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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 うん、どっかで見たことあるというか今まで何度も使われてきた御馴染みのプロット「鬼上司と戦い、頑張り、夢を見る普通の女の子」のお話。アンディの存在位置が曖昧な感じはあるけど女性観客には変身願望と共にひと時のファッション雑誌業界を仮想体験できる楽しい物語となっていると思います。メリル・ストリープは徹底的なワンマンやり手編集長を演じていてそのストレートさが気持ちいいですね。深みのある人物ではないけどさっぱりしてて(言動を)飾らない人柄が見事に表現されていて脱帽です。同僚は「実は良い人」でデキる人だらけなのに、アンディの友人や彼氏は器のチッコイ人ばかりなのはちょっと残念。これって作者の実体験を皮肉っているのかな?パリコレやN.Y.の街並みも堪能でき、各種スーパーブランドの作品や小物が出てくるのでこういうのが好きな人には飽きずに楽しめるでしょう。音楽・展開もスピーディーです。 余談。百貨店勤めしてたことありますけどミランダのような人、マジいます。怖いです。リアルすぎて。映画では笑ってみてられますけどリアルで関わるのは相当な体力が必要なので見ながら苦笑いでした(笑)。[映画館(字幕)] 7点(2006-12-23 00:15:48)(良:2票) 2. プロデューサーズ(2005) 《ネタバレ》 いやあ楽しかった。メル・ブルックスということで、さすがに卑猥な笑いも多いですけど、下品というわけではなくいきすぎないところで止めています。 運動神経の鈍そうなマシュー・ブロデリックがタップを踏んだり、長身のユマ・サーマンとダンスしたりとそれが見られただけでも楽しかったです。三谷幸喜さんも「THE有頂天ホテル」みたいなものより、こういうタイプの「くだらない笑い」の映画を作ってみたらおもしろいと思うなあ。 ライティングも古き良きハリウッドの雰囲気を残した画作りで、久しぶりに映画らしい映画を見たなって感じがします。役者も実力派を揃え、みんながこれまた楽しそうに演じているのが印象的。ネイサン・レインはジャック・ブラックのようなクドさもなく、ダメプロデューサーぶりが板に付いたさすがの芝居です。凝ったエンドクレジットと、最後まで楽しませようとするサービス精神におなかいっぱい。落ち込んだときに観たい、サイテーでバカみたいだけど楽しい映画です。[映画館(字幕)] 8点(2006-04-14 21:49:33)(良:1票) 3. フライトプラン 《ネタバレ》 空調なんて存在しない機首内部でジュリアが生存している、これですでにあり得ないお話。みなさんのおっしゃるように穴の多い脚本ではありますね。それでもジョディ・フォスターというスターのなせるわざか、そこそこ見られる映画にはなっています。でも…あんな乗客が本当にいたら嫌だなあ…。いくら子供が行方不明とはいえ、あれだけ騒ぎ立ててはいかんでしょう。 ハッピーエンドで終わるけど、見事に損壊した航空機や窓ガラスを破った車など、航空会社側は損害賠償請求するべきです!実在のエアラインからクレームがないのか心配になるパニックぶりでした。タイトルは「フライトプラン」よりも「パニックプラン」のほうがいいかも。ボーイング社の機嫌を伺うような機種名に6点。[映画館(字幕)] 6点(2006-02-15 22:56:18)(良:1票) 4. ブレア・ウィッチ・プロジェクト 奇抜さでは群を抜く作品。サントラやwebを使って独特の宣伝や世界観を構成したという点でも評価できる。でも、作品は学芸会の見世物映像のレベル。森で若者が発狂しながらただビデオをまわしつづけるだけですね^^;35mmフィルムにスタンダードサイズで焼き付けてあるのは新鮮でした。6点(2002-05-07 08:45:00)
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