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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ブレーキ(2012) 《ネタバレ》 ソリッド・シチュエイション・スリラーって、脚本家のアイデア賞みたいな面白さがあって嫌いじゃないんですが、この作品はちと微妙。 硬質ガラスに閉じ込められた政府職員を拷問するために、テロリストが選んだ手段が、何と「蜂」とか、イヤイヤ、バラエティ番組過ぎるだろ。思わず暗闇の向こう側で一生懸命「蜂を投入するテロリスト」とか、懸命に想像しましたが、絵面が無理過ぎる。 オチのシーンで「実は、めっさ手の込んだテストだったんすよ!」と言われても、やっぱ、蜂はないな。蜂は。 衝撃らしいあのラストも、余計だ。色々と惜しい作品。 …蛇足ですが、あの密室内にあったタイマーの存在意義が、よくわかんなかった。[DVD(字幕)] 4点(2012-10-11 22:34:27)《改行有》 2. 5デイズ 暢気に北京五輪を観ていたときに、ロシアとグルジアではそんな事が起きていたのか…と思うも、暢気にロンドン五輪を観ていたときには、シリアの内戦が加熱していた訳です。 華々しい世界的イベントが開催していても、その時世界ではエライ事が起きている。 「世界はまだまだ暴力に満ちて、平和ではありません」(倉持陽一)という事を、ついつい忘れてしまいがちな私には、なかなか考えさせられる映画でした。 ちょっと嫌露すぎる内容で、ヒロイズムが鼻にツく映画ではありましたが。[DVD(字幕)] 6点(2012-08-21 02:09:44)《改行有》 3. ファイナル・デッドブリッジ 《ネタバレ》 「さて、どんな手段で殺っとく?」というワクワクした声が聞こえてきそうな死亡フラグ制作委員会(勝手に命名)の意気込みもあってか、今回もイイ仕事でした。(特に体操シーンのアレには超驚かされた) というか今回は、あまり複雑化させずにルール立てをし、なおかつ本作エピローグと1作目のプロローグとをくっ付けるという妙技を披露した、脚本家の功績が非常に大きいでしょう。 ラストの生き残り君もキッチリ取りこぼさない隙の無さは「(たぶん、身代わり君の寿命も実は短かった的オチではないかと)薄々感じながらも、騙されてしまう」から気持ちイイ。 ファイナル・シリーズファンとしては、非常に満足。お見事でした。 …蛇足ですが、鍼灸や眼科など医療系の死亡フラグは、なるべく立てないで欲しい…これはマジで怖いから。[DVD(字幕)] 7点(2012-02-26 02:22:32)《改行有》 4. ファール・プレイ 《ネタバレ》 「タクシー客」や、オペラの「ミカド」などよりも、逮捕劇にドン退きしているオペラの観衆が、すっ呆けた法王の拍手に釣られて拍手するラストシーン。ここが何とも日本人的笑いで面白かった。[DVD(字幕)] 8点(2012-02-04 00:25:18) 5. ファイナル・デス・ゲーム 《ネタバレ》 アイデアは内野安打的な感じですが、演出が凡庸で愚鈍。もうちょっと悪趣味でもいいと思う。特に物騒な重機でスプラッタムード高まる材木所で、安CGの蛇に襲われるシーン。なんなんだそれ。がっかりだった。予算切れ?ちょっと惜し過ぎる。 そして蛇の話題の後に蛇足だが、予告編の「恐怖!崖の下のカニバリズム!」という立木文彦のナレーションと、カニに啄ばまれるグロシーン。マジボケなのか駄洒落なのか判断つきませんが、カニバリズムはカニに襲われて喰われる事じゃないよ!ちょっと不覚にもウケました。 ちなみにカニバリズムとは食人嗜好、もしくは種内捕食という意味。崖から落ちた彼が人の皮を被ったカニだったのなら、適切な予告なんですが。[DVD(字幕)] 3点(2011-08-25 01:30:17)《改行有》 6. プリズン・ブレイク ファイナル・ブレイク<OV> 一本の作品としては評価できないが、プリズンブレイク1~3・ファイナルシーズンと追いかけてきたTVシリーズファンの私としては、何とも感無量な内容です。[DVD(吹替)] 5点(2010-07-24 04:27:41) 7. ファイナル・デッドサーキット 3D これまでのシリーズのおさらい的作品で、安定感はあっても驚きがない。こういうシリーズに有りがちな「続編に期待してくれ!」的な緊張感の無さを感じる。嫌いじゃないんですけどね。[DVD(字幕)] 5点(2010-07-24 04:22:22) 8. F.R.A.T./戦慄の武装警察 私がJ・ティンバーレイクのファンであるという点を差し引いても、実に退屈な映画だった。脚本はソコソコ良かったと思うんですが、演出がヘタレ過ぎ。社会派で行くのかガンアクションでドンパチ楽しませるのか。ハッキリしないどっち着かずな印象。OPシーンは、結構格好よかった。[DVD(字幕)] 4点(2010-03-12 01:15:48) 9. ブラックサイト ちょっと、どっち着かずで散漫な印象。サスペンス物として脚本を練るか、猟奇殺人物として意匠を凝らすか。そこらへんをもうちょっとハッキリさせていれば、もう1、2点は平均点が上がったのではないか?設定は悪くないだけに、勿体無い。 しかし、作中の興味本位で悪趣味な殺人サイトを閲覧し、少なからず凶行に加担していた奴等と、この作品をそれなりにワクワクしながら観ていた私。一体どう違うというのか?と、ついつい考えてしまった。 これが製作者の狙いだとしたら、中々見事と言えなくもないかも。[DVD(字幕)] 6点(2009-11-05 23:50:44)(良:1票) 《改行有》 10. フォーガットン 《ネタバレ》 記憶・脳内系ミステリ作品と思いきや宇宙人キャトルミューテーションSF作品だった!という肩透かし感も否めないが、それでも面白かった。SF作品なのに最低限の説明でテンポを重視している点も、魅力。ルール無用のエイリアンではなく、行動に「縛り」があるというのも、重要。ラストの「何も起きていない感」で附されたピリオドも、うまい。[映画館(字幕)] 7点(2007-12-28 20:25:02) 11. ブリッジ ちょっと焦点がボヤけている気もするが、恣意的でないドキュメンタリーとして好感は持てる。金門橋(ゴールデンゲートブリッジ)のもうひとつの顔、という視点と、米国の自殺事情に触れる機会、という点で評価したい。蛇足ながら追記しておくが、WHOが発表した自殺率(国民10万人に対しての自殺者数)ランキングでは米国45位。対して日本は10位。う~ん。この作品に対してちょっとした温度差を感じたのは、このランキング事情だろうか?[DVD(字幕)] 6点(2007-12-04 23:04:45) 12. 不都合な真実 《ネタバレ》 実によくできたドキュメントであり、老若男女問わずに聞き入れるエンタテイメントな講義であり、そして狡猾とも真っ当とも取れるゴア氏の政治的アピールでもある。姉や子供を襲った悲話や、エコにオヨビゴシな政治家(ブッシュ他)のコメントなどに政治家としてのアザトサなんかも見え隠れしたが、日本のどこかのキレイ事とパッシングしか能のない某政党に比べれば極々真っ当だし、至極フェア。やるなぁ、ゴア。日本の政治家もこういう作品を取ってみるのも一興ではないでしょうか。少なくとも国民の政治離れや投票率の低下に一役は買えるのでは?と考えてみたり。…気にし過ぎなのだろうが、どうも政治的な戦略を深読みしてしまう。しかし、ここは素直に警鐘の鳴りの良さに感心してイイと、思います。冷笑する程度の芸しかないニヒリストや、一部の胡散臭いナチュラリストのウザイ熱意に気後れする必要もないと、思います。[DVD(字幕)] 8点(2007-07-31 00:06:05)(良:1票) 13. フライトプラン 「誰も信用できなくなる」展開がありきたりと言えばありきたりだし、(飛行機が舞台なだけに)オチも新鮮味に欠ける。がしかし、J・フォスターの演技と舞台設定がソコソコ面白く、退屈はしない感じ。テレビ作品で申し訳ない上に完全に余談だが、「24」といい「LOST」といいアラブ系の怪しい男がこの手の作品に登場するのはそろそろウンザリ。[DVD(字幕)] 7点(2007-02-25 00:33:57) 14. ファイナル・デッドコースター 《ネタバレ》 飛行機→ハイウェイ→ジェットコースターと、何故か常にマイナーチェンジし続ける本作品ですが、今回もソコソコ面白い。 一作目では飛行機嫌いが観たら、二作目はペーパードライバーが観たら、本作は絶叫マシーン嫌いが観れば確実に益々イヤになること間違いなし。つけて加えるに日焼サロンも怖いね! しかし、派手で凄惨ながらもワクワクしてしまう死にっぷりにも飽きがきてるのも紛れ無い事実なので、そろそろ打ち止めでイイかと思う。 「ファイナル」とか「最終章」とか「完結編」とかは信用できないけどね。 イイ仕事でしたよ~[DVD(字幕)] 7点(2007-02-11 23:40:44)《改行有》 15. プライベート・ライアン 《ネタバレ》 ノルマンディ上陸作戦での地獄絵図は、凄まじい。戦地での人の命、とりわけ下級歩兵の命は安い。その様がよくわかる。正しく混沌。グチャグチャだ。マトモじゃない。戦争は愚かしい。確かに愚かしい。しかし、作品の全体的なバランスという点では、後半のダレた感じはしんどい。命ある限り、その価値を死ぬまで味わい尽くすことが大切なのだというのは、よく分かるつもりだけどさ。星条旗がはためくラストは、なんか物凄く下品だ。無数にそびえる白い十字架には申し訳ないが。[ビデオ(字幕)] 4点(2005-10-30 00:05:29) 16. プレデター2 「脚本の良し悪しなんざわかんねぇよ。俺ら」という俺ら素人目にも、如何に脚本が薄くテンポ悪いかがわかる。そこまで陳腐な脚本って、ある意味凄いと思う。フェミニストのプレデターという設定も、どうなんでしょ。何よ。プレデターのイメージ美化習慣でもあったのか?当時。中途半端な時代設定も、なんだかなぁ。1997年って、ツッコミ入れないでは観れない時代設定じゃない?意図あんのかな?ワカラン。で、冒頭の銃撃戦とか結構悪くないが、後半のアクションのダレダレ感はどうした事?オチもなんか陳腐だしな。まぁ、悪いが、所詮B級か。アクション続編作は。[ビデオ(字幕)] 4点(2005-09-04 06:48:24) 17. 不機嫌な赤いバラ 年齢に縛られることなく、我儘が許されるのがイイ女の条件である。という理論が遺憾なく発揮。そしてその我儘に簡単に屈しない(屈せない)のも、吹けば飛ぶようなではあるが男の可愛い意地なんである。そう思う。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-04 04:39:13) 18. フライド・グリーン・トマト こういう人間賛歌にゃ、弱い。そう、喜怒哀楽を共有できる性差人種を問わない一生モノの友達って、やっぱり大事なんだよね。しかし、片腕の男の子のエピソードって、弱くない?なんか話的にも浮いてた様な…。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-18 13:40:34) 19. ブローン・アウェイ/復讐の序曲 爆弾作りは、たのしい!と、うっかり思わせてしまう作品。爆弾魔のあの手この手の爆弾にはワクワクさせるよね・・・って、させてどうする!ご時世がご時世でなければ(テロ問題とかね)、面白いと手放しに(ややB作気味ですが)言えるのだが。いやなご時世です。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-10 05:19:55) 20. ブラック・ダイヤモンド 東洋・カンフーマスターとブラウン・ファンキーマスターの取り合わせは、相性がイイね。ってか、もう、使い古された感すら、あるね。ま、設定やら御都合やら細かいこと言うのも野暮だ。主役はアクション。これは申し分ない及第点クリア。ただ悪役の癖の無さは、ちょっと寂しいかな。と思ったら、あ、M・ガダスコスだった!みたいな。7点(2005-02-09 00:22:02)
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