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1. オープン・ウォーター
《ネタバレ》 「実話に基づいたフィクション」なんですね…。
実話ってきいたから、どっちかは助かると思い込んで観てしまったではないスか。そしたら、ラストにびっくりするのは当然じゃないスか。ズルイ…。
内容は、実話と銘打っていなかったら、映画としてはもたなかったでしょう。
実話だからこそ、怖い。ドキュメントに近いホラー作品だと思いました。
サメが、ホラー映画のようにぐわっと襲ってくるのではなく、周りを泳ぎながら、獲物が弱るのを待っているのが、怖い。
突っついてみたり、少し齧ってみたり。抵抗する力があるのかどうか、様子見をしているところが、非常にリアルでいやらしい。
ドキュメント風なので、主役の二人が映画的に派手なパフォーマンスをできるわけがなく、ただただ海の上を漂うしかなく、つらい状況。その状況を延々と見せられるのですが、なにしろ「実話」なので、主役たちのつらさを共有するしかなく。
まったくエンターテイメント性はない。ないからこそ、伝わってくるつらさと恐怖。
しかし、いい加減なダイビングツアーのガイド達とか、実際に大勢いそうですよね。適当な仕事しかしないアルバイトさんとか。
そんな人たちに命を預けるような遊びをするのは、嫌だなぁ…と、心底思いましたよ。
ひしひしと感じる海の恐怖。
ワタシは、一生、ダイビングはしません。この作品にかけて誓います。[DVD(字幕)] 4点(2012-11-01 16:21:37)《改行有》
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