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21. ファイナル・カウントダウン
《ネタバレ》 封切られた当初、「戦国自衛隊」のぱくりだとバカにする声もあったけど(実際パクリと言われてもしょうがないところもある)、映画の出来で判断するとこちらの方が数段良い(というより戦国自衛隊は評価の対象にならないほどひどい)。原題からすると、米側の真珠湾の恨みのこもった映画だと想像したのだけど、決してそうではなく大統領候補の失踪や過去に取り残された男の後日談なども交えてなかなか丁寧にリアルに描いている。ゼロ戦との交戦シーンなども入れて楽しませてくれる。
最後に、さあミニッツ対帝国機動部隊の対決か、と期待させておいて、直前で現代に戻ってしまうのはやや拍子抜けではあるけども、あそこで
一戦交えてしまったら、荒唐無稽の映画になってしまっていただろうからあれが限界というところだろうか。7点(2003-10-29 13:52:11)《改行有》
22. ファイナル・デスティネーション
《ネタバレ》 残酷なホラー映画という設定にこだわって主人公グループの殺され方が月並みでおそまつゆえB級(登場人物がほとんど無名俳優という意味でも)ホラームービーとしての評価しか与えられていないようなのが残念。それがなかったらA級青春サスペンス映画になっていたかもしれない。とにかくホラー映画というと、ホッケーの仮面かぶったオッサンとか、濡れ髪のオネエサンとか、化け物を登場させてそれだけで怖がらせようという手法にうんざりしていたので、モンスター無しのこの映画は非常に新鮮だった。死ぬ運命は変えられない、必ずもとの運命に引きずりもどされるというテーマも気に入った。渋い脇役をかませてみればもっと全体的にもしまったのではないか。
追記:
最初観た時は、なんかガキのどたばたホラーのような軽い印象だったのだけど、再度見直してみるとシリーズ初回作ということで、その後の続編のようなどぎつさはないものの、結構丁寧に心理描写なども行われていて改めて面白さを実感しました。観終わって夜お風呂に入る時やトイレに入る時にはちょっとびびりました。[地上波(吹替)] 6点(2003-07-22 15:13:02)《改行有》
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