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21. 大いなる勇者 世俗を離れ、孤高に生きる主人公ジェレマイア・ジョンソンをヒゲもじゃで演じるロバート・レッドフォードの静かな演技が心に染みる佳作。アンドリュー・キャラハンによる雄大なロッキーの景観が素晴らしく、シドニー・ポラック監督の意図的に派手さを避けた詩情溢れる演出も見事。ジョン・ミリアスが共同脚本に名を連ね、実にイイ仕事をしている。8点(2003-02-01 01:58:57) 22. 汚名 当時のハリウッドが敷いたコード(キスは3秒以内!)を逆手に取り、ケーリー・グラントとイングリッド・バーグマンに延々2分以上も濃厚なキスシーンを演じさせたヒッチコックの演出マジックを存分に堪能出来る稀有な映画として…7点!!でも、ハッキリ言って見せ場はソコだけ(^^)。どうやって撮ったか?ソイツは観てのお楽しみ♪7点(2003-01-28 03:58:25) 23. オールウェイズ ”永遠の少年”スピルバーグが恋愛モノとは似合わないにも程がある。下手だねぇ!恋愛感情描くのが…。老醜のヘプバーンを付き合わせるセンスも頂けない。最後は矢張りファンタジーへ逃避(^^)。何だかナァ…。5点(2003-01-22 02:59:54) 24. オペラハット ゲーリー・クーパーって、こういう純朴な青年役やらせたら天下一品だったよナァ…!逆に言えば、善人役以外はロクに演れなかったんだけど(^^)。ジーン・アーサーも若い!「シェーン」が最後の輝きだったんだが、コレは全盛期の貫禄。キャプラ二つ目のオスカー監督賞受賞作(この2年後に「我が家の楽園」で三度目!)で正に絶好調デス。8点(2003-01-01 11:56:41) 25. オーケストラの少女 こんなに世の中甘くはない、かもしれないが…。矢張りコレはディアナ・ダービンの可憐な歌声と世界的指揮者レオポルト・ストコフスキーのタクトを用いない独特の指揮ぶりとフィラデルフィア・オーケストラを一遍にまとめて観ることが出来る!超お得な音楽映画として鑑賞したい。ヘンリー・コスターの優しさに満ちた演出もグー。少女の父親を演じたアドルフ・マンジューは1920~30年代を代表する名優。8点(2003-01-01 00:42:30) 26. オーメン(1976) 多分オカルト映画ブームに便乗して企画されたのだと思うが、他の有象無象のクズオカルト作品と一線を画すことが出来たのは、何よりデビッド・セルツァーの脚本の秀抜さとリチャード・ドナーの堅実な演出に負う所が大きい。無論オスカー(作曲賞)の功労者ジェリー・ゴールドスミスの終末感に満ち、不安感を煽るスコアも相当に貢献しているが。ちょっと悪魔側に有利にコトが運び過ぎていて、結局人間側はベビーシッターを殺す程度の反撃しか出来ないのが、虚々実々の手に汗握る攻防にまで辿り着いておらず、もう一つ盛り上がりに欠ける結果となっている。7点(2002-12-31 23:51:13)
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