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1. オーロラの彼方へ
《ネタバレ》 単なる感動モノではなく、見ていて飽きさせる事の無いサスペンス的な要素も強く、時空を超えた父と息子の深い絆がやがて運命を変える奇跡を生むという物語に、私自身何度見ても胸がハラハラドキドキし涙がボロボロ出ます。運命を変えても次から次へと家族に危険が及んでしまう。しかし、父と息子は決して諦めず、互いに無線を通し励まし助け合う姿がとても感動的でした。特にラストのみんな笑顔で野球をしているシーンなんかは最高です。 10点(2003-12-29 05:01:49)
2. 狼よさらば
《ネタバレ》 主人公の取る行動によって街の人々が自警主義に目覚め、本来犯罪者であるはずの主人公がいつのまにかヒーロー扱いされるというところが見ていていろいろ考えさせられました。確かに主人公がしていることは英雄的行為なのかもしれませんが、何事も行き過ぎはいけませんし、どんな理由があっても人の命を奪うことには変わりありませんからね。これ以上街の人たちの自警主義を行き過ぎたものにしないために、犯人逮捕の信念を曲げてまで街から出て行って欲しいと、警部が主人公に取引を持ちかけるシーンは見ていて、警部の気持ちを考えると胸が痛みました。そしてその想いとは裏腹にあくまでも次の街でも自分の正義を貫く意志を垣間見せる主人公のあの態度にも複雑な気持ちにさせられました。7点(2003-09-15 14:35:53)
3. オールド・ルーキー
《ネタバレ》 野球に全く興味がないのですが、私は見て良かったと思いました。いかにも「感動させるぞ」っという映画はあまり見ないのですが、現在の心境的にこういう映画が欲していたので、若干甘口かもしれませんが、いつのまにか夢をあきらめかけていた主人公が、生徒・家族・町の人々などいろんな人たちの後押しで、夢に向かってもう一度発起するというベタなお話でも感動してしまいました。なかでも主人公とその父親の関係は自分とダブる部分がありました。周りの人たちが主人公にプロへの道を薦めるのに対し、父親だけが「夢を追う前に、男としての責任を果たせ」と厳しいアドバイスをする当たりは、自分の息子とその家族のことをちゃんと気にかけているからこそ言える言葉だなぁと思いました。8点(2003-08-22 01:17:27)
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