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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
41. パターソン 《ネタバレ》 ♩ 何でもないような事が幸せだったと思う ♩ を地でゆく展開。笑いどころも含めてひたすらに物静かながら、かったるさを感じる事のない不思議な味わいある作品。「この人は永瀬正敏なのか?」思わずリプレイ確認タイム「違うような気もするけど永瀬正敏やね」(正解でした)唐突過ぎると言うか嬉しいと言うか加齢が寂しいと言うか唯一の仰天シーンに+1点。[DVD(字幕)] 7点(2020-05-17 01:42:23)(良:1票) 42. ハッピー・デス・デイ 瑞々しさ溢れるジェシカ・ロースが奇想天外なストーリーに映える快作。[DVD(字幕)] 7点(2020-03-21 21:39:29) 43. 果てしなき蒼空 1832年アメリカ。ミズーリ川3000㎞上流に居住するインディアンとの毛皮交易に向かう男達の道中記。行く手を阻む障害も含めて全てが牧歌的。インディアンが人間扱いされている描写にも好印象。穏やかなカーク・ダグラスも一興だけど、やはり物足りない。総じて物足りなさを感じる作品。[DVD(字幕)] 6点(2020-03-17 16:45:58) 44. バイキング フライシャー監督作ということで鑑賞。戦闘模様、酒池肉林模様はなかなかの迫力。人間模様は見応えに欠けるもので残念。カーク・ダグラスのギラギラしたオーラがどのシーンにおいても場面をさらっておりました。流石です。首領がアーネスト・ボーグナインと気づかなかったのが不覚なところであります。[DVD(字幕)] 7点(2020-03-12 16:52:09) 45. 運び屋 《ネタバレ》 御大らしいこなれた感じでテンポ良く進む展開は観やすいものの、御大らしからぬ葛藤のない見応えがない作品。 ガムシャラに働いてきた仕事を失い、財も失い、初めて家族を一切顧みなかった事を悔いて、麻薬運搬で得た金の力で埋め合わせしようとする爺さん。結末模様に、多くの人を泣かせる犯罪を12回も行った悪銭を貰って怒らない娘・孫娘・他に「あんたらは馬鹿なのか」と言いたいです。妻の「会ってくれたらお金なんて要らないのよ」に+3点。[DVD(字幕)] 6点(2019-12-23 16:20:30)《改行有》 46. ハンターキラー 潜航せよ 《ネタバレ》 ロシア≠悪という展開が目新しく、ロシア艦長生存を筆頭にご都合主義に白けながらもアクションに徹した演出に楽しめる事が出来た作品。お目当てゲイリー・オールドマンの誰が演じてもいいようなステレオタイプな人物像が残念。もう一人のお目当てリンダ・カーデリーニは小野文恵アナが思い浮かぶ姿でこれまた物足りなく残念。そんな中で大統領SPの「ご無事で」(リプレイタイム)が胸熱シーンでした。[DVD(字幕)] 7点(2019-12-19 16:56:09) 47. ハンティング・ナンバー1 《ネタバレ》 こういう作風をファンタ系と呼ぶのを初めて知る事に。そのいでたちがジョン・マクレーンを彷彿とさせる重度アル中(私はアル・パチーノ中毒、彼はアルコール中毒)の主人公のサバイバル劇。気前よく飛び散る血しぶきをボーっと眺めながら結末を考えていました。国境の壁をすり抜けられるのが最も印象深い「ホンマかいな」「有り得ないとは言い切れない」 脚本家の力尽きたかのような結末に大減点。[DVD(字幕)] 2点(2019-09-19 00:59:45)《改行有》 48. 白昼の決闘 バカップルに始終イライラし、決闘模様に止めを刺される。「何じゃこの脚本!」余りにもお粗末な脚本にリリアン・ギッシュ、ライオネル・バリモア、ウォルター・ヒューストンを起用した超絶罰当たり行為腹が立ってしようがない。[DVD(字幕)] 3点(2019-07-29 01:05:16) 49. ハイ・シエラ 《ネタバレ》 ハンフリー・ボガートがハイシエラに立て籠もるシーンに「死の谷」が浮かびました。鑑賞後、本作をラオール・ウォルシュ監督がセルフリメイクしたのが「死の谷」なのを知る事に。出世作となったボガートの魅力は感じたものの、起承転結は元旦早々から涙したリメイク作には遠く及ばない。崖から転げ落ちる最期のスタントマンの仕事ぶり(あれで生きてられるのが凄い!)に+1点。[DVD(字幕)] 7点(2019-06-12 01:30:21) 50. 巴里の女性 冒頭での自身が出演していない断り書きに、そんな作品があるのにビックリ。金に恋したマリーとひ弱いジャンの悲恋が描かれています。上流階級面々の髪型・メイク・顔つきが卑しさ全開で、乱痴気騒ぎは観るに堪えない下品さ。チャップリンの冷ややかな視線を感じます。その極めつけがマリーがネックレスを取り戻すシーン。建設的に生きて行こうとするラストはチャップリンならではのもの。 自らが立ち上げに参加して存分に腕を揮える自由を得たユナイテッド・アーティスツでの第一作は見応え有る力作でした。[DVD(字幕)] 7点(2019-04-21 01:49:31)《改行有》 51. 裸足で散歩 大っ嫌いなジェーン・フォンダ演ずる大っ嫌いな無神経女コリーに我慢の限界が来た時に登場したシャルル・ボワイエ「あぁ、そうだった」レンタルした理由を思い出し気を取り直して鑑賞続行。台詞回し、立居振舞共に矍鑠として尚且つ吸い込まれそうな目力も健在での怪しげな隣人役は存在感たっぷり。彼とつかず離れずの距離感が絶妙だったミルドレット・ナトウィックが絶品。吐き気を催す作品での清涼剤だったお二人に1点ずつ加点。[DVD(字幕)] 3点(2019-03-02 21:58:04) 52. 80日間世界一周 初見。長くて他愛ない冒険物語ながらも、TV番組のアップダウンクイズ、兼高かおる(先日亡くなられたそうで、合掌)世界の旅、世界の車窓からが浮かび、子供心に外国旅行に憧れた記憶が甦りました。奇跡の様な絢爛豪華なゲスト出演者の中での極めつけ、バスター・キートン、マレーネ・ディートリッヒに感動。主人公たちのように財力・知力・腕力・行動力でもって本作を作り上げたプロデューサー、マイク・トッド(1958年飛行機事故死が惜しまれる)に敬意と感謝を込めての8点。[DVD(字幕)] 8点(2019-02-11 14:25:23)(良:1票) 53. バリー・シール/アメリカをはめた男 《ネタバレ》 CIAとメデジンカルテルの二股をかける人が実在したというのに仰天。ノンポリで金に執着無くスリルを求めるキャラなので手に汗握る事無く歯を食いしばる事無く気楽に眺められます。加えてトム・クルーズの持ち味でカラリとした味わいが。なので、ご都合主義の正義で「アメリカに捨てられた男」の結末の後味悪さが一層際立ちました。良作です。[インターネット(字幕)] 7点(2018-12-30 21:56:46) 54. バッド・バディ!私とカレの暗殺デート 《ネタバレ》 チャラい邦題が示す通りの肩の凝らない楽しめたアクションラブコメ。お目当てティム・ロスは加齢に淋しさを感じたものの振り撒く極悪臭は流石の存在感。満足しているところに華のある身のこなしのサム・ロックウェルとの雨中の決戦。互角に渉り合う健在ぶりがとっても嬉しい鑑賞した甲斐のある作品。[DVD(字幕)] 7点(2018-12-16 00:12:07) 55. はなしかわって 《ネタバレ》 ラストの「生きるさ」に胸がしめつけられる。 アキ・カウリスマキ作品から肩の力が抜けたような作風でありながら、主人公の静かな強靭さは共通していました。 貧すれど鈍しない ジョセフの飄々として利他精神に富んだ人柄が一陣の涼風の様な良作。[DVD(字幕)] 7点(2018-12-08 23:47:15)《改行有》 56. パットン大戦車軍団 《ネタバレ》 「あんたは自分の意地で多くの将兵を危険にさらしている。本当の勇気があるのならやめたまえ。そうでないと一般の兵士が気の毒だ。彼らはあんたの夢とは関係ない。彼らは今も最前線で毎日死と直面してるんだ。あんたと私は一点で違う。私は任務だから戦うが、あんたが戦うのは好きだからだ。」ブラッドリーのパットンへの直言が私の感じた事をズバリ言い表しています。お目当てカール・マルデンは期待通りであっても期待を超える事はありませんでした。ノーマークのジョージ・C・スコットが演じるパットンの喜怒哀楽ぶりは実に見応えあるもので他の出演作も要チェック。 ドイツ軍人はドイツ語だったのに好感。ロンメル役のカール・ミヒャエル・フォーグラーは観た事あると思ったら「ブルーマックス」のハイデマン隊長で大出世しています♪[DVD(字幕)] 7点(2018-08-30 01:49:47)《改行有》 57. ハリケーン(1937) ストーリーは監督ならではの反骨心溢れるものだけど、単調で都合の良さを感じた結末が物足りない。しかし、ハリケーンの凄まじ過ぎる阿鼻叫喚模様は圧巻。濁流の「ゴゴゴゴゴ~」と鐘の音の「ゴーン ゴーン・・」の迫力たるや。IMAXでこのシーンを見たら気を失ってしまうかも。ストーリーは忘れても映像は忘れられないでしょう。[映画館(字幕)] 8点(2018-08-26 01:46:28) 58. 花嫁の父 「名古屋嫁入り物語」を美男美女が演じたらこうなるというオハナシで特に感動することもなかったけど、まぁ、そこそこに楽しめた作品。[DVD(字幕)] 6点(2018-04-29 23:19:19) 59. バイオレント・サタデー クセがすごい面々の中でジョン・ハートの存在感が突出しています。 始終微笑みを浮かべて画面を傍観している(だけ、アクションは担当外)彼が本性を表していく様子に怨念の深さを感じさせられます。 私怨が晴らせたのかどうか分からない等、脚本がお粗末だったのが残念なところです。[DVD(字幕)] 6点(2018-04-06 16:36:36)《改行有》 60. ハンニバル(2001) 《ネタバレ》 ゲイリー・オールドマンが何かのインタビューで自分の出演作を子供に見せられないと言っていたのを思い出す。さもありなん。レクターにそそのかされたコーデルがあっさり裏切る姿がベストシーン。あとは気色悪いだけの駄作。ジュリアン・ムーアは前作から20年後の設定なら納得。[DVD(字幕)] 3点(2018-02-26 09:41:47)
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