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1. プロメテウス
《ネタバレ》 ★はじめのほう、プロメテウス号のクルーに、映像でまじめな「お言葉」を垂れる老社長の横で緊張感なくお腹出して転がってるお供のワン公が可愛かった(笑)。あとあの医療カプセル、はじめなんであんなものがわざわざ紹介されるのかと思ったけどちゃんと活躍シーンがありましたね。あれはすごい、医者いらね。 ★全体の内容は他の方が書いてる通り、「エイリアン・エピソード0」 ★説明不足は多いわ、危機管理のかけらもない行動するやつばっかだわでいらいらする。ま、所詮リドリー・スコット氏は映像作家ではあってもストーリー作家ではないから。オリジナルストーリーを求めても無駄か。映像だけを堪能するなら◎なのでこの点数。[映画館(字幕)] 6点(2012-09-15 23:57:26)
2. ブラック・スワン
★遅ればせながら観てきました。 ★自分の関心はチャイコフスキーの音楽がどれだけ使われるのか・・・いやそもそもバレエシーン以外ほとんど映画オリジナル曲なんて興ざめなことになってるのではって・・・ ★ってのはチャイコの音楽って一般的に大仰なイメージがあって、いかに昨今の映画音楽にオケ曲大流行りの今であれ、こんな現代的な、サイコホラーっぽい映画にロマン派メロメロの白鳥湖がBGMとして合うのかしらんと思ったから。 ★しかし実際はほとんど白鳥湖のそのまま、またはアレンジしたもので、組曲でよく流れる「情景」や「4羽の白鳥」も流れたが、いちばんうれしく、また驚いたのはイントロの曲がそのまま映画のイントロに使われたこと。あのバレエのイントロがこんなにそのまま映像とぴったりくるとは。映画のこれからの内容を暗示するような、不安を煽るような、まるで映画のために作曲されたようなハマり方に感心しました。あとラストの音楽もほぼそのまま使ってたしね。劇中のバレエは「新演出」なようですが、構成自体はプティパ=イワノフ版を踏襲してるんですね。 ★ストーリー自体は良くあるドロドロ芸術家でホラーっぽい演出がされたのが新鮮ですが、それにしても要は「もともと気の小さい奴は、もう精神病んで自傷するくらいの覚悟がなきゃトップにゃなれないよ」ってことなんでしょうかね・・・私はあきらめてますが(笑)[映画館(字幕)] 7点(2011-06-15 00:10:42)
3. プラネット・テラー in グラインドハウス
★隣町の映画館では早くもレイトショー打ち切りってんで、急いで見てきました。 ★前作以上に下品・グロ・ナンセンスのオンパレードで、そういうの嫌いなヒトは見に行かない方がいいと思いますが、それさえ我慢すれば(いや、我慢してまで見るもんじゃないですが)、実は結構普通に映画としてもよく出来てる。 ★難を言えば予告でバンバン出てくるヒロインのねーちゃんの脚機関銃装着までが結構遅くて、まだかよとイライラするんだけど(ひょっとしてその誇大広告加減もグラインドハウス?)、逆にそこに至る過程はきちんと描かれてて、はじけた後のカタルシスは充分。 ★前作同様ワザと入れたフィルム傷やコマ飛び、さらにあっと驚く「飛び道具」まであって、場末映画館テイスト満載ながら、その上作劇にも手を抜いてない。つくづくR・ロドリゲスって器用な監督なんだなと思う。 ★しかしどなたかも書かれてましたが、昼にラーメンチャーハンを食いたかったのに、昼夜でラーメンとチャーハンを別々に食わされた。それが単品で結構イケたりするから始末に悪い。なんか騙された気分なんだけど・・・感が、「デス・プルーフ」以上にする作品。 ★なんかねえ、面白かったんですよ。ぼくはグチャネバも下品も平気だし。もちろん割引で見ましたし。でもやっぱり食いたかったのはラーメンチャーハンなんだよ!と声を大にして言いたい。でも美味かったし・・・客を選ぶのがまたいいし・・・でも・・・[映画館(字幕)] 8点(2007-10-01 23:48:08)
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