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1. ベン・ハー(1959)
この映画を初めて見たのはもう30年近く前、TVででした。当時はVTRなど無いワケですから「良かったから何度も見る」というのは不可能で、一所懸命心の中に焼き付けておくのが常でした(カセットデッキが登場してからはカセットに録音して、音を聞きながら場面を想像したもんです)。この作品はそんな私の心に強烈に焼き付けられた映画で、今見てもあの頃の興奮を思い出します。子供の頃見た時には冒険物語としてワクワクしましたが、大人になってからはベン・ハーの自分の人生は自分で切り開いて行く意思の強さや常に自分を裏切らない姿勢に心打たれました。「少年少女文学全集」的なモノを読んで育ったロマンチストには堪えられない映画と言う気がします。10点(2003-07-08 18:17:13)(良:2票)
2. ベニイ・グッドマン物語
<「グレンミラー物語」に関するネタバレあり>演奏シーンがどれも良い!見ながら思わず身体が動くし、普段は聞かないけどビッグバンドの楽しさを感じます。「グレンミラー物語」といっつも混同するんでよね。「死んだのどっちだっけ?」みたく。それってこれが「グレンミラー物語」の2番煎じだからなのか・・。「シング・シング・シング」がグッドマンで「茶色の小瓶」がミラーね。 7点(2003-11-13 10:55:12)
3. ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
ザ・フーの「トミー」を思い出しましたが、「トミー」よりタイト。音楽的にも映像的にもグラムロック系ですが、一貫して愛について語られていて、この手の映画には珍しく全然ドラッグが絡まない。ストイックな感じがする作品です。7点(2002-11-20 16:05:42)
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