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1. ペット・セメタリー(2019)
《ネタバレ》 ホラーの古典的作品だけあって、今更見ると、ありがちでひねりがなく、予想通りな展開のストーリーで、見てて退屈である。
禁断の秘術で死者を蘇らせたら、蘇った者はもはや別モノで、そこから悲劇が起こる…なんてのは手垢が付きまくった展開で、これからどうなるんだろう、っていうワクワクもドキドキもない。蘇った女の子は邪悪で殺戮に走り、登場人物が次々殺されていくわけだけど、見てても「はいはい、まー、そうなるわな」ってなもんですわ。
小説発表時、もしくは最初に映画化された当時、これがどれだけ怖く、また目新しいものであったかは知らないが、今、鑑賞に耐えれるような内容かと言うと、答えはNOである。
まあ、ラストシーンだけは、ちょっとインパクトはあったけれどど。あのあどけない幼児がこれから家族3人に手をかけられるという残酷な展開を予感させつつエンドロールはよかった。
まあ、でもそこだけだなあ。
ところで、どうでもいいつっこみをするが、娘が死んだのは呪いのせいでも何でもないよね。
両親は、庭が大型トラックが爆走する道路に面しており、その危険性を認識しておきながら、柵も作らず放置して、あまつさえ小さい子供から目を離す。
親の怠慢が招いた事故ではないか。随分と子供思いの両親ぶってるけど、あんたらほんとに子供のこと考えてる?(笑)
あと、最後のエンドロールで猫の役者(?)の名前もちゃんと表記されてたのが面白かった。チャーチ役は4匹いるようです![インターネット(吹替)] 6点(2022-11-07 22:21:24)《改行有》
2. ヘレディタリー 継承
ミッドサマーが面白かったので、こっちも見てみた。
悪魔を召喚しようとしていた、というのが事件の真相ではあるけれど、その当たり少々理解がしにくい。
解説を読むと、細かいところにまで意味があり、「なるほど」とは思ったが、見てる時にそれを理解出来なければ意味はない。
一番怖かったのは、兄が妹の頭を電柱にぶつけてそのまま家に帰り、翌日母親が妹の死体を発見し、道路に転がる生首が映る一連のシーン。ここは怖すぎるんだけど。
母親が車にある首のない娘の死体を見るシーンは映像としてはないのだけれど、映像がないだけにそのシーンを想像すると寒気がする。
なんつー恐ろしいものを見せてくれるのか。
ただ、それ以外の点では、そこまでよくできたと思える映画ではなかった。
十分面白くはあったけれど。[インターネット(吹替)] 7点(2022-11-06 16:11:07)《改行有》
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