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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  オペラの怪人(1943) 《ネタバレ》 なかなか面白かったです。 この時代の作品でカラーが観られたのはよかった。 「オペラ座の怪人」を見てみようかなと思い、 その前に古いオペラの怪人のほうも観てみようと。 よく似た題名が何本かあるのでややこしくとりあえずこれが古いのと、 クロード・レインズが出ているということでまだ馴染みがあるかなと・・ この俳優さんは「アラビアのロレンス」が引退作ですが、 「スミス都へ行く」のスミスを裏切る根は善人のペイン役でした。 パッケージにクロード・レインズの・・と書かれてあったので、 ファントム怪人=レインズということがまるわかり・・(爆) でもこの作品はどうやらホラーの棚にありましたが、 人間ドラマに重点を置いておりサスペンスも楽しめよくできていました。 観客に想像させる余裕を持ちながら、 ラストに真実のあいまいさでほっとさせる手法はうまいです。 そう、真実は観客が見たままかもしれないし、 俳優たちが話した言葉かもしれないと想像すると、 ちょっと見方を変えれば「シャイニング」のような哀しいような怖さがある。 この真実の取りようの曖昧さで、 恋愛映画にもなるし親子愛ドラマにも描けるのです。 最初大きな勘違いをしてしまい、 これは高嶺の花を一途に思うストーカー亡霊のドラマだ、 なんて哀れでこっけいなモンスター・・ ち・・違うんでした。 これは読めなかったです。 色んな見方ができる映画なので、 筋やラストがわかっても何回か観られると思います。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-04 15:35:58)《改行有》

2.  オズの魔法使 《ネタバレ》  総天然色という感じ! 借りたDVDのは何回目かの手を施されており、 デジタル処理ステレオとなり(これがあとから色をつけたのか)と疑うほど、 肌色も自然になりびっくりしますが花などを見ると絵本の世界のようでエポック。 作った色という点では最近のSFによくある青黒い銀残しという技術もありますが、 私はファンタジーはちょっとくどい絵本色のほうが好きなようです。 たとえば「E.T.」のあのちょっと人工的な絵本色は「A.I.」より素敵だと思う。 ファンタジー映画に現実さはあまり必要ではないと思ったりしますよ。 魔王に会いに行く場面でも見ほれます。 馬の色が行進するたびに紫や赤や黄色に変わるのです。 お花畑のシーンはさすがに鮮やかすぎてひきましたが(爆) 全体的にはもうおもちゃ箱をひっくり返したような色で、 ドロシーが夢から醒めたとたんにまたもとのセピアに変わります。 夢の中のお別れシーンでは感動してしまい泣けてきました。 魔王がそれぞれカカシ、ライオン、ブリキの人形に言葉とシルシを贈り、 これで冒険が終わるのかお別れなんだという寂しさと、 贈られたものより実は本当はみんな持っているのに気づかないもの・・ 心や知恵や勇気は実は持ってるのに気づかない。 これはいつまでも冒険する気持ちを忘れないでっていう映画なのかもしれないなんて・・ 感動していたら夢から醒めるドロシーの周りを見てさらに感動しちゃいました。 だって周りで心配して集まったのはカカシ、ブリキの人形、ライオンじゃあないですか。 あわてて終わったあとまた冒頭から見返しました。 最初に出てきた配役は全部夢の中で姿を変えていたのでした。 ここでまた感動して泣いちゃいました・・ この作品、大人が観るべき映画なのかもしれません。 「千と千尋の神隠し」を思い出しました。 田舎を離れて暮らしている人とか観たらあったかい気持ちになるかもしれません。 なくしたものを見つけることができるかも・・ それは夢を見ること、夢を観ていたころを、そして忙しくはない毎日だったころ・・ [DVD(字幕)] 8点(2005-10-22 12:55:28)《改行有》

3.  オペラハット 《ネタバレ》 まんま「スミス都へ行く」とよく似ていますがこちらが先のようで・・ 題名がこちらは、 MR. DEEDS GOES TO TOWNで、オペラハットが邦題。 MR. SMITH GOES TO WASHINGTONで、スミス都へ行くが邦題。 日本語のタイトルどうにかならないのでしょうか・・ 別に同じ監督作なのだからよく似た作品も作りますよ~ この原題のタイトルのほうが逆によかったかも・・ どちらかというと恋愛の方に的を絞った見方がいいかもしれません。 J・アーサーは両作品ともよかったけどスミスのほうが好きだなぁ(理想像) G・クーパーは若いですね~(「昼下がりの情事」しか観たことがなかったので) でもこのキャラがあまり合いませんでした。 固いというかなじめない・・ 田舎から出てきたという風には見えないんです。 茶目っ気の演出はされてるのですが固いかなぁ・・ ふたりが夜中に故郷や音楽の話をするところはよかったです。 裁判のシーンはひいてしまいました。 キャプラ監督は共産主義なんだろうか(対するスミスは民主主義への風刺か) こちらは風刺よりもほんとにそうなんだろうと思いました(苦笑) 先にどちらを観るかも問題かもしれませんが、 でもやっぱりよく似すぎているから比べてしまいます。 あと、元からお金にも余裕のある主人公だから欲もないという、 中流以上の暮らしが共感できなかったです。 田舎の素朴な大切さというのは伝わりました。 格言みたいなのはあれは何かの本で読んだことがありました。 [DVD(字幕)] 6点(2005-10-22 12:19:25)《改行有》

4.  オーメン2/ダミアン 《ネタバレ》 1があまり面白くなかったので期待したんですが・・ 観てみると1のほうが俳優がよかったのとオカルト色が強くまだよかった・・ ところでこの作品ってそんなに古い映画ではないのですが、 車のシーンは合成なんでしょうか・・ 窓の外の景色が合成みたいな感じに見えて仕方なかったので、 え~??50年代の映画ですかぁ?とびっくりしてしまいました。 あと1のときも思ったのですがセットだとわかるような場面が多すぎます。 最近の映画はもちろんセットも多いけれどわからなく技術でカバーしている。 でもこれは同時期のエクソシストなどのホラー映画と比べるとわかるのが多い。 特に冒頭の遺跡シーンなど(1では特典でセットだと言ってました)わかるって・・ 惨殺シーンも1のほうがよかったかな。 演出に品がありません。殺しのシーンだけ近代的なのはいただけない。 それでもエクソシスト2よりは点がいいのは家族の中でのダミアンがあるから。 ママまでああなってしまっては3はどうなるのでしょうか?? 3も私は観ないといけないのかなぁ(と飽きてきたのですが) どうしてもわからないところがあるのですよ。 それは2だと思っていたけど違ってたから・・ そのシーンとは・・車か馬車が男をはねて首が転がる(たぶん) で、ダミアンは黒いスーツを着てて笑っている。 それと空に666の字が浮かぶんですがこのシーンってなんなんでしょう。 もしかしたら借りたDVDにはない特別版とかノーカット版なのかなぁ?? 今回は1で出てきた黒い犬はほとんど出てこず、 黒いカラスが頻繁に現れてまるで「鳥」のっようですが、 私は最初から鳥でもよかったなぁと思うくらいです。 山犬という字幕が出るたびに怖くなくなるのです。 悪魔の化身ということで犬は実際に聖書に出てきたとしても、 犬・・怖くないからなぁ(苦笑) まあこの映画で最高によいのは音楽ですよ(1でもそうでしたが) 観たことがない人でも気になる音楽ですね。 [DVD(字幕)] 4点(2005-09-11 11:28:46)《改行有》

5.  オーメン(1976) 《ネタバレ》 オーメンは心理的に怖いだろうと思っていたのですが、 「サスペリア」と同じようなガックリ感でした。 魔女ではないのですが犬が活躍してその犬と人間から出来た子供というのが、 どうも違和感があり全然怖くはなかったのです。 犬は最初から出てきますのでわかりますし、同じ犬ネタでしたら「遊星からの物体X」の方が優秀。 殺人シーンもどうというものではなく、特に発掘現場での殺人シーンは(あ、人形)とわかる。 あれならばガラスに血ノリだけ流れて死体は映さない方がいい。 そうして肝心なダミアンなのですがかわいすぎる・・ 私がイメージしていたのはもっと無表情な悪魔の子なのでもしかしたら2の方がそれがあるかも。 怖さで言えば主役よりも犬を連れてた従女!あれの方が怖い。 けど「キャリー」や「サスペリア2」の母には及ばない・・ 一番怖いなぁと思ったのが心霊写真(予言写真)を撮る記者。 こいつの立場で見ていたらマジに怖いと思いました。 だってなぜ写真を撮り続けるかといえば、自分の未来が写っていたからなんですよ。 そりゃあ怖いでしょうに・・ 神父さまの最期のシーンがよく撮れていました。 反キリスト映画と言うふれこみだったので違う期待もしてしまいました。 もしかしたら政治的な歴史大作ホラーかもしれないと・・ そんなたいそうなものではなかったんですね。 それと有名なホラーゆえ観る前から十字軍の亡霊や黒ミサを勝手に想像してました(苦笑) 演出としてはダミアンが三輪車でグルグル回るシーンですがこれもよい。 でもこのシーンは「シャイニング」そのものですよね。 あと主役のグレゴリー・ペックは山崎務(外人を日本人に例えるのがクセ)似で渋くてよいです。 この映画でもっとも良かったのは音楽です。 昔グレゴリー・チャットに凝ってて聴いていたんですが、 あれは車でひとり聞くとものすごい怖いんでやめました。 教会音楽って静寂と迫力があり落ち着くし怖くもなる。 効果音で言うと、「JAWS」のような音使いをしてて特典でも言ってました。 (JAWSのような音楽を作ってくれ)と頼まれて作ったとか・・ このころはすごい勢いのある映画が多かったんですね~! [DVD(字幕)] 6点(2005-08-20 12:12:40)《改行有》

6.  泳ぐひと 《ネタバレ》 ストレイトストーリー」の逆であり、「市民ケーン」のラストでもあります・・ そしてシリアスなのに暗くも取れない。 コミカルな異質さはあるのに重い。 やはり変な映画でした・・ ただ・・この時代のと考えれば本当に斬新ですよ。 カメラワークも幻想的でホラーみたいだし。 最初に主人公が登場するプールから昔の我が家までの道のりは、 普通のロードムービーとは考え方を逆にしないといけません。 我が家の現実に近づくにつれ泳ぐプールの環境も変わります。 だんだんわかってきます。 泳ぎ続ける主人公を面白く見ていたのですが、 オチが読めるくらいになると(あと何件泳ぐんだ?)と嫌な気持ちに。 でもいつの間にか観ている自分もプールの住民たちと同じように、 結末を期待してしまいます。 (勘違い男!)と心で唱えながら・・ それぞれ出会う人との会話からこの主人公の過去や近況が・・ この現実から逃げ帰ってきたときの現実は・・ 「スケアクロウ」的でもありますが、あれは相棒という救いがあり感動できました。 そして「市民ケーン」もどちらかというと人生のロードムービー的な作りで、 この映画のラストの朽ち果てた我が家のさびた柵はオマージュかと思わせます。 だが・・泳ぐ人はその失くしてしまったものの哀愁があまり感じられません。 おそらくは破産したいきさつや家族もないがしろにしてきた(たぶん仕事で)男の、 当然の報いとしか受け取れないのです。 しかしそれを引いてもこの発想と脚本、重いテーマを逆に突き放して描く演出・・! 私は残念ながら後味の悪さや重さも残らなかったのですが、 人生を比喩した作品でこういう変な描き方もあるんだなぁと感心しました。 音楽がまた変なんで(大袈裟で主役の体育会的なキャラとは違和感)そこがまたいい。 リメイクするならトム・ハンクス(笑)もうちょっとコミカルに仕上げられそう。 [DVD(字幕)] 6点(2005-08-10 12:25:40)《改行有》

7.  黄金(1948) 《ネタバレ》  あらすじを読んでいただくと想像できるのですがだいたい観てても先は読めます。 この話からよくここまで描いたものだと感心します。 映画なんてのは小説ではありませんから難しく考えないでいいのです。 単純な発想から展開していけばいいお手本、想像力はそれからです。 特に気に入ったところはハンフリーボガート役の恐ろしく面白いうまさ。 この俳優さんを観たのが初めてなので比べる人といったら・・ アラン・アーキンという俳優がいるんですが彼を思い出しました。 ヒーロー役と悪人役を使い分けられるボガートなのですが(カサブランカは有名) この役はもう最高に汚くだらしなく本能で生きている浮浪者のおかしさがあります。 まったくの悪い人でもないので真剣に悩むところは笑えます。 頭がいいのか悪いのかわからない(お金に細かい)ボガートを中心に話が進み、 (でもノミネートすらされていないのはおかしいですよ) 真面目な(まともな)相棒と老人との3人で金塊探しの旅に出ます。 老人役もまたすごく個性的でこのウォルター・ヒューストンという俳優さんは、 監督のジョン・ヒューストンの父なんですね!顔が似てるから監督かと勘違い・・ ちなみに監督は「天地創造」でノアの箱舟のノアをやってます。 単純なのに難しい、それに違和感はありません。 なぜならその難しさとは誰もがその立場に立てば選ばなければならない難しさであり、 誰の立場が一番正統で間違ってはいないなんてのはありません。 それがロードプレイングのようでもあり普遍的な冒険モノの面白さです。 3人が同じ事を考えている場面もあり観客から見るとおかしくてたまらない。 単純でいて設定が面白いそして考えさせられる観客も参加できるドラマ。 全て意味のあるように周到に作られている。 最初の「同じ民族同士恵んでくだせぇ」から始まって、最後の意味のなかった麻布まで。 あの金を包んであった麻布からサボテンが育っているのですが、 この意味がわからないのです。 「天地創造」のヒューストンですから何か意味があるとは思うのですが・・ こういう絵心と創造性のある映画は残りますね。 観られた方で理解できて意味のわかる方いらっしゃるでしょうか・・?? [DVD(字幕)] 9点(2005-08-10 11:32:33)《改行有》

8.  オスカーとルシンダ 《ネタバレ》 かなり魅力のあるあらすじですが・・ 全く面白くなかったのです。 主演がレイフ・ファインズ&ケイト・ブランシェットですよ~! このふたりは(好きな俳優)にも紹介しています。 ふたりの演技も空回りする脚本・・ 見ててわかりにくいわ、感情移入できないわで。 正直最初パッケージの説明を見て、「おしゃれ泥棒」のような、 あるいはルパン三世のようなコミカルな恋愛モノを期待したんですが・・ あとまた、映像が最悪。 ガラスの教会ですよ。 こんなに美しくない撮影ってあるのだろうか?? 全体に青暗く(爆)とてもセンスがない。 青暗い映像といってもその魅力はあるわけで、 最近ほとんどの監督がこの手法を取り入れていますが、 青暗いのは赤を引き立たせるためというのと、 リアルな映像として見せたいからだと思うんですが・・ まったくこの映画の色は見にくい。 やはり一般評価が今イチだったのがよくわかりました。 レイフ・ファインズ・・赤毛似合わない~! 小室哲也入っているし・・ ケイトも地味で日本人顔です。 ふたりがミスキャストというよりこの映画に出たことがミスです。 でも好きなんでこの役の印象を消すために(笑) シンドラーのリストでも久しぶりにまた見たくなってきた。 [ビデオ(字幕)] 3点(2005-07-24 12:25:18)《改行有》

9.  おしゃれ泥棒 《ネタバレ》 この映画は期待どおりに面白かったです。 「アラビアのロレンス」でピーター・オトゥイールに注目して、 これは史劇でないし気軽に見られそうと借りました。 私がヘップバーンの映画をよく見る人ならすでに見ていたはずで、 少女漫画のお姫様役というイメージのある彼女の映画を、 敬遠し見ていなかったのです。コレは正解だな。 DVD購入予定決定。 先にヘップバーンのことについてですが、 この映画のファッションはあまり好きじゃないんです。 ジバンシーの古いタイプよりオールディズしてた別の映画のほうが・・ あと髪型もあまり・・ちょっと老けて見えちゃう。 演技はコミカルでクールでよかったですよ。 さてピーターのほうですが、この人は完璧な男前じゃないですね。 そこがますますファンになりました。 妙に微妙に面白い顔をするし、本当に芸達者です。 ルパンと富士子そう、ルパン三世そっくりなふたり。 偽者コピー美術品を作る父の彫刻が博物館に飾られて、 父にしてみれば信じられてる自分のコピー作が嬉しいものの、 保険がかけられ鑑定にかけられるとばれる。 そこで娘のオードリーが都合よく、絵画を盗もうとしたピーターをおどし、 彫像を盗ませると・・ ギブ&テイクなわけなのですが、実はピーターの仕事は本当は・・? 博物館の彫刻を盗む計画はふたりの共謀で、 今の映画よりずっと面白くわくわくしますよ。 その彫像の上には最新の防犯システムが・・ 頭を使って先を読む最近のサスペンスと違い、 子供のように手品を見る気持ちで楽しめるんですよ。 ルパン三世そっくりというのがわかります。 あと、このふたりだけじゃなく、金持ちの婚約者も出てきます。 隠し扉のある部屋の作りやら、博物館のロッカーやらもう面白すぎです。 スパイものが好きなんですよね。 しかもSFのスパイものは苦手ですが、こういうこじゃれたのはいい。 上品、コミカル、ベタベタしてない、後味もよい。 満点をつけたかったのですが・・ なんで指紋気にしないんだあ~!?そんな細かい・・ いいえ、最初額縁の指紋を気にしてたじゃあないですか(苦笑 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-04-03 00:59:35)《改行有》

10.  オーシャン・オブ・ファイヤー ヴィゴ・モーテンセンが最高に「ロード・オブ・ザ・リング」で、 王の帰還のアラゴルンとして人気&知名度があった去年。 その予告を見ていたのでこの砂漠のレースは面白いと期待していました。 が・・レースしろよっ!! 馬が走り砂塵が舞うシーンは見せ場ですが、そこだけ・・ そこ以外はもう人間ドラマばかりでたいくつでした。 人間ドラマも嫌いではないのですが、あの予告を見ると期待してしまう。 後半の助けた男に助けられるお決まりでも情のあるエピソード、 それとびっくりしたのが、オマー・シャリフが出ていたこと。 これくらいですね。 オマー・シャリフは、「アラビアのロレンス」で、 アリ役をやっていました。まさかこんなところ?で遭遇するとは・・ 役が逆転して(苦笑)王子役で風格がありました。 ああ・・アラビアのロレンスなんて見てしまうと、 もうこのての冒険モノは見れないですね。 いやいや、いくら本当にあった話でも、砂漠がきれいじゃないです。 現地で撮ったとスタッフが言っても、なんかやはり現代的です。 そして仕方ないかな、アラブ人も現代的に見えてしまう。 時代考証は古いのに・・ ならばもうちょっとわくわくする映像を撮ってほしかったです。 [DVD(字幕)] 4点(2005-04-03 00:21:46)《改行有》

11.  俺たちに明日はない これはもう古典でしよう。 テレビでしか見たことがないのですが、時代はともかく とても面白い作品です。 よく似た映画ではトゥールーロマンスがあるのですが、 やはり刹那感やそのラストのショッキングさはこの映画が上。 犯人側の楽しさで見てしまうとわなにはまって、 後味の悪さを堪能できます。 6点(2005-03-01 05:34:38)《改行有》

12.  オーシャンズ11 まるで日本のテレビドラマのハングマンみたいだ・・ これなら、リターナーのほうがパクリでも面白かったな。 都合よくさわやかすぎ。俳優揃えすぎ。ユージュアルサスペクツや、 交渉人も俳優多かったけど、これは娯楽で見せるために出してるだけ。 アンディ・ガルシアが全くの役不足だし、ジュリア・ロバーツはいらない。 ジョージ・クルーニとブラピを中心にして、 あとを曲者俳優で固めた方が面白いと思うんだけどなぁ・・ 真面目なオースティン・パワーズゴールドって感じだ・・ 4点(2005-02-25 07:06:44)《改行有》

13.  オーロラの彼方へ 《ネタバレ》 不思議な不思議な映画です。わかりにくくて二回見ました。 30年の時間を越えて、父息子が無線で会話する。同じ時間に 同じ机の無線機で、遭遇したオーロラという科学現象により 再会する・・父はすでに他界したはず。最初、 (バックドラフト)のような火災事故画面から始まり、30年前の その家の様子が描かれ父は消防士、息子は野球選手を夢見る 自転車にまだ乗れない子供と知る。この父子の再会に一瞬 ぞっとしましたが、自然現象で結ばれた時空を超えた SFと理解してゆくと時間は早かった。もう、号泣でした。 こういう系はほんとに弱い!80年代のスピルバーグ映画と 勘違いしめちゃくちゃ泣きましたよ。カメラアングルも、 回る子供の自転車階段と、流れ続けるピアノとともに浸りました。 なんていいかわいらしい映画だと満足し、確認すると まだ半分しかたってない。悪いことに鑑賞を途中で中断。 そこからなんと、ゼメキスのバック・トゥ・ザ・フューチャー に変わっている??パパに危険を告げパパの命が延命。 写真によみがえるパパ。けど今度はママが消えている。 死んだことになってるパパが生き、予定が変わってしまう。 それからサスペンスが始まりますが、テンポもよくうそのように リアルなのは、舞台風にお互い無線で会話する簡単で説明的に 運んでゆくからか。面白かった・・オーロラが消える時間までに ことを終わらないと・・ってほんとほんと、ラストのパパの 時空を超えたともいえる登場には、ほんとにゼメキスだと。 すごく良い映画だった。でもでも、アンブリン融合ではないか? それはある意味うれしかったけど、このふたつの泣かせ系と 漫画的サスペンスはくっつけるのはどうかと・・ 分けて二つにしても良かったし、ほんとのことを言えば、 前半の泣かせ系がツボだったので、パパには最後に現れてほしくなかったり・・複雑。 しかし、コメディもアンブリン的でしたね。 Yahoo!の使い方が面白い。でもぱくってルト思っても腹たたない のは、すごく良い題材だからでしょうね。8点(2004-03-03 21:20:30)《改行有》

14.  狼たちの午後 この映画を観たあと、なんか後味が悪かった。空港のシーンだ。(セブン)で、ブラピが逮捕されるシーンを思い出した。そして、(交渉人)を観たあと、この映画を思い出した。(ソード・フィッシュ)を観、まだ語ってるか?と思った。今見たら古さは感じるが、小気味よい展開は活劇のよう。いまだファンの多い、いろんな作品にパクられている、愛する映画。ジョン・カザールが、パチーノの相棒役で出てましたが、ゴットファーザーでもおなじみでしたね。 9点(2003-12-07 11:50:02)

15.  オールウェイズ 《ネタバレ》 劇場でリアルタイムに観ました。最近またふと見たくなり、DVDを買いました。当時、共感できなかった(どうにもならないものの答え)死という現実を乗り越えていく力は、死者となっても召されない現実。生きてるものは、立ち直ろう忘れようとする苦悩。この難しいテーマとは、今見てみると当時と感動の涙を流すシーンが違う自分がそこにいる。ヘップバーンも当時は違和感を感じたのに、自分が大人になれたのかよい味だと思う。劇場で感動したのは、恋愛モノと見てて、残されたホリー・ハンターの目で観ていたのかも。今回は、それぞれの思いで観た。特に、ドレイファス。ラストのあっさりとした終わり方が、スピルバーグらしくはないなとも思うけど・・と、今回久々に見て、ドレイファスが本当の天国へ起つシーンを見たいくらい、かわいそうな気がしたんだけど。愛する人を幸せにしてやることが、彼の心残りだったのだから、これでめでたしでいいでしょうね。これ以上やると、またスピルバーグが・・と批判を受けそうですから。 この80-90年代のスピルバーグはいいです。 わざわざ飛行機を古いものにして、ノスタルジーを出したらしいですが、ほんとに心が洗われる懐かしさでした。 劇場で観た感じと違ったので、途中から環境を変えると感情移入が出来ました。暗い部屋で、ヘッドホンをかけ、大音量で観賞しました。ヘッドホンは環境、変わります。10点(2003-11-30 04:23:52)《改行有》

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