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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. 暴走機関車 「ゆりかごを揺らす手」のレベッカ・デ・モーネイが女性乗務員だったんだね。ああいう職場に女性というのも最初は意外な気がしました。ジョン・ボイトを執拗に追いかける刑務所長のジョン・P・ライアンが狂気を秘めて好い感じですね。鉄道の司令室のケネス・マクミランが思ったより出番が少なくてちょっとガッカリ。まあ主役はジョン・ボイトであり、アンチヒーローを熱演しているのはたしかです。連結器のエピソードは、とっても痛さが伝わりますね。なにしろ、私もオートバイのチェーンで指を挟んだことあるので(関節砕けました(苦笑))、実感できます。痛いよぉ~!(笑)8点(2003-12-04 08:02:37) 22. 誇り高き戦場 《ネタバレ》 第二次世界大戦末期の1944年12月。ドイツ軍最後の反攻作戦"バルジ大作戦”が始まる。たまたまベルギーの連合軍の前線を慰問に訪れていたオーケストラの一団が、それに巻き込まれ、全員が捕虜になってしまう。ドイツ軍の指揮官マクシミリアン・シェルは、ヒトラーのやり方に懐疑的な面を持ち合わせている。ドイツ軍上層部からの命令は、楽団員全員の射殺であるが、彼はそれを一時保留し、彼らにドイツ軍のために演奏をさせることにする。オーケストラの指揮者チャールトン・ヘストンは射殺に猛反発し、なんとかして脱出しようと考えている。そんな中、アメリカ軍兵士が紛れ込んでいることがわかり、彼らをかくまうことにする。やがて、ドイツ軍の作戦が失敗、敗色が濃厚になり、シェルは撤退をすることになる。その時、再び楽団員の処刑が命令されるのだが・・・。 冒頭の慰問のシーン。ベートーベンの「運命」が演奏されます。これは彼らの運命を暗示する場面ですね。捕虜になった彼らに紛れたアメリカ兵が正体がばれそうになったときに、アメリカ国家をトランペットで吹くシーンがあります。結構この映画の中の見せ場のひとつだと思います。音楽という芸術に共通の理解を示すヘストンとシェルですが、非戦闘員と軍人という違いはあれ、結局は敵同士です。彼らの思惑が絡み合い、楽団員全員の命を懸けて、クライマックスの撤退シーンへとドラマは進みます。実際に起こった話ではありませんが、けっこうなリアル感が伝わってきます。ちなみに、この楽団員はすべて楽器には素人だったそうですが、演奏シーンは見事にさまになっています。8点(2003-11-26 10:26:39) 23. ポセイドン・アドベンチャー(1972) 《ネタバレ》 ぶら下がったまま神に悪態をつくジーン・ハックマン神父が迫力の演技です。地中海を航行中の豪華客船が大地震の影響で転覆するという発想は面白いのですが、外洋では地震津波はああいう高さにならないという事実はご愛敬でしょうか(笑)。生きたいと思う人達の想いがサバイバルをさせます。ラストに天井(実は船底)が開き、助けられるシーンはホッとしますね。 <以下2003年11月28日追記>ところでモーリン・マクガバンは助かったの?(笑) 彼女「タワーリングインフェルノ」でも歌っていたけど、あっちも助かったのかな? <2003年11月29日追記>そういえば、あの船の船長、レスリー・ニールセンだったんだよね。まだあの頃は真面目路線を突っ走っていたのが妙に懐かしい(笑)。8点(2003-11-19 06:17:20) 24. 暴走特急 唐辛子スプレーを目に入れられても平気なテロリストが凄い!(笑) ハイテク兵器のデモンストレーションを奴らがするのも凄いけど、それをひとりでやっつけるセガールも強い!(笑)7点(2003-11-19 05:26:37) 25. ポパイ オリーブやポパイのアニメ体型を実写にするのだから、無理があります。アニメの動きの良さやぶっ飛んだ感じを再現し切れていないし、ストーリーも印象に残らない。失敗作かな。5点(2003-11-19 04:36:15) 26. ボーン・アイデンティティー 《ネタバレ》 最初から謎が多すぎて、なかなかストーリー展開がつかめなかった感じですが、ラストの公聴会のシーンなど、典型的なトカゲの尻尾切りを演出してましたね。主人公の女性がもう少し魅力的だったら、ジミーちゃんがエンディングで会いに行くのも納得するけど、ちょっと不足だったなあ。全体に画面が暗くてアクションの様子が見にくかったのも残念です。6点(2003-08-15 00:20:48)
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