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プロフィール
コメント数 2162
性別 男性
年齢 57歳
自己紹介 実は自分のPC無いので仕事先でこっそりレビューしてます

評価:8点以上は特別な映画で
全て10点付けてもいいくらい
映画を観て損をしたと思ったことはないので
酷評しているものもそれなりに楽しんで観たものです


  *****

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21.  バンテージ・ポイント 見たのがずいぶん前なので記憶違いがあるかもしれませんが、この映画で最も印象に残ってるのは複数の視点で見せるいわゆるウリとなってる部分ではなく、中盤(?)の追いかけっこです。人を掻き分けながら全速力で走る姿をきっちりと画面にとらえ続ける。ここに尽きる。ストーリーのリアリティの破綻は全く気にならない。追いかけっこがあってハラハラドキドキできればそれでいい。その意味では最後までじゅうぶん楽しめたのだが、複数視点に関しては大袈裟にそこを強調するわりにそこから得られるものに衝撃とかカタルシスがない。衝撃とかカタルシスがなくたっていいのに、そこに不満を感じてしまうのは複数視点にこだわりすぎたことの弊害だと思う。[DVD(字幕)] 6点(2010-10-15 16:08:56)(良:1票)

22.  バンディッツ(2001) 《ネタバレ》 脱走して押し入った宅でカップルが『大脱走』見てたり、ボニー・タイラーの「ヒーロー」BY『フットルース』をバックにヘッドバンキングしながらの野菜カットがあったり、『或る夜の出来事』のジェリコの壁が出てきたり、『エディ・コイルの友人たち』のお泊り強盗があったり、最後に襲う銀行がアラモ銀行だったりといった引用の嵐はそれなりに楽しめた。中でも『或る夜の出来事』の引用はスクリューボールコメディ、つまりいがみ合う二人が惹かれあうようになることの伏線でもあったわけで、ジェリコの壁を引用した二人ではなくそのときいがみ合っていた二人のその後を暗示していたというニクイ演出に唸った。ブルース・ウィルスが冒頭一人で暴走しているときは良かったんだけど、徐々に三人の中の一人って立ち居地に落ち着いてくると妙に浮いてきた。バリー・レビンソンはいつも大物俳優をうまく使いこなしているんだけど今回はブルース・ウィルスの我が勝っちゃったってかんじ。[DVD(字幕)] 6点(2010-07-22 17:12:31)(良:1票)

23.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 冒頭数分がめちゃ怖かった。爆弾をリモコンで爆破させようとする者がいないかを探す映像と、もしかしたら爆弾を爆破させようとしている人間の視点かもしれない防護服を着た処理兵をとらえた映像。こんな恐るべき緊迫がこのあとずっと続くのかと思うとうんざりするぐらいにドキドキした。で、爆破から逃れるために走る兵士。これだけ離れればアクション映画の主人公はTシャツ一丁でも間違いなく生きているのだが、この映画では宇宙服のような防護服を身に着けていても生き延びることができない。過酷だ。主人公はこの死んだ男と交代でここに現れる。ところが冒頭ほどの緊迫感はこの後訪れることはない。たしかに一人で爆弾までの長い道のりを歩いてゆくシーン、一つ解体したと思ったら芋のようにゴロゴロと出てくる爆弾、車体爆弾解体シーンの射撃班の視点映像などそれなりに緊迫するシーンはあるのだが、主人公の落ち着き振りが最低限の安心感をもたらしている。この落ち着きぶりがいわゆる「戦争は麻薬」というオープニングの言葉のとおり、生と死の狭間にいることを積極的に望む主人公ゆえということなのだろうか。わからないでもないのだが、ちょっともったいないようにも思う。砂漠地帯での銃撃戦はこの映画一番の見所でもあると思うんだけど、ここは顔に積もる砂とか動かない腕とかが映されて初めてその凄まじさが伝わってきたのだがそれでいいんだろうか。なんかここももったいないなと。任務明けまでのカウントダウンはうまい。危険と隣り合わせのNY市警を定年退職したあと生きがいをなくし自殺した男が登場した映画(フライシャー『センチュリアン』)や熊や狼に襲われるかもしれない世界でこそ生きていることを実感できることを綴ってもいた話(星野道夫「旅をする木」) と同様に主人公は生きていることを確認するためにまた戦場へと向かう。[映画館(字幕)] 6点(2010-05-31 15:24:21)(良:1票)

24.  ハンコック 《ネタバレ》 ちょっとした配慮がないもんだからその超絶パワーを使うたびにいろんなもんを壊しちゃって非難を浴びる。たしかに空から着地するたびに道を壊されたんじゃたまったもんじゃない。このあたりのスーパーパワーの負の面を面白おかしく見せる、いわゆるスーパーヒーローもののパロディ化がうまい。私服のスーパーヒーローってのもまた新鮮なんだけど、後にちゃんとスーツを用意されちゃうなんて展開も皮肉の利いた良質のパロディになっている。普通の家庭にいるには美しすぎるシャーリーズ・セロンの意味深な表情を伏線に急展開を見せる後半も楽しめた。強引な流れでどんどん深刻になってゆく終盤も思いっきりのれた。が、オチがなんとも微妙。愛する女のために離れてゆく。ここは感動的ではあったが、その後回復すれば二人はいっしょになって寿命のある人間として一生を送るのが本来のハッピーエンド。そうしないのは女の言うところの「世界があなたを必要としている」からということにつきるのだが、それならあんなハッピーエンドを装う必要はないように思う。だって悲しいことじゃん。スーパーヒーローというのはそもそも「強いアメリカ」を具現化したものだと思うんだけど、ヒーローはヒーローでいつづけなければならないという、いかにも「世界の警察」を自認するアメリカらしい傲慢な思想をあのハッピーエンドの装いに感じてしまって、あそこだけしらけた。[映画館(字幕)] 6点(2010-01-29 17:30:58)

25.  バニシング・ポイント(1971) 何度かテレビで見ていて印象に残っているシーンはところどころあるんだけど、どんな話だったか全く思い出せず「デス・プルーフ」後に再見した多くの映画ファンに漏れず私もやっぱり再見したのだが、そのおかげでどんな話か思い出せないことに納得できた。だってストーリーなんて無い。ただ爆走するのみ。あるにはあるのだが、爆走する以外のものはムリヤリにとってつけたようなものばかりだ。そのムリヤリにとってつけたものってのはアメリカの60年代後半から70年代初めの社会をあまりに分かりやすく再現したものなのだが、この分かりやすい情景による説明があってもアメリカン・ニューシネマを体験していない者にはイマイチピンとこないのではなかろうか。つまりその情景と無謀な爆走の関係にピンとこないということ。それほどにコワルスキーの心情はこの時代背景なら当然のものとして理解できることを前提にされているように思う。ヒッピー・ムーブメント、フリーセックス、ベトナム反戦運動、ドラッグ、、、。そんな時代にハリウッドに対抗するようにして生まれた反体制派の映画群。この映画はアメリカン・ニューシネマという枠に収まる映画というよりもアメリカン・ニューシネマそのもの。というかコワルスキーの爆走がアメリカン・ニューシネマそのものか。鬱屈した、それゆえに反抗的な社会はただひたすらアンチヒーローを求めて止まない。だからどうしたと言われればどうしようもない。ただ、時代背景を無視した、ただひたすらに爆走する青春映画として見たってそれなりの感慨は得ることのできる映画でもある。[DVD(字幕)] 6点(2009-05-07 13:43:49)

26.  ハメット 作家とタイプライターと虚実入り混じった展開にクローネンバーグ『裸のランチ』を想起してしまって(『ハメット』が10年先ですが)どこか気味の悪い怪しさを感じながら見てしまったが、この独特の怪しさが『裸のランチ』から来るのか『ハメット』の世界観なのかが今さら判別できないのがもどかしい。でもセットを使って撮影してることもあってあきらかに他のヴェンダース作品には無い虚構性を発揮している。撮影が一度頓挫してその合間にまるで「『ハメット』撮影における受難」とでも言える『ことの次第』を撮ったらしいのだが、これを見るとなるほどアメリカとヨーロッパの、娯楽と芸術の、コッポラとヴェンダースの対立と妥協がこの奇妙な世界観を作ったのかもしれないとも思う。けして嫌いではない。途中、物語が破綻へ向かっているようにも思ったが終わってみれば全くそんなことはなく、そこがかえって物足りなかったりする。[DVD(字幕)] 6点(2009-04-15 14:35:33)

27.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 《ネタバレ》 かのアトラクションからここまでの物語を作り上げてしまう創造性に恐れ入りました。また続編への伏線を残しながらもこれはこれでちゃんと完結しているのもウマイ。ま、失敗したときのための戦略なんでしょうが。また、呪われた海賊たちって言わばゾンビなんですが、怖さよりもコミカルさを前面に出し、月の灯りに照らされてそのグロテスクな容姿をさらけ出したときはさらにそのコミカル演出をパワーアップさせて、けして切羽詰らない、どこか楽しい戦いを見せてくれる。へたすりゃ、本来怖いはずのところをスカされたわけで、チープ感こそが漂ってもおかしくないのだが、コミカルな部分を多く担わされているデップ=スパロウが徹底してズルくて自分勝手で自由奔放で酔っ払いで天然でだらしなくて汚くて体の動きがいちいち変で、でもキャプテン、というキャラを完璧にこなしていることでむしろゴージャス感まで漂っている。けっこう楽しめた。[DVD(字幕)] 6点(2008-03-10 15:09:42)

28.  ハタリ! 『赤ちゃん教育』の豹といい『モンキービジネス』のチンパンジーといい、本物へのこだわりもココまでくるとスタッフも大変だなぁと思う。その成果として、捕獲シーンの緊張感と臨場感は並々ならぬもの。ただ、個人的には様々な動物の捕獲シーンは、最初と最後のサイ以外は、リストにチェックを入れる様と捕獲シーンのダイジェストをかぶせてさらっと見せてくれたほうが良かった。そりゃ、命懸けだったろうことを思うとなんちゅうことを言うとるんや!と怒られそうですが。だって見せ場は捕獲シーンじゃなくて無骨な男とその男を唯一オタオタさせることができる女とのコミカルな恋愛模様であり、相棒たちのこれまたおかしい4角関係であるのだから。小象たちを筆頭としたラストのドタバタに、そしてそのドタバタにジョン・ウェインがいることに映画の楽しさを満喫する。[DVD(字幕)] 6点(2007-03-06 14:20:47)

29.  パーフェクト ストーム 《ネタバレ》 船が帰ってくる。漁港でのそれぞれの再会、魚の計量、船主とのやりとりやらが無駄なく要領よく映し出され、次の酒場のシーンでほぼ全員の人となりが提示される。待ち受ける「パーフェクト・ストーム」のお膳立てでしかないこのプロローグの出来の良さに期待が膨らむ。お話はポーの「メールストロムの旋渦」にそっくり。ただし奇跡の生還者が語る生々しいお話などではない。つまり生還者なし。冒頭のネームプレートに続きダイアン・レインの眠れぬ夜によってそれらは提示されている。にもかかわらず生きて帰ってくるんじゃないだろうかという淡い期待を抱かせる作りがどうも納得がいかない。もっとはっきりと、いっそ葬式のシーンから始めればいい。もしくは実話に反して生還させればいい。前者だと自然の驚異であるパーフェクト・ストームがより脅威に感じられ、後者なら前半のドラマがより活きた人間ドラマになってたと思う。あと、自業自得という意見が多いことを考えると、もっと切羽詰った感があってもよかったのかもしれない。私はじゅうぶんあったと思ってたんですが。[DVD(字幕)] 6点(2007-02-14 13:47:06)

30.  パッション(2004) 《ネタバレ》 イエスを描いた映画は、そのほとんどが聖書に沿ってイエスの生涯が語られる。その中にあって「受難」のみを描き、それ以前のエピソードをフラッシュバックというカタチで見せてはいても「受難」のシーンに絡んでくる事柄以外はばっさりと切り捨ててしまったこの作品はそれだけで異色であり、他とは違うという一面において意義があると思う。私はキリスト教徒でもなんでもないが、これはイエスを描いた映画ではなく、キリスト教の心理を描いたものだと思った。目を覆いたくなるような拷問をひたすら受け続けたイエスが「彼らを許してください」とつぶやく。迫害されれば迫害するものを愛しなさいと言う。この「受難」のエピソードは知っていても「受難」の過酷さはなかなか伝わらないものだ。でもこの作品は拷問が激しければ激しいほどにそれを受け入れることの尊厳さが際立つ。イエスの「奇跡」だとか「復活」だとかは置いておいて、今世界の、特にアメリカのキリスト教徒たちに向かって「許す」ことの偉大さをあらためて提示しているのだと思った。ただもう一回見ようとは思わない。それほどに痛々しい。[DVD(字幕)] 6点(2006-06-19 16:58:19)

31.  パニック・ルーム <フィンチャ-=どんでん返し>と思われているなら肩透かしをくらうのは間違いないところだが、フィンチャ-自身も自らのその呪縛から解き放たれるためにあえてありがちなプロットと王道の演出に撤したのかもしれない。サスペンスの王道を行くならお手本は当然ヒッチコックとなる。『北北西に進路を取れ』を彷彿させるオープニングタイトルが高らかにそのことを宣言する。家具の隙間を通りぬけてゆくカメラ(家具をCGで後から書き足しただけだと思うが)は、カメラが外から窓を通って部屋に入る『サイコ』の冒頭部、あるいは独房の小窓を通りぬけたように見せた『間違えられた男』が浮かぶ。頻繁に映し出される階段は『めまい』か『フレンジ-』か。動けない男が照らす懐中電灯はまぎれもなく『裏窓』。ぜんぜんストーリーに絡まずに肩透かしをくらったジュディの閉所恐怖症って、もしかして元祖ヒッチ狂のデ・パルマの『ボディ・ダブル』からだったりして。そう言えば天窓と雨といえば『ファントム・オブ・パラダイス』じゃん。なんだかだんだん楽しくなってきたぞ。でも伏線っぽいものの置き去りは「お遊び」としては面白くても「オマージュ」になってないなぁ。暗くても見ずらくない、暗くてもそこにさらなる陰影がある映像はさすがフィンチャ-。[DVD(字幕)] 6点(2006-03-22 18:27:35)

32.  バニラ・スカイ 《ネタバレ》 オリジナルと全く同じプロットゆえに一番印象に残ったのがぺネロぺの英語力だったりする。同じ役を演じているので二つの言語を操る堪能さが際立った。オリジナルのほうが純なぺネロぺと大胆なぺネロぺという幅広い「顔」を拝める。トムは二枚目セレブの役にピッタリだし、何よりも追いつめられてゆく役が妙にはまる人だ。キャメロンはオリジナルの女優さん以上の「悪夢の女」を披露してくれた。で、どちらが良いかというと、微妙なんだけど、オチの後の余韻はこの作品のほうがあったかな。まぁ、余韻というより色々想像しちゃったんです。「自分の都合の良い夢」の世界で生きつづけるのはいいんだけど、自分の都合の良い夢って絶対エロくなるような気がするんです。その夢、みんなで見てるんでしょ。それもなぁ、、。そんな余韻かよ![DVD(字幕)] 6点(2006-02-01 14:36:16)

33.  パラサイト 宇宙から来た寄生生物という設定、そして誰が寄生されたかわからないところからくるサスペンス、正体を見破る方法があることで生まれるドラマ、、ロドリゲスが敬愛するジョン・カーペンターの『遊星からの物体X』を彷彿させるプロットに舞台を閉塞感極まる南極基地から開放感みなぎるアメリカの高校に移し、若さとスピード感溢れる脚本をもとに作られた堂々たるB級SFホラー。てか、ベタベタのB級SFホラー。B級といっても干からびた寄生生物が水を得て動き出す様や鼠を赤い食指で捕まえる様の特撮はA級といってもよく、このあたりをB級になりきれていないととるか、しっかりと作られたB級ととるかで評価も変わってくる。私としては『遊星からの物体X』のパロディとして登場する首だけの女の先生からタコ足が出てきてにゅるにゅると移動するシーンを見ただけで妙に満足してしまった。ラストで平和が訪れ五体満足で登場することの漠然とした疑問も心地よかったりする。ドラッグの吸引をふさぐために鼻の穴がピシャっと閉まるのもべつに閉じなくても吸引のふりだけでいいじゃんと思いつつも笑って許せてしまう。私のボーダーラインを下げさせる力を持った作品。[DVD(字幕)] 6点(2005-11-11 12:18:46)

34.  パーフェクト・ワールド 世間の常識が矛盾だらけであるということを一人のアウトローの生き方から訴えかける、というのはイーストウッド映画によく見かけるパターン。この作品ではそのアウトローにケビン・コスナ-を配する。ひっきりなしにタバコをくわえる姿はまさにイーストウッドの分身です。ベッドシーンはあるが、相手はかなりおばちゃん...自ら主役を演じるときと比べて、ちょっとずるくない? コスナ-演じるブッチの生い立ちをブッチ自身に語らせなかったのは良かったが、その代わりに語ってくれたイーストウッドとローラ・ダ-ンのその場面はとってつけたような説明になってて残念。最後の殴る、続いて蹴るシーンは要らないなぁ。今のイーストウッドなら入れないような気がする。でもそうすると相当後味が悪くなっちゃうけどね。それにしてもイーストウッドの空撮は好きだなぁ。すごく効果的です。6点(2004-09-03 12:15:23)

35.  ハンナとその姉妹 W・アレンの映画はいつも「ちょっとスリリングな日常」を描いていて人生の横道にそれていってもちゃんと帰ってくる。決してハリウッド映画のように非日常へとなだれ込まない。そこがいいんだけど、人によっては物足りなさを感じるのでは。私もこの作品では、出てくる人たちが皆個性的なのでもうちょっと行き過ぎた展開で笑わせてくれても、と物足りなさを感じてしまった。でも皆が個性的なのに親近感を覚えるキャラで役者の演技も自然体で好感が持てます。アレンの演技も毒気が抜けていい感じ。6点(2004-08-04 12:18:02)

36.  バットマン リターンズ 前作のあの独特な雰囲気を継承しつつも前作より観客を一応意識した作りでとっつき易い。話はちょっと悲しすぎる。キャット・ウーマンをやらせてくれという逆オファーが結構あったらしいが、ミシェル・ファイファーもその一人だったらしい。「マーズ・アタック!」といい、大物はこの監督の作品にみんな出たがるね。6点(2003-11-19 15:09:02)

37.  バットマン(1989) ニューヨークの闇を漫画チックに具現化したようなゴッサムシティーの世界観には惹かれる。ストーリーもその世界観同様シリアスともコミカルともとれる独特な色を持っているが、好きか嫌いかで言えば嫌い。でも嫌いですましてしまうにはもったいないほどの世界観がここにはある。因みにプリンスの「バットダンス」は大好きです。6点(2003-11-19 14:49:31)

38.  ハスラー2 そうそう、ビリヤード流行りました。私はいまだにしておりますが。ビリヤードのシーンはかっこいいショットの連続で見ごたえあるんですが、それだけなんだなあ。トム・クルーズゆえに売れた映画だが、トム・クルーズゆえにかっこいいところばかり強調された感も。6点(2003-11-13 12:40:31)

39.  パトリオット・ゲーム 原作は読んでいませんが、アレック・ボールドウィンのジャック・ライアンのイメージで見たせいか、あまりに強いライアンに納得がいかないまま終わった。ハリソンはこの役をソロやインディのようにずっとするつもりだったそうだがトム・クランシーが「それは無い」って言ったとか言わなかったとか・・というのを当時小耳に挟んだが次は一応ゲットしたようですね。次だけですが。軍事に関する最新情報&アイディア(ペンタゴンも参考にするらしい)は非常に面白かった。6点(2003-11-01 18:30:08)

40.  バックドラフト 消防士のような危険な仕事ってアメリカではマイノリティ、いわゆる移民系少数派が先祖代々しているって何かで読んだことがある。この映画のパンフだったかも。ハタから見れば差別のような気がするがこの人達は誇りを持って仕事をしている。そこが移民の国アメリカのすごいところでもあり理解しがたいところでもある。この主人公の兄弟もどこだか忘れたが移民系アメリカ人の設定だがそのへんの背景は多く語られていない。ストーリーはありきたりだが、火が生き物のように壁を這っていったり煙がスッとひいたりと見たこともない火災の演出は面白い。ラストのカート・ラッセルは熱すぎます。6点(2003-09-24 16:34:32)(良:1票)

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