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1. フルメタル・ジャケット
《ネタバレ》 キューブリックの中で1番好きな映画、全編ロケだとの事。ロケで無いとこの迫力(内面の切迫感という意味で)は出ないだろう。好きな所はヴィンセント・ドノフリオ(のデブ男)編が終わって、明るいベトナムのハノイの風景に切り替わる所、ナンシー・シナトラの歌でやっと前編が終わり、後半突入感が満載のシーンだ。その後半の後半はスナイパーとの銃撃戦からが素晴らしい(というか、恐ろしいのだが)。「戦争がココまで人間を変えるのだ」というキューブリックのメッセージでコレは反戦映画だと思っている。[ビデオ(字幕)] 9点(2015-10-19 23:35:13)
2. プレミアム・ラッシュ
《ネタバレ》 自転車(一応スポーツタイプ)に乗る人間なので大変面白く爽快だと思う。でも「けど、なあ、」的な印象。しかし「単純に面白い」という意味で8点献上します(後述理由で「9点献上」に変更します)。ソコまで自転車でハチャメチャやっていいの?コレが日本で公開されないでDVD発売だった理由が分かる。警察をコケにするストーリーなんだけど相手の警部(1人だけです!)も相当ワルなのでストーリーが成り立ってるけどねえ。蛇頭の幹部の領収書のサインが笑える。コレが今の中国の現状かは不明ですが真実味はあります。「アメリカの警察にはこんな自転車専門の取締部隊が有りますよ!。コレ観て日本も参考にしてはいかが?」って日本の公安委員会に言いたくなりました。
2017年4月8日追記)
印象に残ったシーンは日本じゃ禁止なんだけど固定ギア・ノーブレーキピストで自動車のドリフトみたいにスライドしながら止まるシーンはカッコ良い。自分じゃ絶対無理だけど、このシーンで1点UPします。
2017年4月30日追記)
GW中でヒマなので再度じっくり見てます。悪役の乗っている車が日本製なのは仕方ないとして、観客と主人公の共有する情報が同時進行というのが良い。最初不正送金を疑っていたワイリーがニマに問いただすシーンの後「そういうことなのか!」と観客も合点がいった後、ワイリーの仲間のバネッサもソレを知るという感じで、観客も一緒に自転車に乗っているラジの店の仲間の様な気分になってくるのが良い。[地上波(字幕)] 9点(2015-09-18 05:41:57)《改行有》
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