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1. オペラ座の怪人(2004)
ミュージカルは苦手意識があって、サウンドオブミュージックぐらいしか見たことなかったんですが、コマーシャルでよく見る「あれ」はどんな話なのか知りたくて見ました。確かに音楽ばっかりなので、ストーリーを追うのは大変でした。ので、原作を読んでみました。で、2回目を見ましたが、これは見事!!原作の意向をちゃんとくんで、しかも巧みに練られてる。(人間くさい部分かなりカットされています・・・)歌詞はちゃんと聞いてないといけないですね。確かに日本語字幕だけでは背景や心情をを的確に捕らえにくいなあと感じました。あと、ジェラルド・バトラー、歌手ではないけど声の質はとてもいいですね。ロンドンキャストのCDと比べても、ファントム向きのように思いました。目もドラキュラ役を引き受けたことがあるだけあって、印象的です。「オペラ座の怪人」を映画化したものはいくつかありますが、これ以上良いものは望めないんじゃないかと思います。(-2点は、純粋にストーリーを追いたい人向けには作られていないいうことで引いときます。)[DVD(字幕)] 8点(2005-11-16 10:52:32)
2. オペラ座の怪人(1989)
《ネタバレ》 比較するためにみました。この映画は、原作のファントムの人間臭さと残虐性をより強調したホラームービー。殺した相手の皮を剥いで自分の顔に移植したり、カルロッタを見舞う悲劇が全く違っていたり、ファントムの顔の秘密があいまいだったり、主要人物たちの運命などは、原作の意向とはかなりずれているので、別のものと思ってみたほうがいいと思います。エルム街の悪夢ファンの向きかも知れません。[ビデオ(字幕)] 1点(2005-11-16 11:22:12)
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