みんなのシネマレビュー
青観さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1963
性別 男性

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

1.  初恋のきた道 素晴らしい!素晴らしすぎる。こんなにも泣ける恋愛映画って滅多にないぐらい良い。チャン・ツィイーの表情、動き、全てにおいて観ていて泣けてきます。なんて健気で、純粋な子なんだと!この映画、単なるアイドル映画なんかじゃありません。きちんとした家族への思いやり、人と人の心の絆、人が人を好きになることの素晴らしさを瑞々しく描いた素晴らしい映画です。文句なしにチャン・イーモウ監督の最高傑作であって、チャン・ツィイーの出ている映画のナンバーワンムービーです。 [映画館(字幕)] 10点(2005-05-31 22:12:46)《改行有》

2.  波止場(1954) エリア・カザン監督とくればほとんどの方は「エデンの東」を挙げられると思いますが、個人的にはこの作品こそエリア・カザン監督のベストムービーだと思います。若き頃のマーロン・ブランドを主演にドキュメンタリータッチな作りで描かれるこの作品、盛り上がるシーンがいっぱいあります。特にラストの波止場でのボスとの決闘シーンの盛り上がりは素晴らしい!暴力に対し真っ向から立ち向かうラストシーンは観ていて感動的だし、物凄く震えます。ずしりと重い映画ではあるけど、いつまでも心に残る社会派の傑作だと思います。[DVD(字幕)] 9点(2005-09-19 22:49:53)

3.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか 《ネタバレ》 何とも恐ろしい映画であるとともに見事なまでのブラックな笑いを作り出したスタンリー・キューブリック監督はやっぱり凄い監督だ!「ひゃっほ~!!」とか雄叫びあげながら、爆弾に股がって地上へと落ちていくカウボーイ兵、そして、あの何とも不気味なまでのキノコ雲!そんな時に流れる甘いラブソング「また逢いましょう!」何て言ったら良いのか?もう完全にやられました。ピーター・セラーズの一人三役も見事な本当に恐ろしくもブラックな笑いの傑作コメディです。[DVD(字幕)] 9点(2005-07-26 21:45:30)

4.  巴里の女性 チャップリンが俳優として素晴らしいことはどの映画を観ても解る。この作品にはチャップリンは出てきませんがチャップリンが俳優としてだけでなく監督しても超一流であるということを証明した名作!これも見事なメロドラマに仕上がってます。真のチャップリンファンならこの作品も当然、高い点数付けるべきだと私は声を大きくして言いたい。[DVD(字幕)] 9点(2005-06-12 09:24:21)

5.  パルプ・フィクション 《ネタバレ》 いやあ、良いですねえ!まずは何と言っても脚本が素晴らしいし、本当に面白いです。ひとつひとつの会話にしても面白いし、音楽も前作以上にかっこいい!この映画観ると絶対にハンバーガー食べたくなります。それとあの5ドルのシェイクが一度でいいから飲んでみたいです。エゼキエル書25章17節は丸暗記していつでも言えます。とにかくその位、大好きです。この映画。 最後にもうひとつだけ!この映画観て「ナバロンの要塞」が観たくなって借りてしまいました。[映画館(字幕)] 9点(2005-06-03 23:29:05)《改行有》

6.  運び屋 《ネタバレ》 イーストウッド、単なる犯罪映画ではない家族との関係、繋がりを感じさせる映画作りには感心させられた。犯罪組織とのやり取りも笑える事を放つ。組織の一人に頭痛のタネとか言われたら、医者で見てもらえみたいな事を言って笑わせたりする。そして、命の危険な立場であるにも関わらず、別れた元奥さんの最期を看取る為に家族達の元へ戻ってくる素晴らしさ、お金で何でも買えたけど時間は買えない。この台詞こそこの映画の一番、言いたかった事だと感じることができる。それもイーストウッドが語るからこそ説得力を感じさせるのだ。イーストウッド歳を取っても変わらないかっこ良さ、この映画を見て、あんな風に自分も歳を取ってもかっこ良く生きていくことができたらと思う。この映画はイーストウッドが監督し、自身も主人公を演じるからこその映画であって、他の人ではここまでの説得力は感じないだろう。[映画館(字幕)] 8点(2019-03-20 21:51:17)(良:2票)

7.  ハドソン川の奇跡 《ネタバレ》 俳優としても監督としても評価の高いクリント・イーストウッドこの監督の重さ、そういう物が今作品ではさほど無く、そういう意味ではとても見やすいし、他の監督作品程の好き嫌いは分かれない作品になっている。そして、実話というものを上手く表現しており、完成度も高い。主演のトム・ハンクスのこの俳優のはい、泣いてください的なオーバーな演技も無くて良い。そんなトム・ハンクス演じるサリーが決断した自分の意見に自信を持ち、機械の判断ではけして、出来ない人間としての判断が155人全員の命を救う事になる。そういう人間だからこそ出来た救出にこの作品から感じられる監督の想いが伝わりました。人の命を救うには大きな決断が必要だし、大勢の人の協力がないといけない。この作品は人が人を救う事、その為には何が必要なのかという事をきちんと描いている。アメリカ映画がかつて最も得意としていたヒューマニズム、こういう映画がもう少し見たいし、もっと作られる事を期待したい。[映画館(字幕)] 8点(2016-09-30 17:58:17)

8.  犯罪王リコ 《ネタバレ》 リコ演じるエドワード・G・ロビンソンの存在感、そして、悪党なんだけどどこか人間味のある姿が招く、哀れな結末にリコの弱さを感じずにはいられない。親友との互いに別の人生を選んだ事がその後、哀れな死という形になって現れるのだが、親友であるかれこそ最後まで悪に徹する事が出来ない姿に犯罪王である以上に一人の人間としての弱さというものを見た様な気がする。所でこの作品、後の犯罪映画の在り方、義理と人情を大切にするより犯罪者として最後までとことん悪者に徹しないと悲劇的な死を迎える事の恐ろしさを見せてくれていると同時に殺人シーンや銃撃戦のシーンなどはあの名作「ゴッドファーザー」に大きな影響を与える成果を生み出している。そういう意味でも見るに値いする作品です。[DVD(字幕)] 8点(2016-09-22 11:34:09)

9.  はじまりのうた キーラ・ナイトレイの歌声が良い。勿論、歌が良い。それにも増して歌声が良い。そんな歌声を聴いてるだけでも、嫌な事など忘れさせてくれそうです。音楽の持つ力とニューヨークの美しい街並みが心地良くて楽しむ事が出来た。この映画のサントラが欲しくなります。同じ監督のonce ダブリンの街角でも感じた様に音楽が素晴らしいです。この監督の作品、もっと見たい。[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-04-10 09:52:23)

10.  ハーヴェイ 《ネタバレ》 人は大きくなる(歳を取ると)に連れて、物事に対して疑ってみたり、信用しなくなったりとそういうものをこの映画では大人になっても子供の気持ち、純粋に物事をとらえよう、例え他の人には見えなくても自分には見えるんだという主人公の姿がそれを物語っている。自分と同じように大きなうさぎのハーヴェイを見せることなく想像させてくれるという映画ならではの想像する力をこの映画を観ていると感じさせられる。ジェームズ・スチュウートの純粋さ、そんな気持ちを考えずに精神的におかしくなっていると医者に見せようとする姉、それでも絶対に自分の気持ちというものを正直に表そうとする主人公、ジェームズ・スチュワートの演技というよりもまるで人柄そのもののような表情から滲み出る人間的魅力で楽しませてくる映画だ。[DVD(字幕)] 8点(2011-09-18 11:33:40)

11.  バーバレラ 《ネタバレ》 やっと見つけたぞ!この映画を観るために市内のレンタル屋さん片っ端から入ってやっとのこと8件目で見つけた時の喜びはとても嬉しく、この映画を観る為だけに会員になったしまった。冒頭のバーバレラ(ジェーン・フォンダ)が宇宙服を脱いでいくシーンで私も含めて世の中の男性諸君の心を鷲づかみにしたに違いなく、少なくとも私は心だけでなく下半身も鷲づかみにされそうになった。てよりもなった。若き美しいジェーン・フォンダの素晴らしい肉体、素晴らしい裸体、男なら間違いなくこの場面だけでも、もう一度観たいとDVDの良さを知ることになるはずだ。劇場で観ていると出来ないことが出来る。そうです。何度もその裸だけを目的に巻き戻したり、一時停止したりと映画館じゃ出来ないことが出来るという利点!ただ難を言えば動く字幕が凄く邪魔である。それでも美しい裸を観ることが出来るのはやはり嬉しいものである。裸となったままのバーバレラが大統領閣下に対し「何か服を・・・」と言うと「構わん」という返事が返ってくる。いやあ、本当に構わんである。男なら誰しも閣下と同じ気持ちであるはずだ!それにしてもこの映画のジェーン・フォンダは文句なく美しい上にエロイ!デュラン博士の開発した機械さえもショートさせ、燃やしてしまうなんて、一体、どれだけ凄い性欲なんだ?男をただ捨てるだけの悪女でなく、きちんとご褒美までしてくれる何と言う有り難い女である。映画的にはけして、誉められるような内容じゃないし、でも、こういう映画を時には観るのも悪くはない。いや、悪い所か嬉しいものである。男心を確実に刺激するという意味で本当に嬉しい映画である。これ、日本でリメイクするなら、もしも、増村保造監督が生きていたら若き頃の若尾文子様(この場合は様です。ちゃんではない。)でお願いしたい。増村監督だったらこれ以上にとんでもない凄い映画となるはずだ。[DVD(字幕)] 8点(2011-04-09 21:32:56)(笑:1票) (良:1票)

12.  花嫁の父 《ネタバレ》 まずは何と言っても花嫁となるエリザベス・テイラーのとてもこの当時、まだ十代だとは思えないほどの美しさに驚かされる。そんな娘の心配ばかりしている父親の奮闘振り、娘の結婚相手が思っていた男ではなかったり、演説シーンでの可笑しさ、みんないなくなってしまった後の慌て方、夢に魘されている場面も恐いんだけど妙に可笑しかったりする。娘を思う父親の有り方、何しろ娘がここまで美しいエリザベス・テイラーだ!そりゃあ、落ち着いてはいられないのもよく解る。親子の絆を味わい深く描いている映画として評価して良いし、良きハリウッド映画にある品の良さを感じさせる作りにも共感出来る。それにしても本当にエリザベス・テイラーは美しい。美しさと上品さを兼ね備えている女優の代表!そして、守ってあげたくなる女優の代表でもある。これもまた間違いなくエリザベス・テイラーの代表作だと思います。[DVD(字幕)] 8点(2011-04-09 14:09:46)

13.  パピヨン(1973) 《ネタバレ》 パピヨンとドガの男と男の友情、生きるために自由を求めて逃げる二人、しかし、何度逃げてもどこへ逃げても必ず邪魔が入る。自由を手に入れることの厳しさ、この世に自由なんて本当に存在するのか?と見ていて思わずにはいられなくなるほどこの映画はとにかく全てが重苦しさで充満している。独房でのパピヨン(スティーブ・マックイーン)がとにかく恐いし、凄い。何が何でもドガ(ダスティン・ホフマン)からの差し入れを貰ったことを話さなかったパピヨンが食事を半分にされようが絶対に口を割らない。友達のためなら、また自由を手に入れるためならどんな辛さも絶えてみせるという男の中の男ぶりに同じ男として私にはとても真似は出来ないものを感じさせる凄さ、見ていてとにかく楽しいとか面白いとかそういう感覚よりも人間ってどこまで我慢出来るものなのか?というものをこの映画を観ると思わずにはいられない。人は目的のためならどんな苦しみだって耐えてみせる。例え食事を与えられなかろうが殺されかけようがそれでも絶対に諦めない。物事、諦めたらそれで終わりであるというものをこの映画は私達に教えてくれている。諦めなければ必ず報われる。若い裸の女性とも出会える。えっ?それは違うって?でもきっとそういう希望みたいなもの、かすかな夢、望みを持って生きていくことがどれだけ素晴らしいことかと思わずにはいられなくなるし、ラスト、海に飛び込んで本当の自由を手に入れてみせたパピヨンの「俺は生きてるぞ!くそったれ!」て台詞を聞きながら見ているドガ、この二人の対照的な二人の演技がもたらす男の人間臭さいっぱいの映画である。[映画館(字幕)] 8点(2011-04-08 21:38:28)(良:2票)

14.  バーレスク 《ネタバレ》 これは凄い。話の面白さはそんなにも感じられないけど、大きなスクリーンで大勢の女性達が声を出し、身体全体を使って歌いまくる。踊りまくる。そのパワーの凄さ、躍動感にこれは絶対に劇場で観る映画である。クリスティーナ・アギレラの声といい、美しさ、ナイスバディに男ならまず間違いなく眼が釘付けになることでしょう!ショービジネスの世界の華やかさ、豪華さ、素晴らしい音楽の数々、圧倒的なパフォーマンス、今の日本ではまず無理です。このような映画を撮ることは!この映画はクリスティーナ・アギレラの素晴らしさをただただ観て、興奮する映画です。ただ可愛いだけとか、美しいだけとかなら日本にもいるけど、美しい上に声の素晴らしさ、音楽のセンス、歌って踊れて、美人でナイスバディ、三拍子揃っている人は今の日本にはいない。クリスティーナ・アギレラがステージに立つだけで、それを観ている劇中のその他の人物、男も女も関係無しに拍手し、興奮している。スクリーンの中での彼女の活き活きとした姿に本物のアーティストの力を見せ付けられ、とにかく凄い迫力です。伊達に何度もグラミー賞獲得してませんね。ところでもしも、この映画のようにクリスティーナ・アギレラのような人が一人で自分の住んでる家に居候し、一つ同じ屋根の下で生活なんてなったらそりゃ、男なら喜んで泊めてしまう。絶対に断りません。むしろ大歓迎です。あぁぁ、良いな!俺もクリスティーナ・アギレラの靴下を脱がしたい。と思った男は私だけじゃないはずです。[映画館(字幕)] 8点(2010-12-23 18:14:41)(笑:1票) (良:2票)

15.  晴れて今宵は(1942) フレッド・アステアとリタ・ヘイワース、このコンビも良い。好きだなこの映画!この二人の優雅なダンスをただ楽しむ。それだけでも観る価値十分だと思います。リタ・ヘイワースの美しさ、あの色気、全てが好きでして、ストーリーなんてこの際、気にしません。ミュージカル全盛期の頃の二人の演技、やりとりの面白さ、そして、何よりも最近のミュージカル映画みたいにうるさいだけの品の無い作品とは違うし、変な殺人だの、黒人問題がどうだのこうだのといった余計なものもないので良い。[DVD(字幕)] 8点(2009-09-24 22:05:12)

16.  裸足の伯爵夫人 《ネタバレ》 人間にとっての欲とは金に対する欲、更には食に対する欲、そして、愛に対する欲、この映画では愛に飢える者同士の欲が描かれている。成功を夢見て男にしがみ付く女、そんな女に近寄ってくる男の欲望、お互いが相手を利用してのし上がろうとする。踊り子のマリア(エヴァ・カードナー)が映画監督であるハリー(ハンフリー・ボガード)との出会いによって人生が変わる。長い間、探し求めていた理想、夢、夢と現実とのギャップの違い、叶ったと思った夢も思い描いていた理想とは大きな違いによりどんどんと悲劇のヒロインへとなってしまう彼女、マリーの姿に夢はやはり夢であり、現実とはそんな簡単なものではないと言っているようであり、そこにこそ人間の持つ哀しみ、現実の厳しさ、監督の見つめる視線の何とも惨酷なことといったらない。あの墓場でのシーンでのハリーの姿、表情には何だかとても人生に対する厳しさと皮肉のようなものを感じる冷たい眼差し、この映画は一人のヒロインの死によって夢と理想との違いを見せ付けられているような何とも惨酷な人間ドラマとして見応え十分!回想シーンの使い方もなかなか上手く、そして、何よりもテクニカラーによる美しい映像が人生は惨酷だけど、美しい。いや、美しいけれども惨酷とでも言ってるようにも感じてしまう。[ビデオ(字幕)] 8点(2009-01-06 21:27:01)

17.  ハイ・シエラ うん!これまた面白い映画見っけ!久しぶりにハンフリー・ボガート主演の映画が観たくなって借りてきましたが、これは面白いです。まずは何と言っても主演のハンフリー・ボガートがかっこ良くて渋くて男の中の男て雰囲気を十分に醸し出している。犯罪映画ではあるけど、これは男の女の切ない恋愛映画でもあると言えよう!ハンフリー・ボガート演じる一人のギャングとそこに関係する二人の女の描き方がとても味わい深い上にスリリングで観ていて面白かった。この作品を観てもハンフリー・ボガートという俳優の持っている人間臭さ、紳士的な人柄、愛する女の為に闘う男のロマンとでも言うべきか?が描かれていて、この作品もハンフリー・ボガートの魅力再発見出来て良かった。そして、この作品で忘れることの出来ない犬ですよ。犬!この映画の中に出てくる犬がこれまた本当に良い![ビデオ(字幕)] 8点(2006-10-14 18:49:43)

18.  バファロー大隊 ジョン・フォード監督が法廷劇をどう描いているのか興味があって借りてきました。でもって、やはりこの監督、上手い!話の持っていき方、裁判シーンでの緊張感、盛り上げ方、更にはこの作品、勿論、監督が西部劇を撮らせたら世界一の監督だけあって、西部劇としても十分楽しめる仕上がりに満足のいく作品でした。法廷劇と西部劇とのそれぞれ回想シーンでの見せ方もさすがです。壮大なる西部の街並み、その写し出される背景といいまた一つジョン・フォード監督の映画で面白い作品を観た気がします。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-05-03 13:08:35)

19.  白熱(1949) ギャング映画の帝王、ギャング映画と言って外せない俳優の一人、ジェームズ・ギャグニーの悪っぷりとそして、悪さの中にあるマヌケさと、バカぷりを思い存分、楽しむにはもってこいの映画というのが観ての感想です。こういうちょっとマヌケな悪人を演じさせたら、この人の右に出る者はいないのではというぐらい、本当にマヌケなんだけど、やはり憎めない。そのキャラクターとでも言うべきか、個性の強さは本当に凄いと思う。この作品、ストーリーそのものよりもまずはジェームズ・ギャグニーという一人の俳優を楽しむ為のお手本のように私には感じられます。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-03-15 22:26:39)(良:1票)

20.  ハリーの災難 ヒッチコック監督がそこらの二流監督とは違うといことが、この映画を観ると解ります。(この作品に限ったことではないが)とにかくヒッチコック監督の映画にはサスペンスの中にも必ずといって良い程、ユーモアがいっぱいで、特にこの映画はヒッチコック映画の中でもユーモアという点ではナンバーワンです。作品全体を包み込むブラックユーモア、正にヒッチコック映画の醍醐味、ここにありって感じです。けして、傑作だとは思いませんが、こういうユーモアの効いた映画をいとも簡単に撮ってしまうところが、本当にヒッチコックの凄いところだ![DVD(字幕)] 8点(2005-11-02 22:30:08)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS