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プロフィール |
コメント数 |
1395 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
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21. 街の灯(1931)
これまたモロ直訳ながら名邦題の鑑!!名作「サーカス」から実に3年をかけて完成に漕ぎ着け、以後チャップリンが自ら作曲も手掛けるようになった記念すべき傑作である。実話に基づいたストーリーであることは最早有名な周知の事実だが、パクリなどというレベルを完全に振り切った渾身のシナリオで周囲の揶揄を払拭したのは痛快の一語。どなたも触れているので今更とは思うが、矢張り書かずにいられないのは勿論ラストのたった3枚の字幕。「You?」「You can see now?」「I can see now.」ブラボー!トレビアン!イヤ全く素晴らしい!!これほど簡潔にして要領を得た、切なさといじらしさが同居した愛らしい会話が、トーキーへと移行した後に一体幾つあったというのだろうか?チャップリンが凡百のお笑い芸人と全く次元を異にする天才たる所以である。勿論、当然、絶対に10点満点しかありえない!!!10点(2003-02-01 01:44:19)(良:1票)
22. マックス、モン・アムール
あのー、コレってフランス映画だけど…。シャーロット・ランプリング扮する人妻とチンパンジーの間に愛が生まれ…って言っても、チンパンジーぬいぐるみバレバレなのに、開き直ったかの如く出ずっぱりだし、シチュエーション・コメディかと思ってたらマジだし。大島渚ってナニ考えてんだ???4点(2003-01-30 14:08:39)
23. まごころを君に
クリフ・ロバートソン一世一代の名演…なんだけど、矢張り原作には遠く及びません。現在入手可能な原作はダニエル・キイスが書き直した長編ヴァージョンですが、ちょっと枝葉が付き過ぎていて、最初に発表した中編の方がピリッと締まっており、ラストはよりグッときます。流石ヒューゴー賞を受賞するだけのことはある!に比べると映画版はラルフ・ネルスンの演出がタルみを見せていてスキが多すぎるのが難点。6点(2002-12-23 12:32:22)
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