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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. オープン・ウォーター 《ネタバレ》 シチュエーションだけで後は創作って何が実話が元だっていう話だが、実話が映画化されたってことは生還するに違いないという印象を視聴者に与えるためだとしたらまあアリ。「興行の神様」スピルバーグが撮ったのがエンターテイメントなジョーズだとすると対極にあるリアリティ追求作品がこれ。確かに現実の状況だとしたらそりゃ海中もはっきりは見えんし、スリルのあるBGMもならんし、都合いいタイミングでサメに襲われたり救われたりするイベントも起こらないし、海上でラブラブもせんだろう。普通は波の音の中に何事もなく漂い続け・・・カップルならああいう喧嘩をするよなあw。作り上げられたホラーに飽き飽きしてきた人にはお勧めのスリラー。7点だが、こんなTVを含め使い古された題材ながらジョーズの2番煎じには終わらないオリジナリティで+1点。あ、もちろん作品としてはジョーズのほうが一枚も二枚も上手ですよ。[DVD(字幕)] 8点(2011-06-06 23:52:40) 2. オー・ブラザー! カントリー版「トップガン」。ありがちな大恐慌時代のクライムロードムービーだが、センスのあるサウンドトラックで飽きさせない。「これは名作!」という類ではないが、たとえストーリーは忘れても映像や音楽は印象に残る作品である。[DVD(字幕)] 7点(2011-06-02 17:39:20) 3. 男と女の不都合な真実 下ネタ系ラブコメの傑作。メリーに首ったけを見て以来この手のジャンルは好きで、しかしキャメロン・ディアスやジム・キャリー辺りの安定してる俳優の作品以外はことごとくB級が多いのもこのジャンル。いや~久々にいいのきました。ラブアクチュアリーを横綱、メリーと恋するための3つのルールを大関で別格としても、ベガスの恋に勝つルール、クリスティーナの好きなコトやガールネクストドア辺りと並ぶ三役だねコレは。まあ横綱以外は俺が勝手に贔屓してるだけの八百長だから万人にはお勧めできんけど。1つ言えるのはこのジャンルが好きな人にはかなりお勧めの1本[地上波(字幕)] 7点(2011-05-27 18:25:49)(良:1票) 4. 俺たちは天使じゃない(1989) 佳作ではあるが原作が古いからかどうも小奇麗に纏まりすぎていてやはり古臭さは否めない。コメディとして盛り上げるか、スリラーとして盛り上げるか、一つ盛り上がり所が欲しかったところ。今のハリウッドならもっとドンパチやるんだろうか。まあ主演の2人は相変わらずいい味出してます[DVD(字幕)] 6点(2009-12-11 18:59:01) 5. 奥さまは魔女(2005) ノーラ・エフロンのラブコメディはこの都会的な明るさと軽さが好きだ。決して細部まで作りこまれた作品ではないがテンポの良い演出が爽快。出演陣も楽しんでいるのがわかる。シャーリー・マクレーン最近頑張ってるね[DVD(字幕)] 7点(2006-05-15 16:01:57) 6. 俺たちニュースキャスター いくらなんでもはちゃけすぎじゃあ…昔の映画ならこれでもいいけど。いかにも「笑ってください」という作り、それ自体は悪くないがこれだけ面白くないと痛々しい。[DVD(字幕)] 3点(2006-05-01 17:25:22) 7. オーシャンズ12 なんて幼稚なストーリー、こういうの「名探偵コナン」で見たことあるぞ。アホらしすぎてこれじゃあどうしようもない[DVD(字幕)] 3点(2005-12-05 22:26:32) 8. オーシャンズ11 ミッション The Job。無名俳優だけで作られた映画なら絶賛されてただろうなあ。よくもまあこれだけ集めたという豪華キャスト、肩透かしだったというのも納得はできる。確かに迫力ゼロ、緊張感ゼロ、絶体絶命の危機ゼロ、それ以前に危機感ゼロと内容は薄い。それでも十分に面白かったので高得点はつける。この肩透かし感はスティングに通じる物がある。あれほどの名作じゃないけどね。「カジノ」を見た直後なのでどうにも全体的に登場人物がチャラチャラしすぎている感は否めないが、たまにはドンパチの無いクライム映画も良い。[DVD(字幕)] 8点(2005-11-25 07:41:59) 9. お熱いのがお好き コメディと思って油断して見だすといきなりドンパチシーン。そして棺桶から流れ出る液体を見て「禁酒法の話かよマフィア映画みたいな展開だな」と思い出す。それもそのはず。カポネのパロディキャラが登場し、聖バレンタインの虐殺なんてハードな物までネタにしてしまう。この時点でこの作品の方向性がわかった。今の何でもネタに持っていこうとするおバカ系コメディの走り。かといって今の同類映画のように下品ではなくスタイリッシュに洗練されている。あまりに狙い過ぎたジョークにネタフリの時点で笑いが吹き出す。バレンタインのパーティと聞いた瞬間爆笑してしまった。おバカ系映画・マフィア映画好きにとっては文句のつけようがない名作。[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-22 11:59:41) 10. 狼たちの午後 《ネタバレ》 次第に犯人に同情的になっていく人質達や、犯人を熱狂的に支持する野次馬たちがいかにも権力に卑屈に反発するこの頃の低俗な社会イデオロギーを醸し出す実話に基づいた映画。飛行機を要求し海外へ逃亡しようとする点でよど号事件と被るが、この事件では犯人の片方を強行に射殺、もう片方には重刑が課せられた。この強行さはよど号事件をまんまと成功させ日本人連続拉致事件の足場を作ったり、浅間山荘事件で犯人を生かしておいたばかりに「超法規的措置」を許しその後の日本赤軍テロに結果として加担した日本警察も見習うべきところがある。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-24 21:07:30) 11. 王子と乞食(1977) 原作はハックルベリー・フィンやトム・ソーヤーを書いたアメリカ児童文学の大作家マーク・トウェインの名作。アーネスト・ボーグナインはじめチャールトン・へストン、ジョージ・C・スコット、レックス・ハリソンらアカデミー賞俳優が揃った異様に豪華な「脇役」陣には驚いた。このキャストを見る限りかなり気合の入ったエンターテイメント大作だったんだろうが、どうでもいい些細な原因に起因する理不尽な本格格闘がやたら多く、どうも一昔前の大作風で安っぽさ(B級臭)を作ってしまっている。が、やはり原作が名作なだけあってストーリーラインは素晴らしいし、当時の英国の雰囲気などよく描かれた社会派ドラマの範疇の映画にはなっている。いかにもアメリカ人的な、王室・貴族文化をはじめとする英国に対する皮肉がキモ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-14 06:04:17)
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