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1. ブラック・スワン
《ネタバレ》 何て言うか・・・、感想を書くのが難しい作品だなあ・・・。
ホラーではない。
スプラッタでもない。
サスペンス・・・なの・・・か・・・?
ところどころ、出血する映像なんかが出てくるが、スプラッタ的な『痛そう』な映像というより『生理的に気持ち悪い』映像なのだ。
娘に異常な愛情を抱いている母親、常に誰かを蹴落とそうとしているバレエ団の女達。
そうか、これは女独特の陰湿な世界を描いた作品なのか。
女性なら分かると思うが、女の世界ほど、摩訶不思議で恐ろしい世界はない。
この作品では、バレエという特殊な世界をフィルターにして、さらにギュッと濃縮した女の世界を美しく、恐ろしく描いている。
で、面白いかと聞かれたら、私はちっとも面白くなかった。
女の世界の恐ろしさは現実だけで十分だからだ。
ただひたすら、映像美を楽しむのなら良作品かもしれないが、ストーリー自体は全く引き込まれなかったのでこの点数。[DVD(字幕)] 4点(2011-12-24 21:49:35)《改行有》
2. プラネット・テラー in グラインドハウス
《ネタバレ》 お金を掛けた豪華なB級映画!!
もちろんホメ言葉です。
エロあり、グロありで最高でした!
チェリー(ローズ・マッゴーワン)は何て言うか口元が妙にヤラしくて、そんなチェリーが片足のフリークス、しかも棒になった姿はエロ度MAX!!
その上、物語の後半では棒の代わりにマシンガン。(この姿は映画の予告でも良く流れていたのでご存知の方も多いはず。)
そんなエロで盛り上げる一方、血が混ざったバーベキューソースを食べて「うまい!」って言ったり、ウィルスに感染した人々のグチャ~~ってした感じとかグロ全開なのもいい。
前編、悪ふざけ的なノリなのだが観ていて心地良く、あっという間に終わったという感じだった。
「エイリアン2」のマイケル・ビーン目当てで観たんですが、トシを取った彼はまだまだカッコ良かったです。
ただ今回も途中で死んじゃいます。
いつも死んでしまう男、それがマイケル・ビーンなのさ!
[DVD(字幕)] 9点(2008-09-05 17:41:22)《改行有》
3. ブラック・ダリア
映画公開時、テレビのCMで「ブラック・ダリアの死体」をやたら強調するんで、サイコ・サスペンスと思い込んで見てしまいました。
そのせいでしょうか。見終わっての感想は「やられた~~~!」です。
これサスペンスなんですね。人物をしっかり書き分けられていないのか、アイスとファイヤーのキャラが際立ってこない。だから、2人のやり取りがツマラナイ。ラストで、色んな事柄がブラック・ダリアと結びつくんですが、それまでの見せ方がツマラナイせいか、「へ~~・・・」って感じに。パズルで言うところのピースをたくさん散りばめたのはいいけれど、そのパズルをはめて行く行程の見せ方が悪かった、という印象。残念。
[DVD(字幕)] 3点(2007-09-12 14:56:41)《改行有》
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