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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. マディソン郡の橋 《ネタバレ》 結構みなさんの評価は厳しいのですね。この作品は見る人の年代や立場によって 評価はかなり分かれてしまうのだと思います。私の友人は「結局、フランチェスカ は家族をずっと欺いていたんじゃない」と批判的でした。私ももっと若い頃に 観ていれば同じような感想をもったかもしれません。しかし、私は二人の恋愛を 世間的な「不倫」と切って棄てる気にはなれません。一人の連れ合いを一生同じように 愛し続けるのは困難ですし、色々な人にそれなりの感情を抱くのは自然なことで あると思います。家族を守りながら、一方で男への想いを持ち続けた切ない 彼女の生き方を責める気にはなりませんでした。 ストーリー自体はそれほど新鮮なものでもないと思うのですが、映画自体はそれな りのレベルに仕上がっているのは、やはり主役二人の演技に負うものでしょうか。 ところで、夢を抱いてアメリカへやって来たが、いつしか田舎で家族との平凡な 日々に埋没してしまっていたフランチェスカの心が、夫とは全く違うタイプの男性 に呼び覚まされる、という設定には無理がないのですが、世界中を歩き、色々な人 との経験を積んで来たロバートが、彼女にあそこまで引かれた理由が今一つ理解 できませんでした。 7点(2004-10-17 20:53:00)《改行有》 2. マキシマム・リスク 《ネタバレ》 結構面白かったです。 ヴァンダムがセガールのようにもっと無敵なのかと思ったら意外と 現実的なレベルで返って格闘シーンははらはらしました。 何度も何度も街をめちゃくちゃにして繰り広げられたカーチェースも みごたえありました。 双子や、ロシアンマフィア絡みや悪徳FBIのプロットはどれも新鮮味は ないしストーリー自体も単純なものですが、その割には話がまとまって いて最後まで飽きずに楽しめました。 女の子の好みは人それぞれとは思うのですが、アレックスがもう少し 自分好みだったらもっと良かったのですが。[地上波(吹替)] 6点(2020-04-29 14:30:45)《改行有》 3. マイ・インターン 格差社会、分断社会、少子高齢化、地球温暖化などなど殺伐とした 世の中で、映画も希望のないものが多い中で、いい人ばかりのいい お話でほっとさせられる内容ではあります。 しかし現実では絶対ありえないだろうな、という冷めた気分も 感じないではありませんでした。 あんな控えめで穏やかなナイス高齢者はまずいないでしょうね。多くは 卑屈になるか、あるいは自分のキャリアに固執して吹聴するのが現実。 受け入れる側も、キャリアのある年長者が入社してくれば、妬みや中傷の 入り混じった悪意に満ちたバッシングを受けるのが常だと思います。 このギャップを埋めるにはベンやジュールや周囲の人たちをじっくりと 描く必要があったのですが、映画の枠ではそれは無理で、なんか話が トントン拍子に都合良く進んでしまった感は否めませんでした。[地上波(吹替)] 6点(2019-10-07 13:46:18)《改行有》 4. 迷い婚 -全ての迷える女性たちへ- 題名でも分かるように、仕事にも恋人にも恵まれながら、結婚に不安を感じて躊躇する女性をテーマとした映画のようなのですが、私には、サラの一家は果たして「卒業」の題材になった一家なのか、サラは「卒業」のエレン(サラの母)とベン(ボー・バローズ)の間に出来た子供なのか、という謎解きの方に興味をかきたてられました。そういう意味で、この映画に「卒業」のプロットがなかったなら、至極平凡な映画になっていたのではないかと思います。ジェニファー・アニストンは「フレンズ」のレイチェル役のイメージを抜けきれていなかったのですが、この映画で多少彼女の演技力を見直しました。(ちなみに、映画はまだ一般公開前ですが、ユナイテッド航空の機内映画で見ました)[ビデオ(吹替)] 6点(2006-05-21 21:55:09)
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