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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. フロム・ダスク・ティル・ドーン3 何と言うか、まあ……。『悪魔の辞典』で有名な作家A.ピアスがメキシコで行方を絶った裏には、実はこんな話が……。という、実話を題材にとって膨らませた辺りがこの話の肝であり面白味なんだが、如何んせん話が遅い。 頑張って『1』に近づけようとした気持ちは分かるが、今更そこまで勿体付けてどーする? っつーくらい展開が遅くて退屈で観てられない。『1』は、最初だから許されたのよ、あの意表を突くバカ展開が。でも『3』ともなると吸血鬼映画だってコトは既に判ってるワケで、だったらさっさと本題に入れよ、と。 最後のエンドロール後のシークエンスもねぇ……。なんだか、小説『ぼっけぇきょうてぇ』の二口女オチを思い出した。それを評して荒俣宏氏は「悪女の深情け」と。w 言い得て妙ですな。www[CS・衛星(字幕)] 3点(2009-08-14 18:50:05)《改行有》 22. ブロウ 特に何と言う感想も持てない「だから何?」といった映画だった。この映画を観て学んだことは3点。1.毒を喰らわば皿まで。悪いことするんならトコトンまでやらなきゃね、ってことと、2.裏切り者許すべからず。一度裏切ったヤツは2度3度と裏切ります。きっちり殺してしまいましょう。そんなヤツを許したり、まして再度信用するなんて以ての外です。3.ろくでなしにはろくでなしの女しか付かない。ペネロペ・クルスがろくでなしのバカ女を怪演してます。w 『ゴッド・ファーザー』や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』などと観比べると、大物にのし上がっていく悪者と、そうでない悪者の差が判りますな。w たっぷりと悪事を働いたあとは、派手に見事に散ってこそ伝説の大悪党として名前が残るのです。www 余生を刑務所で暮らしながら娘の面会に儚い期待をかけてるなんて小者、小者。そんな小者の情けなさをデップが好演してるのが唯一の観所かな。[CS・衛星(字幕)] 3点(2008-10-31 12:58:28)《改行有》 23. フランケンシュタイン(1994) 《ネタバレ》 話は悪くない。まあ、ほぼ原作どおりだからね。『ドラキュラ』の1000万倍はマシ。でも、モンスターにデ・ニーロを使った時点で失敗でしょ。どのシーンを見ても白塗りした坊主頭のデ・ニーロにしか見えない……。orz 最期、モンスターは流氷に乗って流されて行ってしまうワケだが、「あ~あ、デ・ニーロ流れて行っちゃったよ。次の映画、大丈夫なのかな……」と思ってしまう辺り、どーなの?[ビデオ(字幕)] 3点(2007-09-17 14:39:19) 24. フライト・オブ・フェニックス なんだろう? 危機があって、苦難があって、その末にハッピーエンドがある王道の展開なんだが、何故か爽快感の無い映画。はっきり言ってツマラナイ。大体、デニス・クエイド演じる機長は何であんなに偉そうなんだ? 飛行機墜としたのはお前だろーが、お前のせいでみんな苦労してんだよ。もっと反省しろ!w まあ、基本的にお伽噺だから突っ込んじゃいけないんだろうけど、あのド素人が限られた工機で何とか作った飛行機はどれぐらい飛べるんだろう?w 数キロも飛んだら尾翼が落ち、翼がもげ……ってバラバラになっていきそうな気が……。www[地上波(吹替)] 3点(2007-08-04 06:40:19) 25. BROTHER 初めて北野武の映画を観たんだが、はっきり言って「なんじゃこりゃ?」と…。たけしの芝居は下手だし、在り来たりな脚本、無意味なカメラワーク、間の悪い編集etc,etc…。なんでこんなモンが評判イイの?3点(2004-07-30 01:24:06) 26. プロフェシー 《ネタバレ》 一生懸命作ってるのは分かるんだけど……。如何せん広げた風呂敷が畳みきれてない。なぜ死んだはずの奥さんが現われたのか? 工場で事故が起きるはずじゃなかったのか? 8時間も前に死んだ男から1時間前に電話があったのはなぜ? そもそもモスマンって何? などなど、放りっぱなしの謎が多過ぎて、見終わった後にストレスが残る。ラストもあっさりしすぎてて拍子抜け。3点(2003-11-06 02:57:40) 27. ファイティング・キッズ/友情への10カウント 80年代後半に山ほど作られた、“ちょっと気になる転校生の活躍を描くスポコン映画”の最後っ屁のような作品。 まあ、この作品が全く話題にすらされなかったのは分かるね。この手の映画に不可欠な爽やかさが全く、本っ当に全く無い。w 舞台が賭けボクシングなどというドロドロした世界だから話も暗いし。主人公は端っからそれなりに強くて懸命なトレーニングなんてシーンは無い。だから観客は一緒に苦労(心情的に)してきて無いから感情移入もし難くて、クライマックスで苦境に陥っても「頑張れ!」と心底から応援できない。 例えばジャッキー・チェンの映画は、弱い男が苛められて、必死でトレーニングして強くなるから、最後の決戦で観客も親身に応援できる。そこまでの苦労を知ってるから。ところがこの映画はただ淡々と戦いを見せられてるだけ。その戦いも、ただ凄惨なだけで見ていてうんざり。だから最後に勝ってもカタルシスが無い。 まあ、91年の作品だから、後発として他の作品と一味違えたかったのだろうが、全てが裏目に出ちまった残念な映画。[CS・衛星(字幕)] 2点(2009-10-03 19:51:28)《改行有》
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