではないですが、そこはソレ、強烈無比な男優陣がカヴァーして余りあるモノがあるので無問題!MVPは何と言ってもエルウィン・ロンメル元帥を演じた怪優エリッヒ・フォン・シュトロハイム!!”砂漠の狐”の異名を取る鬼将軍の凄みをスクリーン上で彼ほど見事に演じた俳優は以後も皆無。次いで主役のブランブル(ポール)を演じたフランチョット・トーン!イヤ実に渋い、渋過ぎる~!!美男俳優が演じていたら台無しになるところでした。脚を引きずる仕種も実~に芸コマです。そうそう、青年ドイツ将校シュヴェグラー役のペーター・ファン・アイクも精悍でカッコ良かったですねぇ。彼がドアからドアへと主人公を追い詰めるクライマックスの興奮と言ったらモウ…!!ホテルの親父に扮したエイキム・タミロフの御人好しでヘタレなコミカルさも絶妙のスパイスとして随所に効いていましたっけ。おっと忘れちゃいけない、”ヘタレ”と云えばイタリア軍wのセバスティアーノ将軍を演じたフォーチュニオ・ボナノヴァ!!何かと云えばすぐに朗々と歌い出すラテン丸出しの滑稽さはイイ味出しまくり。いやぁキャスティングも完璧ッス!当然ながら文句ナシの10点満点以外ないっしょ? それでは最後にもう一度、「これこそオリジナルを超えたリメイクだぁぁぁぁぁぁ~!!!」 10点(2003-10-29 02:46:25)(良:1票)
2. 眠れぬ夜のために
《ネタバレ》 お耽美”オレのワイフ色っぽいだろ?”監督ロジェ・ヴァディムの珍しい悪役演技を観るならコレを措いて他にはナイ!他にもクローネンバーグやらP・マザースキーやらジョナサン・デミやら出まくってるので探してみるのも一興。内容は可成りショボいけど一応サスペンスでごんす。ミシェル・ファイファーもゴールドブラムもあんまり好きじゃないので5点でごんす。5点(2003-09-07 03:57:44)
3. ネバーエンディング・ストーリー
ペーターゼンに激しく失望した1作。エンデの原作を映像化するならもうちょっと何とかならなかったのか?クリーチャーもどれもこれもテーマパークの機械仕掛けみたいで正に”子供騙し”。アイドルを起用した軟派な主題歌も原作の神秘性を著しくスポイルして不愉快。いくらお子様向けでもコノ出来じゃあ5点が関の山。この人ホントに「U・ボート」を監督したの?アレはブーフハイムの原作のお陰だった…のか??5点(2003-07-16 02:38:03)
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