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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. ハリーとヘンダスン一家 惜しいよなあ。扱っているテーマはとっても面白いのに、結局は「E.T.」のようなストーリーになってしまって、二番煎じの感がしてしまいました。もちろんリック・ベイカーの特殊メイクはすばらしく、ジョン・リスゴーよりも表情豊か(笑)に見えるほど。「E.T.」にならない何かが欲しかったです。7点(2003-12-03 08:41:41) 22. ハムナプトラ2/黄金のピラミッド あの二人に、こんなおバカな子供が出来ていたんだね(笑)。お約束のような、「お、おまえ、そんなことするなよ!」攻撃の連発で、それが全体のスリルを盛り上げています。レイチェル・ワイズがあんなに強かったとは、”1”からは想像も出来なかったなあ。7点(2003-12-03 08:26:42) 23. パニック・イン・スタジアム 無差別テロが横行する今だからこそ、現実味を帯びている話だと思います。東京ドームとか、国立競技場とかで爆弾を持った犯人が何かをしでかしたら、とんでもないことになっていると思いますよね。この頃のチャールトン・ヘストンは活発に動き回ってアクションしていたね。7点(2003-12-03 08:11:21) 24. バード・オン・ワイヤー ゴールディ・ホーンのタレ目、かなり好きです。麻薬組織とFBIから追われることになった、元恋人だった男の騒動に巻き込まれるというのは、彼女の映画にありがちなモノですね。ヘリコプターでぼこぼこに撃たれるシーンがかなり印象的です。7点(2003-12-03 07:35:05) 25. バーディ 《ネタバレ》 ベトナム戦争の後遺症に悩む青年のシリアス物語かと思わせておいて、ラストの飛び降りで肩すかしを食らわせる演出には、ハッとしてgoo、あ、いや、グー♪7点(2003-12-03 07:29:59) 26. パリは燃えているか まさにフランス映画って感じですよね。パリがナチスから開放される過程を描いたわけですが、フランス人にとって、パリ占領というのはよっぽど屈辱的だったわけですよね。オープニングの占領シーン(実写)では泣いて顔が歪んだ人がたくさんでてきます。パンターらしき戦車が出てくるのはわたし的にニヤリなのですが、とにかく、パリ開放に向けてのレジスタンスとドイツ軍の攻防、最後のパリ占領軍司令官の降伏と、電話から流れるヒトラーの狂気の叫びなど、演出も冴えています。豪華なキャストの使い方がもったいないね。もっとたくさん観たいと思いませんか?まあこれも、原作が、コーネリアス・ライアンと同じように取材に徹底したラリーとドミニクですから、それを全部再現するのは無理があるのでしょう。7点(2003-11-18 19:10:07) 27. バックドラフト 火事は凄いし、陰謀もあるし、デニーロも出てくるんだけれど、今ひとつコンパクトにまとまってしまった印象があります。あの有名な音楽だけは勝手に一人歩きしてしまいましたね。 <2003年12月5日追記>最近聞いた外国のインターネットラジオで、このテーマが演奏された後、"Iron chef"でも使われているとか紹介していました。「料理の鉄人」は世界規模で有名なんでしょうか(笑)。7点(2003-11-18 00:33:52) 28. バタリアン ゾンビがぞろりと輪を描いた(笑)。とにかくぞろぞろ出てきて困っちゃいます(笑)。7点(2003-11-18 00:29:37) 29. 裸の銃を持つ逃亡者 なんかこのシリーズいいですねえ。捜査する側のチャーリーズ・エンジェルのパロディとか好きですねえ。7点(2003-11-18 00:27:36) 30. 裸の銃を持つ男 PART33 1/3/最後の侮辱 しつこくO・J!(笑)7点(2003-11-18 00:26:03) 31. 裸の銃を持つ男 PART2 1/2 まだ笑えます。 相変わらずシリアス俳優にバカをやらせているしね。プリシラが魅力的に見えるのも不思議です。7点(2003-11-18 00:25:21) 32. 裸の銃を持つ男 笑えます。 かつてシリアス俳優で、「誇り高き戦場」や「ポセイドンアドベンチャー」で真面目に演技していたのが信じられません(笑)。でも、ここでも真面目におふざけをしているんだけれどね(微笑)。O・J・シンプソンやジョージ・ケネディにまで、あんなことをやらせるとは、脱帽です。7点(2003-11-18 00:24:45) 33. バトルランナー 皆さん評価低いですねえ。私は結構面白かったですよ。遠くない未来に、ああいう映像の書き換えが行われることもあるのでしょうかね?それを考えるとちょっと恐ろしいですね。ストーリーはシュワちゃんお決まりの体を張って敵を倒すという奴です。7点(2003-11-18 00:21:31) 34. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか ピーター・セラーズの変装の原点とも言えるような作品ですよね。冷戦時代は遠くなり、今やこういう緊張感はなくなってしまいましたが、核を使ったテロが現実味を帯びている現在、指導者の狂気によって破滅が生まれるという話は、あらためてリアルなモノがあると思います。ただ、ちょっと冗長であるかなと、今の目では感じてしまうのが難点。7点(2003-11-17 19:23:19) 35. 二十日鼠と人間(1992) よそ者の新入りとして、掃除夫の老人の飼い犬の件には無言のまま通すジョージ。余計なことは首を突っ込まないでトラブルを避けてきた彼が、最大のトラブルを自らの手で始末しなければならない皮肉。夢の実現に向けてジョージとレニーは老人と手を組むことになり、この老人の件は二重三重に伏線となっていますね。連続ドラマ「ツイン・ピークス」でもFBI捜査官を誘惑していたシェリリン・フェンが嫌な女を好演してます。果たしてジョージは厄介払いをしたのだろうか? それとも、今後レニーを苦しませないために自ら手を下したのだろうか? どちらにも解釈できますね。7点(2003-05-31 05:07:19) 36. ハンバーガー・ヒル "私はスキャンティーズなんかよりピンクレディーの方が好きだ"とか"何言ってるんだ!あんなパンティーズなんかよりキャンディーズの方が上に決まってるだろ!"というような論争が起こるのと同様に、この映画と「プラトーン」はよく比較され、"プラトーン派"と"ハンバーガー派"に別れることがありました(笑)。どちらもそれぞれ評価すべきところはあり、批判すべきところもあると思います。15年くらい前の私は"ハンバーガー派"でした。あのヘルメットが丘の上からコロコロと転がってくるシーンにやられてしまったクチです。今(2003年4月現在)は、どちらもそれなりの存在意義があると思っています。人間関係を全面に押し出したのが「プラトーン」であり、戦争の虚しさを前面に押し出したのが本作であると思います。やりきれなさの残る点では、本作は「プライベートライアン」、「グローリー」、「Uボート」、「太陽の帝国」、「乱」、「橋」などの諸作と並ぶと思います。余談ですが私はキャンディーズ派でした(笑)。7点(2003-04-22 14:02:03) 37. バルジ大作戦 作られたのが1965年ですから、今の技術と比べるのは間違いですよね。ところどころにちゃちな模型の爆破シーンが挿入されたり、使われている戦車がシャーマンに似ても似つかぬM24チャーフィーや(笑)、集団で動くのを観ているとなんとなくその気になってしまうティーゲル2のM47だったりだし、史実と照らし合わせても、この作戦中のカギを握っていた101空挺師団のバストーニュ攻防戦や、パットンの第3軍の北上シーンがほとんどないので、アルデンヌ攻防戦として観てしまうと物足りなさ100倍ですが、たくさんの戦車が戦闘シーンを演じる"合戦もの"として観れば、楽しめると思います。子供の頃に観たときは、ロバート・ショウのヘスラー大佐やヘンリー・フォンダの演じる役割に浮き浮きしていたものですが、今はハンス・クリスチャン・ブレヒ演じるコンラッド伍長やテリー・サバラス演じるガフィ軍曹の役割の方に注目してしまいます。ハンス・クリスチャン・ブレヒはこの作品でも「史上最大の作戦」でも「レマゲン鉄橋」でも、いずれも重要な脇役を演じていましたね。とくに本作と"レマゲン"では、充分に反戦メッセージを伝えていたと感じました。今回はテレビの正月特番で観たのですが、皆さんおっしゃっているドイツ戦車兵の合唱シーンがカットされていて、そのためにヘスラー大佐の最期のシーンでそのメロディが流れても効果が半減でした。ああいう重要な伏線のカットはよくないですね。ところで、オープニングのクレジットシーンで流れるテーマは、ショスタコビッチの交響曲第5番「革命」の第4楽章と似ていましたね。今まで何度も観ていたのに気がつきませんでした。7点(2003-01-05 16:58:37)(良:1票) 38. 白鯨 中学の頃、読書感想文を書いて賞をもらったので(笑)、とても印象深い作品です。メルヴィルの原作を(翻訳で)読んだとき、"落ち穂集"が最初にあったりして、クジラについての様々な見方を提供していたのが印象に残っています。あれだけの大作ですから映画化するとなるといろいろと制約もあり、なかなかそのままというわけにはいかないのですが、わりと忠実にストーリーを追った展開だという印象は持っています。確かに古い映画なので、特撮シーンのちゃちさ加減は、今の目で見ると笑ってしまうのですが、全体の話の構成力はちゃちではないので、それなりに楽しめるとは思います。ラストで、クイクェグの棺桶につかまって助かるイシュマエルが、なぜか後年の「Uボート」でラストに助かる記者とダブってしまうんです。ペーターゼン監督はあのシーンに「白鯨」を意識しなかったですかね?私はそういうものを感じてしまいました。 モビー・ディックが日本近海を回遊していたとかいう面白い話や、宗教的な背景を描いた上で、現在の技術によるリメークを観てみたいという願望は、結構あるんです(笑)が、ただし、誰がエイハブになるんだろうなという懸念はあります。今だったら、ゲイリー・シニーズあたりどうでしょう?(笑) あとは、ジョン・マルコビッチとか。皆さんは配役をどう考えますか?7点(2002-12-24 10:12:17) 39. バスケット・ケース ホラーの佳作です。低予算のB級映画だから、特撮はちゃちなんですが、ストーリー性にあふれて、とても考えさせられる作品です。友人の家で暇つぶしのビデオ鑑賞で観たのですが、その内容に見入ってしまいました。人間の尊厳や生命倫理観について、とても深刻なテーマを取り上げたものだと思います。グロテスクなシーンが苦手でない方で未見の方にはぜひおすすめしたいです。現在の技術でリメークしたものを観てみたい気もします。7点(2002-12-01 11:33:00)(良:1票) 40. パーフェクト ストーム 《ネタバレ》 私が脚本を書いたら、漁に出るまでの30分以上はカットしてます(笑)。嵐が出てくるまでが長かったのが残念です。冒頭で、マイケル・アイアンサイドが出てくる辺りまでの、船員になる描写(給料の件でもめる辺りなど)は、「白鯨」の乗員集めのシーンを彷彿とさせました。グロースターのあの銅像を見ると、なぜか私の場合、「13日の金曜日」(テレビシリーズ)の一エピソードを想い出します(笑)。ところで皆さん書いていますが、嵐のシーンはとにかく圧巻ですね。映画館に観に行かなくてよかったと思いました。だって船酔いしそうだったもの(苦笑)。それくらい荒れている感じがよく描写されていました。ところで、もし私が脚本家なら、沿岸救助隊の活躍シーンをもっと長く描いただろうし、気象予報士のシーンも、もっと効果的に多く入れていたと思います。漁船のシーンは中心になるのだろうけど、分量は減りますね。あ、そうそう。一時的に晴れ間が出るシーンは、洞爺丸の事故を連想させましたね。ああいう嵐の晴れ間は、よくあることですから。それから、ジョージ・クルーニーが波を乗り越えてハイテンションになっているシーンは、「Uボート」の、嵐の中の大西洋で僚艦と出会うシーンを想い出させますね。同じ監督だから意識しているでしょうね。ということで、監督が監督だけに、ラストに虚しさが残るのは当然のことだと思います。「自然は強い。その前では人間は無力だ」というメッセージが伝わればよいのではないでしょうか?確かに葬儀のシーンは余計だったかもしれませんけどね。7点(2002-09-27 12:53:14)
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