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【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. マックィーンの絶対の危機(ピンチ) 《ネタバレ》 子供時分に観て今でも覚えているシーン。陽気な理髪師が長髪青年をシャンプーして、すすぐ段になって排水溝からニョロ~と出てきたアメーバに・・・震え上がりましたよ。長年観直してみたかったところで出会えた本作は28歳マックィーン主演の正編だったというのに無限へぇ。他愛ない筋立てでニョロニョロも微笑ましい安上がりな作品。しかし、面構えとちょっとした身のこなしに後の大スターの片鱗がうかがえた若きマックィーンが観られる掘出物の一品。[DVD(字幕)] 7点(2024-01-23 01:14:58) 2. マネーボール 広岡達朗さんが思い浮かびました。嫌われる事を苦にせず信念を貫くGMをブラッド・ピットが好演。選手目線、監督目線でなく、GM目線で描かれる毛色の変わった良作。[DVD(字幕)] 7点(2023-12-15 02:37:36) 3. マルコヴィッチの穴 「たとえば どうにかして 君の中 ああ 入っていって その瞳から僕をのぞいたら・・・・」稲葉さんは本作をご覧になったのだろうか? レストランシーンに爆笑。出演を引き受けたジョン・マルコヴィッチはアッパレというか唖然とするというか。怪作ながら飽きること無く一気見できました。[DVD(字幕)] 5点(2023-12-12 23:47:42)《改行有》 4. マーベラス 70歳とは思えないマイケル・キートンの観るに堪えるアクションシーンに拍手。加えてマギー・Qへの仄かな思い(何でやねんとは思いますが)を表す演技は流石。お久しぶりなT-1000のお姿が嬉しい。何がどうなってるのか今思い返しても良く分からないストーリーが残念。そこを差し引いても、まぁまぁ楽しめた作品です。[DVD(字幕)] 7点(2023-09-19 16:52:06) 5. マーニー ヒッチコック、ショーン・コネリーの組み合わせに惹かれての鑑賞。 興味深かったマーニーのトラウマが分かった時点で、それと手癖の悪さが結びつかず、そんな性悪に惚れるマークの心境が理解出来ず。巨匠らしからぬ盛り上がりに欠ける作品で、ショーン・コネリーも見せ場無く期待は空振りに。 ワンシーンに登場した男性が目元がブルース・ダーン似だと思ったら当人だったという。こういう嬉しい発見に+2点。[DVD(字幕)] 5点(2023-08-22 23:36:47)《改行有》 6. マリアンヌ 《ネタバレ》 スパイ同士が結婚して子供を授かる。三人仲良く幸せに暮らしましたとさ、にはならない因果応報な結末。落とし前を付けるマリアンヌの前ではマックスの小者感が際立つ。マリオン・コティヤールの好演が印象深い作品。[インターネット(字幕)] 6点(2023-07-17 11:09:37) 7. 間違えられた男 《ネタバレ》 冒頭で監督が語る「これは実話です」が納得のドンパチも追いかけっこも無い地味~~~な作りです。 普通の男性がある日突然誤認逮捕される理不尽さが音楽効果もあって胃に堪えます。ヘンリー・フォンダが一貫して淡々としているのに、濡れ衣を晴らすシーンを待ちわびる。苦手な彼を初めて魅力的に思えた名演でした。更なる名演が奥さん役のヴェラ・マイルズ。予想もしてなかった驚きの展開での真に迫る壊れ模様が哀れであり、淡々と彼女を守ろうとするご主人にホロリとすると共に、間違えた奴等に怒り心頭。誰一人として一家に謝罪する者が居なかったのに血管ぶち切れ。 2年の月日を思うとめでたさも中くらいではありますが一家の後ろ姿にホッとするところです。 巨匠にしては異色作ながら印象深い良作でした。[DVD(字幕)] 8点(2023-06-17 02:18:17)《改行有》 8. マーティ 当時の感覚なのか行き遅れが強調されている男女のお話。結婚したらしたで苦労が待ち構えているところも描かれています。(まぁ、結婚というのは親族もろもろ抱えての事なので当然かと) 淡々とした善人役でも包容力を見せるアーネスト・ボーグナインは流石の存在感ではありますが、彼を含めオスカー4部門受賞には到底思えなかった平板で退屈な作品でした。[DVD(字幕)] 4点(2023-04-17 11:41:22)《改行有》 9. ママの想い出 「良い話だなぁ」と素直に言える強い絆で結ばれた一族のホームドラマ。精神的支柱であるママを中心に描かれており、経済を支えているパパの存在が薄過ぎたのが今一つ残念に思えましたが、名匠の良作を堪能出来ました。[インターネット(字幕)] 7点(2023-01-23 01:41:16) 10. マリアンの友だち マリアンとヴァルが意気投合して憧れのピアニストをストーキングするのをメインに友情や親子の愛憎を交えたお話。少女らしい初心で溌剌とした言動が微笑ましく好感。憧れのピアニストをピーター・セラーズが演ずるからにはマトモで有るはず無く思いっきり不埒な男で、抑えめながらも彼らしい怪演ぶりにクスッと笑わせて貰えました。人生これから山あり谷ありよと言わんばかりのラストショットが余韻を残します。お目当てジョージ・ロイ・ヒル監督作とは思えない異色な一品。[映画館(字幕)] 7点(2022-11-26 23:10:08) 11. マレフィセント2 いい仕事していると感心した映像の美しさに話がついていけてないようで。語られているところの共存が奥行きがないもので退屈でした。上品さと邪悪さがいい塩梅だった王妃がアンジーを食ってしまう存在感。ミシェル・ファイファーだったとは10000へぇ。どうりで綺麗なはずです。3はあるのでしょうか? もう打ち止めで良いと思いました。[DVD(字幕)] 5点(2022-06-29 16:09:32) 12. 幻の女(1944) 撮影の知識に疎い私ですが、モノクロ画面は見惚れてため息が出た美しさ。昨日観た風雲のチャイナはカラーだとさぞや綺麗だったでしょうが、本作はモノクロでなくてはいけないなと思うところです。中盤で犯人が分かるまではのめり込みましたが、以降はトーンダウンしていったのが残念。並の脚本でも映像と演出で秀作になった印象深い一品です。[インターネット(字幕)] 7点(2022-06-27 16:48:06) 13. 魔人ドラキュラ ドラキュラ伯爵像を確立させたベラ・ルゴシ。能楽のような立ち居振る舞いで端正な顔立ちながら見開かれた目はまさに人外。唯一無二のキャラクターを得ながらトッド・ブラウニングらしからぬおとなしい演出が何とも惜しいところです。[DVD(字幕)] 7点(2022-06-14 01:21:04) 14. まごころを君に お目当てクレア・ブルームは可も無く不可も無し。クリフ・ロバートソンの「凄い!」演技はオスカー受賞に相応しいものでした。ブランコを漕ぐ姿が幸せ一杯に見えるのが何とも切ないラストショットでありました。[DVD(字幕)] 7点(2022-06-13 01:10:50) 15. マレフィセント 《ネタバレ》 眠れる森の美女とは似て非なる筋立て。ディズニーがよく承知したとびっくりした、男に裏切られ復讐心にたぎるマレフィセントを何時も以上に真っ赤で美しい唇のアンジーが貫禄タップリに好演。オーロラの母親の失意を思うと消沈で、そこを描かないのは異議あるところです。[DVD(字幕)] 6点(2022-06-07 15:30:05) 16. マルタの鷹(1931) 観ているうちに1941年ハンフリー・ボガート版が思い出されました。そうそう、こんな展開だった、ペラペラ喋ってたっけ・・。本作のリカルド・コルテスはニタニタ・・もとい、ニコニコ笑う陽気なサム・スペードでした。決めるところはまぁまぁ決めてくれましたが、探偵の矜持を魅せてはもらえなく、相手役のビーブ・ダニエルズ(トップ・クレジットになっていた)のヴァンプぶりも今一つで、結末の盛り上がりに欠けたところが残念。[DVD(字幕)] 6点(2022-05-06 01:29:55) 17. マリグナント 狂暴な悪夢 2日間に亘っての鑑賞となりました。 1日目、話の先行きが見えなくて、演出も「出るぞ、出るぞ・・ハイ出た~」の単調さで丑三つ時も相まって「何じゃこりゃ・・・もう、ダメ、寝る」 3点 2日目、ガブリエルの正体が分かった時点から結末までの一気呵成の展開がお見事。遅まきながら脚本の上質さが分かり、大立ち回り大殺戮シーンもグロより美しさを感じるもので、昼食を摂りながらでしたが普通に喉を通るものでした。監督始めスタッフの方々の仕事ぶりに拍手。 9点[DVD(字幕)] 6点(2022-03-28 13:42:27)《改行有》 18. マイヤーリング<TVM> アナトール・リトヴァク監督による1936年版をリメイクしたTV映画。シャルル・ボワイエ、ダニエル・ダリューの濃い風貌でのコッテリ演技に対してメル・ファーラー、オードリー・ヘプバーンは至極薄味で怒りに囚われる事は無いものの、盛り上がりません。[DVD(字幕)] 5点(2022-03-19 20:03:44) 19. マーズ・アタック! 以前に観ているのですがジャック・ニコルソン出演以外記憶無し。 豪華キャストの中でシルヴィア・シドニー86歳のお姿が拝めるとは奇跡的で無限へぇ。笑顔に往年の面影があり、美味しいところを持っていったラストパフォーマンスに大拍手。 問答無用の殺戮集団火星人は突き抜けぶりに笑わされ、且つ、アメリカの建国に於ける先住民に対する仕打ちそのもので萎える部分もありました。 今度は記憶に留まるであろう怪作です。[DVD(字幕)] 8点(2022-03-14 16:20:10)《改行有》 20. 真夜中の銃声 脚本がお粗末に過ぎます。クリスティン・スコット・トーマスは目を瞠る美しさではありますが、身勝手で浅はかでしょうもない人物像で、絡む男性陣も枕を並べて討ち死にのような魅力皆無の者ばかり。時代背景も思わせぶりなだけ。サスペンスの「サ」の字もありゃしない。画面がパッと華やぐアン・バンクロフトの貫禄十分のお姿に加点。[DVD(字幕)] 3点(2022-03-08 04:06:44)
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