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プロフィール |
コメント数 |
49 |
性別 |
男性 |
年齢 |
37歳 |
自己紹介 |
得点の付け方は他の人より甘いと思う。厳しい目で観るのもいいと思うが、プラスプラスで、いいなぁと思えるシーンを探しながら観る方が楽しいので、そういう風に観ている。 |
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1. 巴里の女性
《ネタバレ》 映像の雰囲気からして、他のチャップリン作品と違うのに驚いた。パーティの場面でさえ陰がある。映像の見事さは他の方が指摘されているので割愛するが、ナイフでえぐり出すような心理描写がすごい。ジャンが母親に「結婚しない」と言うのを立ち聞きしたマリーの後ろ姿にしびれた。台詞も色も、表情さえ見えなくてもこんな表現ができる、と言うのに衝撃を受けた。STING大好きさんの言われる通り、後期作品群への布石たる作品。それにしても、ここまでのものとは思わなかった。チャップリン最後の作品となった音楽も素晴らしい。 追記:劇場公開されたものを観た。レンタルのVHSの映像はかなりひどかったが、今回のものは映像がだいぶきれいになった。表情の演技が堪能できる。そして改めて思うのは、エドナ・パーヴィアンスをはじめとした俳優陣の名演。10点(2003-11-23 15:32:57)(良:1票)
2. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
なんだか、「敵」が変われば今の世界情勢にそっくり。人間って進歩しないもんですね。 ピーター・セラーズの3役は凄かった。最後まで分かりませんでした。最後の、「総統、歩けます」って言うのは、ライムライトをパロったように思えたのですが、どうでしょう?それから、あの懐中時計、多分「皆殺し装置」のスイッチじゃないですか? かなりシュールで、ところどころ笑えて、ちっとも飽きませんでした。もう終わり?という感じで。戦闘シーンのカメラワークは、素直にかっこいいと思えました。ほんとなら10点ですが、ちょっと恐くなったのでマイナス1。9点(2003-03-29 11:51:00)
3. パッション(2004)
《ネタバレ》 グロテスクさはそのまま群集(無実の人間を殺せといった人々)の醜さが表れているのだと思った。娯楽性もなく、一般の受難劇のような小奇麗さもなく、ひたすら続く拷問は、人間ここまで酷くなれるのだ、と見せつけられているよう。一方で必死にイエスを愛するマリア。その姿を見て一瞬気の毒そうにする兵士。無理しているようにしか見えない十字架上の祈りや、最後の最後で神を恨むような発言(エリ、エリ、ラマ・アザブタニというやつ)をするキリストも含めて、人間臭い人間が描かれていた。ただハリウッド風な嘘臭い演出にはちょっとげんなり。8点(2004-05-01 18:25:26)
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